昨日はアメリカが休みだったが、ユーロの戻り売りでオーダーを出しておいた。1.34台乗せの1.3405でまずは売り、1.3435でナンピンの売り、そして1.3455で全部を買い戻して手じまうというもの。欧州市場の序盤で1.3405の売りがダンになって、とりあえずユーロドルを持つことができたが、グローベックスでは米国株がちょっと戻り歩調でもあったし、多少は怖い。
目の前ではユーロは全面安になっているが、ユーロドルの下げはあまり活発ではなかった。1.33台の戻るまで差し込んで、これで今日の分は終わりかなと思っていたが、欧州株も下げ幅を核出してきたのでリスク回避の姿勢が強まって行った。
US勢がほとんどいないのだから、夜中にダイナミックな動きは期待できないと思っていたのが、市場の不安心理が急速に高まっているのがわかる。これまで安全とされてきたドイツの国債で札割れを起こしたり、アメリカの議会でスーパーコミティでも合意が取れずに財政赤字に黄色信号がともっている。
そのうえ日本国債の格下げの可能性まで指摘されたとあっては、危険回避する先がなくなってしまうではないか。ニューヨーク市場ではユーロが安いまま。ユーロドルは1.33台のローで固まっており、いつでも安値更新の準備ができているという感じとなった。
さてスモールだが、ユーロドルのショートをオーバーナイトで持ちこして、本日の相場に臨んだ。アジア時間では日本株なども安いには安いのだが、ほとんど値幅はなし、日経先物は8100円台にステイしたまま、40円しか動かなかった。欧州市場の動向も見極めたいという見方も強いのだろう。私もポジションを動かせない。
欧州市場では強烈なリスク回避でスタート。ユーロドルは1.32台に突入してきたし、こうなったら私もネクスト売りの場探しをしないといけない。本日の朝の戻し高値のレベルである1.3350まで上がってしまったら別の相場になってしまうので、そこまでは待てない。やはり1.3290といった1.32台の後半待ちだろうか?1.33台に乗せてきたら、すべてのポジションをクローズして次のアクションを考えることに。
今晩はほとんどイベントがない。米国勢もお休みの谷間なので、あまりやる気はないだろう。やはり注目は欧州の債券市場となる。とくにイタリアの2年債が7.5%に近づいているので、要注意である。
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