本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』、そして『米国の経済指標の発表』や『欧州各国の国債の動向』にあり。
米国の経済指標は、
・23時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・24時00分:米)消費者信頼感指数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・翌6時45分:NZ)住宅建設許可
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・ユーロ圏財務相会合
・イタリア、ベルギーの国債入札日
・米国の主要企業の決算発表→ティファニー、他
・クリスマス休暇入りで市場参加者が減少する点
・欧州各国の国債の動向(特に高債務国の国債利回りに敏感)
・欧州の債務問題(ギリシャから欧州各国に広がる)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式など)
・日本政府&日銀による為替介入への警戒感
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
本日は、ユーロ圏財務相会合の開催日かつ、イタリア、ベルギーの国債入札日。
本日の米国の経済指標は、消費者信頼感指数がメイン。
その他、S&P/ケース・シラー住宅価格指数も発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などを主要因に大きく上下している。
先週の金融市場は、欧州の債務問題への懸念や欧米の株式市場の下落でリスク回避の流れが加速したが、今週に入って、大きめに反発している。
本日は、引き続き欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での金融市場の方向性を見極めたい。
特に、欧州各国の国債の入札状況や利回り、欧米の株式市場の動向に敏感になっている。
その他、クリスマス休暇入りで市場参加者が減少していく時期であることや11月での月末要因も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・23時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・24時00分:米)消費者信頼感指数
→2つの時間に2種類の経済指標。消費者信頼感指数が本日のメイン。注目度及び影響度は高い。しかしやはり、欧米の株式市場の動向での影響にも注意したいところ
・翌6時45分:NZ)住宅建設許可
→発表でのNZドルへの影響はまずまず
11月28日~の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼欧州各国の国債の動向(特に高債務国の国債利回りに敏感)
▼欧州の債務問題(ギリシャから欧州各国に広がる)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼クリスマス休暇入りで市場参加者が減少する点
▼米国が感謝祭絡みの連休明けとなる点
▼主要な経済指標の発表(米・雇用統計が中心)
▼日本政府&日銀による為替介入への警戒感
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の国債の動向(長期金利の動向はドルに影響を与えやすい)
▼金融当局者や要人による発言
▼11月の月末要因及び12月の月初め要因
▼金や原油などの商品市場の動向
▼ベージュブック(米地区連銀経済報告)の公表
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11月29日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・ユーロ圏財務相会合 ・イタリア、ベルギーの国債入札日 ・米国の主要企業の決算発表→ティファニー、他 |
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08:30 | 日)失業率 | × | 4.2% | 4.1% | ||||||||||
↑・有効求人倍率 | 0.68 | 0.67 | ||||||||||||
日)全世帯家計調査消費支出 | × | -1.5% | -1.9% | |||||||||||
08:50 | 日)小売業販売額 | △ | +0.7% | -1.1% | ||||||||||
↑・大型小売店販売額 | -1.2% | -3.6% | ||||||||||||
15:00 | 南ア)マネーサプライM3 | × | +6.65% | +6.80% | ||||||||||
16:00 |
英)ネーションワイド住宅価格指数 [前月比/前年比] |
△ | ±0.0% | +0.4% | ||||||||||
+1.3% | +0.8% | |||||||||||||
18:30 | 英)消費者信用残高 | × | +5億 | +6億 | ||||||||||
英)住宅ローン承認件数 | × | 5.18万件 | 5.1万件 | |||||||||||
英)マネーサプライM4 | × | - | -1.7% | |||||||||||
南ア)第3四半期GDP [前期比年率/前年比] |
○ | +1.8% | +1.3% | |||||||||||
+3.1% | +3.0% | |||||||||||||
19:00 | 欧)消費者信頼感【確報値】 | × | -20.4 | -20.4 | ||||||||||
22:30 | 加)第3四半期経常収支 | △ | -111億 | -153億 | ||||||||||
23:00 |
米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前月比/前年比] |
BB | ±0.0% | -0.05% | ||||||||||
-3.00% | -3.80% | |||||||||||||
24:00 | 米)消費者信頼感指数 | AA | 44.0 | 39.8 | ||||||||||
米)住宅価格指数 | C | -0.1% | -0.1% | |||||||||||
25:30 | 米)イエレンFRB副議長の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
26:15 | 米)ラスキンFRB理事の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
26:27 | 米)ロックハート:アトランタ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
翌 06:30 |
米)ウィリアムズ:サンフランシスコ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
翌 06:45 |
NZ)住宅建設許可 | ○ | - | -17.1% | ||||||||||
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