1月10日(火)■『欧州の債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。

米国以外の経済指標は、
・06時45分：NZ)住宅建設許可
・09時30分：豪)住宅建設許可
・時間未定：中)貿易収支
・22時15分：加)住宅着工件数
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・10日の五十日
・日本が連休明けとなる点
・米ニューハンプシャー州で共和党予備選挙
・ガイトナー米財務長官が訪中(10日・11日)
・今週、米国の長期国債の入札が相次ぐ点(10日3年債/11日10年債/12日30年債)
・欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
・欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ＆入札状況や利回りに敏感)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も)
・金融当局者や要人による発言
・12日に、ECB金融政策発表＆ドラギECB総裁の記者会見が控える点
などの要因に注意。


★★★

日本が連休明けで、10日の五十日。
ガイトナー米財務長官が訪中し、米国ではニューハンプシャー州で共和党予備選挙が行われる。

本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下してきた。

特に年末年始は、ユーロ売り・ドル買いの流れが強いトレンドとなっている。年明けの先週の為替相場は、大きくユーロ売り・ドル買い方向に傾いたが、週明けの昨日はドル売り・ユーロ買いが優勢となった。

本日は、引き続き、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性を見極めたい。
為替相場は、欧州債務問題絡みの話題や欧米の株式市場の動向に敏感。
年末年始と大きく進んだユーロ売りが継続するかどうかが最も重要となる。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・06時45分：NZ)住宅建設許可
→影響力はまずまず

・09時30分：豪)住宅建設許可
→影響力はなかなか

・時間未定：中)貿易収支
→影響力はなかなか。中国の経済指標は金融市場全体に影響を与えやすい

・22時15分：加)住宅着工件数
→影響力はまずまず

※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→本日も注目度の高い経済指標の発表はなし。株式市場の動向での金融市場のリスク許容度が重要。為替相場においては、結局のところ、昨日反発したユーロ売りが継続するかどうかが最も重要


1月9日～の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ＆入札状況や利回りに敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼ECB金融政策発表＆ドラギECB総裁の記者会見
▼主要な経済指標の発表
▼米国の国債の動向(今週長期国債の入札が相次ぐ＆ドルに影響しやすい)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表

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1月10日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・10日の五十日 ・米ニューハンプシャー州で共和党予備選挙 ・ガイトナー米財務長官が訪中(10日・11日)
06:45		NZ)住宅建設許可	○	+3.3%	+11.2%
09:01		英)RICS住宅価格	×	-19%	-17%
09:30		豪)住宅建設許可 [前月比/前年比]	○	+6.0%	-10.7%
				-	-29.8%
未定		中)貿易収支	○	+88.0億	+145.3億
16:45		仏)鉱工業生産	×	-0.2%	±0.0%
19:00		南ア)Naamsa自動車販売	×	-	+11.7%
22:15		加)住宅着工件数	○	18.55万件	18.11万件 (18.12万件)
24:00		米)IBD/TIPP景気楽観度指数	C	45.3	42.8
		米)卸売在庫	C	+0.5%	+1.6%
24:30		米)ウィリアムズ：サンフランシスコ連銀総裁の発言	B	要人発言
25:10		米)ピアナルト：クリーブランド連銀総裁の発言	B	要人発言
27:00		米)3年国債入札	BB	320億ドル
		米)ジョージ：カンザスシティー連銀総裁の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

ユーロドルに注力のため、見送り

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基本ショートで、下落追随

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