1月11日(水)■『欧州の債務問題』と『欧米の株式市場』、そして『ベージュブック』と『明日にECB金融政策結果発表を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題』と『欧米の株式市場』、そして『ベージュブック』と『明日にECB金融政策結果発表を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。

米国以外の経済指標は、
・18時30分：英)貿易収支
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・28時00分：米)地区連銀経済報告（ベージュブック）
・ドイツ国債の入札日
・独伊首脳会談
・ガイトナー米財務長官が訪中(10日・11日)
・米国の週間原油在庫の公表日
・今週、米国の長期国債の入札が相次ぐ点(10日3年債/11日10年債/12日30年債)
・明日に、ECB金融政策発表＆ドラギECB総裁の記者会見が控える点
・欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
・欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ＆入札状況や利回りに敏感)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

ドイツ国債の入札日であり、独伊首脳会談が開催される。
また、米地区連銀経済報告（ベージュブック）が公表される。

本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下してきた。

特に年末年始は、ユーロ売り・ドル買いの流れが強いトレンドとなっている。年明けの先週の為替相場は、大きくユーロ売り・ドル買い方向に傾いたが、今週は週明けからドル売り・ユーロ買いが優勢となり、反発した後は揉み合いが続いている。

本日は、引き続き、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性を見極めたい。
為替相場は、欧州債務問題絡みの話題や欧米の株式市場の動向に敏感で、年末年始と大きく進んだユーロ売りが継続するかどうかが最も重要。
本日は、ドイツ国債の入札やベージュブック、明日にECB金融政策発表＆ドラギECB総裁の記者会見を控える点に要注目。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・18時30分：英)貿易収支
→発表での影響はまずまず

・28時00分：米)地区連銀経済報告（ベージュブック）
→本日も注目度の高い経済指標の発表はなく、次回FOMCの叩き台となるベージュブックの公表のみ。注目度はそれなりにあるが反応は限定的か。株式市場の動向での金融市場のリスク許容度が重要。為替相場においては、結局のところ、今週に入って反発揉み合いとなっているユーロ売りが継続するかどうかが最も重要と考える


1月9日～の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ＆入札状況や利回りに敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼ECB金融政策発表＆ドラギECB総裁の記者会見
▼主要な経済指標の発表
▼米国の国債の動向(今週長期国債の入札が相次ぐ＆ドルに影響しやすい)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表

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1月11日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・ドイツ国債の入札日 ・独伊首脳会談 ・ガイトナー米財務長官が訪中(10日・11日) ・米国の主要企業の決算発表 ・明日に、ECB金融政策発表＆ドラギECB総裁の記者会見が控える
08:30		豪)ウェストパック消費者信頼感	×	-	-8.3%
14:00		日)景気動向指数【速報値】 [一致CI指数/先行CI指数]	×	90.3	91.4
				92.9	92.0
18:30		英)貿易収支	○	-84.00億	-75.57億
21:00		英)キャメロン英首相の発言	△	要人発言
		独)メルケル独首相の発言	△	要人発言
22:40		米)エバンズ：シカゴ連銀総裁の発言	B	要人発言
23:00		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁の発言	B	要人発言
24:30		米)週間原油在庫	BB	-	+221万
26:30		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀総裁の発言	B	要人発言
27:00		米)10年国債入札	BB	210億ドル
28:00		米)地区連銀経済報告（ベージュブック）	A	-	-
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

ユーロドルに注力のため、見送り

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基本ショートで、下落追随

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