1月20日(金)■『欧州の債務問題への懸念』と『欧米の株式市場の動向』、そして『週末要因＆五十日要因』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への懸念』と『欧米の株式市場の動向』、そして『週末要因＆五十日要因』にあり。

米国の経済指標は、
・24時00分：米)中古住宅販売件数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・09時30分：豪)第4四半期輸入物価指数
・18時30分：英)小売売上高＆【除自動車】
・21時00分：加)消費者物価指数＆【コア】
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・週末要因＆五十日要因
・独仏伊首脳会議
・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表→GE、シュルンベルジェ、IBM、他
・欧州の債務問題(欧州各国に広がる、大手格付け会社による格下げが相次ぐ)
・欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ＆入札状況や利回りに敏感)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・金融当局者や要人による発言
・明日に米国のサウスカロライナ州の予備選挙を控える点
・22日から中国などが旧正月入りとなる点
などの要因に注意。


★★★

本日は、週末金曜日で20日の五十日。
また、独仏伊首脳会議が行われる。

米国の経済指標は、中古住宅販売件数がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
その他、米国の主要企業の決算発表にも注目が集まる。

ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下している。特に、欧州債務問題への懸念などでユーロの変動が非常に大きくなっている。
今週に入ってのユーロはオープン直後こそ下落したが、その後は反発が優勢となっている。

週末・五十日の本日は、引き続き、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性に注視したい。
為替相場は、欧州債務問題絡みの話題や欧米の株式市場の動向に敏感になっている。
一旦の材料出尽くしとなった感がある中、ここまで長い間続いてきたユーロ売りが再開するのか反発が優勢なままになるのかの見極めが重要となりそう。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・09時30分：豪)第4四半期輸入物価指数
→発表での影響はまずまず

・18時30分：英)小売売上高＆【除自動車】
→発表での影響は非常に大きい

・21時00分：加)消費者物価指数＆【コア】
→発表での影響は非常に大きい

・24時00分：米)中古住宅販売件数
→本日の米国の経済指標はこれぐらい。発表での変動にも注意したいが、欧米の株式市場や欧州債務問題での方向性の方に要注目


1月16日～の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼16日(月)、米国が祝日(キング牧師誕生日)のため休場となる点
▼欧州の債務問題(欧州各国に広がる、大手格付け会社による格下げが相次ぐ)
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ＆入札状況や利回りに敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が本格化する点
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の国債の動向(国債利回りはドルに影響)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼来週にFOMC(24日・25日開催、25日に結果発表)を控える点
▼22日から旧正月入りとなる点(中国などが休場となる)

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1月20日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週末金曜日 ・20日の五十日 ・独仏伊首脳会議 ・明日に米国のサウスカロライナ州の予備選挙を控える ・22日から中国などが旧正月入り ・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表→GE、シュルンベルジェ、IBM、他
09:30		豪)第4四半期輸入物価指数	○	+0.6%	±0.0%
		↑・第4四半期輸出物価指数	△	-2.0%	+4.0%
11:30		中)HSBC製造業PMI	△	-	49.0
13:30		日)全産業活動指数	×	-0.9%	+0.8%
14:00		日)景気動向指数【確報値】 [一致CI指数/先行CI指数]	×	-	90.3
				-	92.9
16:00		独)生産者物価指数 [前月比/前年比]	△	+0.1%	+0.1%
				+4.6%	+5.2%
18:00		欧)レーン欧州委員の発言	△	要人発言
18:30		英)小売売上高 [前月比/前年比]	◎	+0.6%	-0.4%
				+2.4%	+0.7%
		↑・小売売上高【除自動車】 [前月比/前年比]		+0.7%	-0.7%
				+1.7%	+0.5%
21:00		加)消費者物価指数 [前月比/前年比]	◎	-0.2%	+0.1%
				+2.7%	+2.9%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		-0.2%	+0.1%
				+2.2%	+2.1%
22:30		加)卸売売上高	△	+0.5%	+0.9%
24:00		米)中古住宅販売件数	A	465万件	442万件
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

なし

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米国の株式市場の上昇継続した場合→ロングヨリ、米国の株式市場が崩れた場合→ショートヨリ

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