1月19日(木)■『欧州の債務問題への懸念』と『欧米の株式市場の動向』、そして『米国の経済指標の発表』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への懸念』と『欧米の株式市場の動向』、そして『米国の経済指標の発表』にあり。

米国の経済指標は、
・22時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・22時30分：米)消費者物価指数＆【コア】
・22時30分：米)住宅着工件数/建設許可件数
・24時00分：米)フィラデルフィア連銀景況指数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・06時45分：NZ)第4四半期消費者物価指数
・09時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・時間未定：米)バンク・オブ・アメリカ決算発表
・時間未定：米)モルガン・スタンレー決算発表
・時間未定：南ア)SARB政策金利＆声明発表
・ECB月例報告
・スペイン長期国債入札
・米国の週間原油在庫の公表
・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表→バンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレー、マクモラン、アメリカン・エキスプレス、マイクロソフト、インテル、グーグル、他
・欧州の債務問題(欧州各国に広がる、大手格付け会社による格下げが相次ぐ)
・欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ＆入札状況や利回りに敏感)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

本日は、ECB月例報告とスペイン長期国債入札、SARB政策金利＆声明発表が行われる。

米国の経済指標は、注目度の高いもの発表が目白押し。
週間新規失業保険申請件数、消費者物価指数＆【コア】、住宅着工件数/建設許可件数、フィラデルフィア連銀景況指数に注目が集まる。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
その他、マイクロソフト、インテル、グーグルといった主要企業やバンク・オブ・アメリカとモルガン・スタンレーなどの大手金融機関の決算発表にも注目が集まる。

ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下している。特に、欧州債務問題への懸念などでユーロの変動が非常に大きくなっている。
今週に入ってのユーロはオープン直後こそ下落したが、その後は反発が優勢となっている。

本日は、引き続き、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性に注視したい。
為替相場は、欧州債務問題絡みの話題や欧米の株式市場の動向に敏感になっている。
一旦の材料出尽くしとなった感がある中、ここまで長い間続いてきたユーロ売りが継続するのか一旦反発するのかの見極めが重要となる。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・06時45分：NZ)第4四半期消費者物価指数
→発表での影響は非常に大きい

・09時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
→発表での影響は非常に大きい

・時間未定：米)バンク・オブ・アメリカ決算発表
・時間未定：米)モルガン・スタンレー決算発表
→内容次第。株式市場への影響に注意

・時間未定：南ア)SARB政策金利＆声明発表
→注目度はそれなりにあるが反応は限定的か

・22時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・22時30分：米)消費者物価指数＆【コア】
・22時30分：米)住宅着工件数/建設許可件数
・24時00分：米)フィラデルフィア連銀景況指数
→2つの時間に4種類の経済指標。注目度はいずれもカナリ高いが、その発表自体の為替への影響よりも、株式市場の方向性に注目したい


1月16日～の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼16日(月)、米国が祝日(キング牧師誕生日)のため休場となる点
▼欧州の債務問題(欧州各国に広がる、大手格付け会社による格下げが相次ぐ)
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ＆入札状況や利回りに敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が本格化する点
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の国債の動向(国債利回りはドルに影響)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼来週にFOMC(24日・25日開催、25日に結果発表)を控える点
▼22日から旧正月入りとなる点(中国などが休場となる)

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1月19日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・スペイン長期国債入札 ・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表→バンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレー、マクモラン、アメリカン・エキスプレス、マイクロソフト、インテル、グーグル、他
06:45		NZ)第4四半期消費者物価指数 [前期比/前年比]	◎	+0.4%	+0.4%
				+2.6%	+4.6%
09:01		英)ネーションワイド消費者信頼感	×	38	40
09:00		NZ)ANZ消費者信頼感指数	×	-	108.4
09:30		豪)失業率	◎	5.3%	5.3%
		↑・新規雇用者数		+1.00万人	-0.63万人
18:00		欧)ECB月例報告	△	-	-
		欧)経常収支	×	-	-75億
未定		米)バンク・オブ・アメリカ決算発表	BB	大手金融決算
未定		米)モルガン・スタンレー決算発表	BB	大手金融決算
未定		南ア)SARB政策金利＆声明発表	○	5.50% 据え置き	5.50% 据え置き
21:00		欧)ドラギECB総裁の発言	△	要人発言
22:30		加)製造業出荷	×	+1.2%	-0.8%
		米)週間新規失業保険申請件数	AA	38.4万件	39.9万件
		米)消費者物価指数 [前月比/前年比]	AA	+0.1%	±0.0%
				+3.0%	+3.4%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.1%	+0.2%
				+2.2%	+2.2%
		米)住宅着工件数	A	68.0万件	68.5万件
		米)建設許可件数		67.9万件	68.1万件 (68.0万件)
24:00		米)フィラデルフィア連銀景況指数	AA	+10.3	+10.3 (+6.8)
25:00		米)週間原油在庫	BB	-480万	+496万
26:00		独)バイトマン独連銀総裁の発言	△	要人発言
27:00		米)10年インフレ連動国債入札	BB	150億ドル
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

ユーロドルに注力のため、見送り

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下落再開待ち

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