本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への反応』と『欧米の株式市場の動向』、そして『ドラギECB総裁の記者会見』にあり。
米国の経済指標は、
・22時30分:米)週間新規失業保険申請件数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・06時45分:NZ)第4四半期失業率/就業者数増減
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
・18時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・18時30分:英)貿易収支
・22時30分:加)新築住宅価格指数
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・21時00分:英)BOE政策金利&声明&BOE資産購入枠発表
・21時45分:欧)ECB政策金利&声明発表
・22時30分:欧)ドラギECB総裁の記者会見
・クレディ・スイス決算発表
・INGグループ決算発表
・米・伊首脳会談
・米国の30年国債の入札日
・米国の主要企業の決算発表→ペプシコ、フィリップモリス、他
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・米国の超低金利政策の長期化への思惑
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
・他の金融市場の動向(米株式や国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・金融当局者や要人による発言
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
などの要因に注意。
★★★
本日は、BOE政策金利&声明&BOE資産購入枠発表とECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見が行われる。
その他、欧州の大手金融機関の決算発表や米・伊首脳会談も予定されている。
米国の経済指標は、週間新規失業保険申請件数がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
その他、米国の主要企業の決算発表は株式市場に、米国の長期国債の入札は長期金利の影響を与えやすい。
ここ数ヶ月の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下し、特に欧州の債務問題でのユーロの変動が大きくなっている。
今年に入ってから、一旦の材料出尽くしからか、ここまで大きく下落してきたユーロの反発が優勢となっているほか、米国の超低金利政策の長期化懸念などでのドル売りヨリの流れとなっている。
今週に入ってからの為替相場も、欧州債務問題への懸念の緩和などから、ユーロ買いが優勢となっている。
本日は、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性に引き続き注視。
年明けから優勢となっているドル売り・ユーロ買いの流れが加速するのか、それともユーロの売りが再開するのかが重要。
その他、ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見での影響にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・06時45分:NZ)第4四半期失業率/就業者数増減
→発表での影響は非常に大きい
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
→中国の景気動向や今後の金融政策への思惑は、金融市場全体に影響を与えやすい
・18時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・18時30分:英)貿易収支
→発表での影響はなかなか
・21時00分:英)BOE政策金利&声明&BOE資産購入枠発表
→追加金融緩和策への思惑が高まる。サプライズや今後の金融政策への思惑が高まるような内容であれば、大きな流れのキッカケにもなり得る
・21時45分:欧)ECB政策金利&声明発表
→サプライズがなければ、直後のドラギECB総裁の記者会見に集約される
・22時30分:欧)ドラギECB総裁の記者会見
→言及次第だが、大きな反応に結びつきやすい
・22時30分:加)新築住宅価格指数
→発表での影響はまずまず
・22時30分:米)週間新規失業保険申請件数
→久しぶりのまともな米国の経済指標。しかし、ドラギECB総裁の発言の方に注目が集まりそう
2月6日~の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼欧州の債務問題(燻り続ける)
▼米国の超低金利政策の長期化への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼バーナンキFRB議長の議会証言
▼主要な経済指標の発表
▼米国の国債の動向(今週長期国債の入札が相次ぐ、利回りはドルに影響)
▼ECB金融政策結果発表とドラギ総裁の記者会見
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の主要企業の決算発表
▼欧州の大手金融機関の決算発表
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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2月9日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・クレディ・スイス決算発表 ・INGグループ決算発表 ・米・伊首脳会談 ・米国の主要企業の決算発表→ペプシコ、フィリップモリス、他 |
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06:45 | NZ)第4四半期失業率 | ◎ | 6.5% | 6.6% | ||||||||||
↑・就業者数増減 | +0.4% | +0.2% | ||||||||||||
08:50 |
日)機械受注 [前月比/前年比] |
× | -5.0% | +14.8% | ||||||||||
+8.5% | +12.5% | |||||||||||||
日)マネーストックM2+CD | × | +3.1% | +3.1% | |||||||||||
10:30 | 中)消費者物価指数 | ◎ | +4.0% | +4.1% | ||||||||||
中)生産者物価指数 | ○ | +0.8% | +1.7% | |||||||||||
14:00 | 日)消費者態度指数 | × | 38.5 | 38.9 | ||||||||||
未定 | ス)クレディ・スイス決算発表 | ○ | 大手金融決算 | |||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注【速報値】 | × | - | +17.4% | ||||||||||
18:30 |
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | -0.6% (-0.7%) |
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-3.1% | -3.1% | |||||||||||||
英)製造業生産高 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | -0.2% | |||||||||||
+0.3% | -0.6% | |||||||||||||
英)貿易収支 | ○ | -86.00億 | -86.44億 | |||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産高 [前月比/前年比] |
× | - | +2.9% | ||||||||||
+2.6% | +2.6% | |||||||||||||
21:00 | 英)BOE政策金利&声明発表 | ◎ | 0.50% 据え置き |
0.50% 据え置き |
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↑・BOE資産購入枠発表 | 500億 拡大 3250億 |
2750億据え置き | ||||||||||||
21:45 | 欧)ECB政策金利&声明発表 | ◎ | 1.00% 据え置き |
1.00% 据え置き |
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22:30 | 欧)ドラギECB総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.3% | |||||||||||
+2.5% | +2.5% | |||||||||||||
米)週間新規失業保険申請件数 | AA | 37.0万件 | 36.7万件 | |||||||||||
24:00 | 米)卸売在庫 | C | +0.4% | +0.1% | ||||||||||
27:00 | 米)30年国債入札 | BB | 160億ドル | |||||||||||
|
なし
ロングヨリ
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)