本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への反応』と『欧米の株式市場の動向』、そして『五十日要因&週末要因』にあり。
米国の経済指標は、
・23時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・時間未定:中)貿易収支
・17時15分:ス)消費者物価指数
・18時30分:英)生産者物価指数&【コア】
・22時30分:加)貿易収支
・22時30分:米)貿易収支
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・09時30分:豪)RBA四半期金融政策報告
・26時30分:米)バーナンキFRB議長の発言
・週末要因
・五十日要因
・EU・インド首脳会議
・バークレイズ銀行決算発表
・米国の主要企業の決算発表→NYSEユーロネクスト、他
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・米国の超低金利政策の長期化への思惑
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
・他の金融市場の動向(米株式や国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・金融当局者や要人による発言
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
などの要因に注意。
★★★
本日は、週末金曜日で10日の五十日。
RBA四半期金融政策報告が予定されている。
米国の経済指標は、ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】がメイン。
その他、バーナンキFRB議長の発言にも注目が集まる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
その他、米国の主要企業の決算発表は株式市場に影響を与えやすい。
ここ数ヶ月の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下し、特に欧州の債務問題でのユーロの変動が大きくなっている。
今年に入ってから、一旦の材料出尽くしからか、ここまで大きく下落してきたユーロの反発が優勢となっているほか、米国の超低金利政策の長期化懸念などでのドル売りヨリの流れとなっている。
今週に入ってからの為替相場も、欧州債務問題への懸念の緩和などから、ユーロ買いが優勢となっている。
週末・五十日の本日は、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性に引き続き注視。
年明けから優勢となっているユーロ買いやリスク選好の流れがこのまま継続・加速するのかどうかが重要となる。
その他、週末要因や五十日要因、更にはポジション調整にも注意したい。
▼主要材料
・09時30分:豪)RBA四半期金融政策報告
→内容次第では、今後の金融政策への思惑が噴出し、大きな流れのキッカケにも
・時間未定:中)貿易収支
→中国の景気動向や今後の金融政策への思惑は、金融市場全体に影響を与えやすい
・17時15分:ス)消費者物価指数
→発表での影響はまずまず
・18時30分:英)生産者物価指数&【コア】
→発表での影響はまずまず
・22時30分:加)貿易収支
→発表での影響はまずまず
・22時30分:米)貿易収支
・23時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
・26時30分:米)バーナンキFRB議長の発言
→2つの時間に3種類のイベント。しかし、ここ最近の傾向の通り、発表での変動は限定的か。ユーロの方向性と欧米の株式市場の動向を見極めたい
2月6日~の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼欧州の債務問題(燻り続ける)
▼米国の超低金利政策の長期化への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼バーナンキFRB議長の議会証言
▼主要な経済指標の発表
▼米国の国債の動向(今週長期国債の入札が相次ぐ、利回りはドルに影響)
▼ECB金融政策結果発表とドラギ総裁の記者会見
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の主要企業の決算発表
▼欧州の大手金融機関の決算発表
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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2月10日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・10日の五十日 ・EU・インド首脳会議 ・バークレイズ銀行決算発表 ・米国の主要企業の決算発表→NYSEユーロネクスト、他 |
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08:50 |
日)国内企業物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.1% | +0.1% | ||||||||||
+0.8% | +1.3% | |||||||||||||
09:30 | 豪)RBA四半期金融政策報告 | ○ | - | - | ||||||||||
未定 | 中)貿易収支 | ○ | +104.0億 | +165.2億 | ||||||||||
16:00 |
独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
△ | -0.4% | -0.4% | ||||||||||
+2.0% | +2.0% | |||||||||||||
未定 | 英)バークレイズ銀行決算発表 | ○ | 大手金融決算 | |||||||||||
16:45 | 仏)鉱工業生産 | × | -0.7% | +1.1% | ||||||||||
17:15 | ス)消費者物価指数 | ○ | -0.8% | -0.7% | ||||||||||
18:30 |
英)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | -0.2% | ||||||||||
+3.7% | +4.8% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】[前年比] | +2.3% | +3.0% | ||||||||||||
22:30 | 加)貿易収支 | ○ | +8.0億 | +10.7億 | ||||||||||
米)貿易収支 | A | -485億 | -478億 | |||||||||||
23:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】 | AA | 74.8 | 75.0 | ||||||||||
26:30 | 米)バーナンキFRB議長の発言 | AA | 要人発言 | |||||||||||
26:50 | 米)ピアナルト:クリーブランド連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
28:00 | 米)財政収支 | B | -340億 | -498億 | ||||||||||
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