2月14日(火)■『欧州の債務問題への反応』と『欧米の株式市場の動向』、そして『欧米の経済指標の発表』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への反応』と『欧米の株式市場の動向』、そして『欧米の経済指標の発表』にあり。

米国の経済指標は、
・22時30分：米)輸入物価指数
・22時30分：米)小売売上高＆【除自動車】
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・18時30分：英)消費者物価指数＆【コア】
・19時00分：独)ZEW景況感調査
・19時00分：欧)ZEW景況感調査
・19時00分：欧)鉱工業生産
・翌6時45分：NZ)第4四半期小売売上高＆【除自動車】
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・06時45分：豪)デベルRBA総裁補佐の講演
・正午過ぎ：日)BOJ政策金利＆声明発表
・15時30分：日)白川日銀総裁の記者会見
・スペイン(短期)、イタリア(中期)の国債入札
・米国の主要企業の決算発表
・欧州の債務問題(直近は反発が優勢も燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りに敏感)
・他の金融市場の動向(米株式や国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・米国の超低金利政策の長期化への思惑
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

BOJ金融政策結果発表のほかスペイン(短期)、イタリア(中期)の国債入札などが行われる。

米国の経済指標は、小売売上高＆【除自動車】と輸入物価指数がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

ここ数ヶ月の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下している。特に欧州債務問題でのユーロの変動が大きい。
今年に入ってから、欧州債務問題絡みの話題に対して一旦の材料出尽くしからか、それまで大きく下落してきたユーロの反発が優勢となっているほか、米国の超低金利政策の長期化懸念などでのドル売りヨリの流れも優勢になっている。

先週の為替相場も、欧州債務懸念の緩和などからユーロ買いが優勢となったが、週末に欧州債務懸念が再燃し、ユーロ売りヨリの流れとなった。

本日は、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性に引き続き注視。
年明けから優勢となっているユーロ買いやリスク選好の流れがこのまま継続・加速するかどうかが焦点。
その他、スペイン(短期)、イタリア(中期)の国債入札や欧米の経済指標の発表に注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・06時45分：豪)デベルRBA総裁補佐の講演
→言及次第。今後の金融政策を示唆する内容であれば大きな反応につながりやすい

・正午過ぎ：日)BOJ政策金利＆声明発表
・15時30分：日)白川日銀総裁の記者会見
→注目度はそれなりだが、反応は限定的か

・18時30分：英)消費者物価指数＆【コア】
→発表での影響はカナリ大きい

・19時00分：独)ZEW景況感調査
・19時00分：欧)ZEW景況感調査
・19時00分：欧)鉱工業生産
→ドイツのZEWがメイン。発表での影響はカナリ大きい


・22時30分：米)輸入物価指数
・22時30分：米)小売売上高＆【除自動車】
→小売売上高がメイン。欧米の株式市場の動向や欧州債務問題での方向にも注意

・翌6時45分：NZ)第4四半期小売売上高＆【除自動車】
→発表での影響はカナリ大きい


2月13日～の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼13日がギリシャ債務交換交渉の提案期限となる点
▼15日にユーロ圏財務相会合が開催される点
▼欧州の債務問題(直近は反発が優勢も燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りに敏感)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼米国の超低金利政策の長期化への思惑
▼米国の国債の動向(利回りがドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼FOMC議事録(1月24日・25日開催分)の公表
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の大手金融機関の決算発表
▼金や原油などの商品市場の動向
▼2月20日(月)が米国の祝日(Presidents Day)で連休入りする点

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2月14日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・スペイン(短期)、イタリア(中期)の国債入札 ・米国の主要企業の決算発表
06:45		豪)デベルRBA総裁補佐の講演	○	要人発言
09:01		英)RICS住宅価格	△	-17%	-16%
09:30		豪)NAB企業景況感指数	△	-	+1
		↑・NAB企業信頼感指数		-	+3
11:45		米)ウィリアムズ：サンフランシスコ連銀総裁の発言	B	要人発言
正午 過ぎ		日)BOJ政策金利＆声明発表	○	0.10% 据え置き	0.10% 据え置き
13:30		日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比]	×	-	+4.0%
				-	-4.1%
15:30		日)白川日銀総裁の記者会見	○	要人発言
16:45		仏)第4四半期非農業部門雇用者	×	-0.2%	±0.0%
18:30		英)消費者物価指数 [前月比/前年比]	◎	-0.5%	+0.4%
				+3.6%	+4.2%
		↑・消費者物価指数【コア】[前年比]		+2.6%	+3.0%
		英)小売物価指数 [前月比/前年比]	△	-0.4%	+0.4%
				+4.1%	+4.8%
		英)DCLG住宅価格	×	-	-0.3%
19:00		独)ZEW景況感調査	◎	-11.8	-21.6
		欧)ZEW景況感調査	○	-	-32.5
		欧)鉱工業生産 [前月比/前年比]	○	-1.2%	-0.1% （-0.2%）
				-	-0.3% (±0.0%)
22:30		米)輸入物価指数 [前月比/前年比]	BB	+0.3%	-0.1%
				-	+8.5%
		米)小売売上高	S	+0.8%	+0.1%
		↑・小売売上高【除自動車】		+0.5%	-0.2%
22:45		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀総裁の発言	B	要人発言
24:00		米)企業在庫	B	+0.5%	+0.3%
		米)ガイトナー財務長官の発言	B	要人発言
翌 06:45		NZ)第4四半期小売売上高	◎	+1.2%	+2.2%
		↑・第4四半期小売売上高【除自動車】		+1.1%	+2.4%
翌 07:40		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

ロングヨリも、小幅レンジで回転を想定

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上昇再開狙いのロングヨリ

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