本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への反応』と『欧米の株式市場の動向』、そして『ユーロ圏財務相会合の行方』や『FOMC議事録の公表』にあり。
米国の経済指標は、
・22時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・23時00分:米)対米証券投資
・23時15分:米)鉱工業生産
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・06時45分:NZ)第4四半期小売売上高&【除自動車】
・16時00分:独)第4四半期GDP【速報値】
・18時30分:英)失業率&失業保険申請件数
・19時00分:欧)第4四半期GDP【速報値】
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・19時30分:英)BOE四半期インフレ報告&キングBOE総裁の発言
・28時00分:米)FOMC議事録(1月24日・25日開催分)
・五十日要因
・ユーロ圏財務相会合(急遽電話会議となり20日に行われる会合の準備に)
・欧州の大手金融機関の決算発表→BNPパリバ
・米国の長期国債の利払い・償還日
・米国の主要企業の決算発表
・欧州の債務問題(直近は反発が優勢も燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りに敏感)
・他の金融市場の動向(米株式や国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・米国の超低金利政策の長期化への思惑
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
本日はユーロ圏財務相会合が行われる他、BOE四半期インフレ報告&キングBOE総裁の発言とFOMC議事録(1月24日・25日開催分)の公表も予定されている。
ただ、直近の最大の焦点だったユーロ圏財務相会合は急遽電話会議となり、20日に行われる会合の準備となった。
米国の経済指標は、NY連銀製造業景気指数と対米証券投資、鉱工業生産がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
ここ数ヶ月の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下している。特に欧州債務問題でのユーロの変動が大きい。
今年に入ってから、欧州債務問題絡みの話題に対して一旦の材料出尽くしからか、それまで大きく下落してきたユーロの反発が優勢となっているほか、米国の超低金利政策の長期化懸念などでのドル売りヨリの流れも優勢になっている。
今週に入っての為替相場は、先週末に欧州債務懸念が再燃してユーロ売りヨリとなった流れを引き継いでいる。
本日は、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性に引き続き注視。
先週末からの欧州債務懸念の再燃でのユーロ売りヨリの流れが継続するのかどうかが重要。
ユーロ圏財務相会合の他には、BOE四半期インフレ報告&キングBOE総裁の発言とFOMC議事録(1月24日・25日開催分)の公表にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・06時45分:NZ)第4四半期小売売上高&【除自動車】
→発表での影響はカナリ大きい
・16時00分:独)第4四半期GDP【速報値】
→発表での影響はなかなか
・18時30分:英)失業率&失業保険申請件数
→発表での影響はカナリ大きい
・19時00分:欧)第4四半期GDP【速報値】
→発表での影響はなかなか
・19時30分:英)BOE四半期インフレ報告&キングBOE総裁の発言
→発表での影響はカナリ大きい。今後の金融政策への思惑が噴出すれば、大きな流れへのキッカケにも
・22時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・23時00分:米)対米証券投資
・23時15分:米)鉱工業生産
・28時00分:米)FOMC議事録(1月24日・25日開催分)
→4つの時間に3つの経済指標と1つのイベント。経済指標はどれも注目度はそれなりあるが、経済指標は欧州債務懸念絡みの話題次第か。一方、FOMC議事録は内容次第では超低金利政策への長期化への思惑が変化し、大きな流れへのキッカケにもなる可能性
2月13日~の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼13日がギリシャ債務交換交渉の提案期限となる点
▼15日にユーロ圏財務相会合が開催される点
▼欧州の債務問題(直近は反発が優勢も燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りに敏感)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼米国の超低金利政策の長期化への思惑
▼米国の国債の動向(利回りがドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼FOMC議事録(1月24日・25日開催分)の公表
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の大手金融機関の決算発表
▼金や原油などの商品市場の動向
▼2月20日(月)が米国の祝日(Presidents Day)で連休入りする点
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2月15日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・15日の五十日 ・ユーロ圏財務相会合(急遽電話会議となり20日に行われる会合の準備に) ・欧州の大手金融機関の決算発表→BNPパリバ ・米国の長期国債の利払い・償還日 ・米国の主要企業の決算発表 |
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06:45 | NZ)第4四半期小売売上高 | ◎ | +1.2% | +2.2% | ||||||||||
↑・第4四半期小売売上高【除自動車】 | +1.1% | +2.4% | ||||||||||||
07:40 | 米)ロックハート:アトランタ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
08:30 | 豪)ウェストパック消費者信頼感 | △ | - | +2.4% | ||||||||||
豪)ウェストパック先行指数 | △ | - | -0.2% | |||||||||||
09:30 |
豪)新車販売台数 [前月比/前年比] |
△ | - | -2.9% | ||||||||||
- | -3.0% | |||||||||||||
14:00 | 日)金融経済月報(基本的見解) | △ | - | - | ||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注【確報値】 | △ | - | -6.6% | ||||||||||
未定 | 欧)BNPパリバ決算発表 | ○ | 大手金融決算 | |||||||||||
15:30 |
仏)第4四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
△ | -0.2% | +0.3% | ||||||||||
+1.1% | +1.5% | |||||||||||||
16:00 |
独)第4四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
○ | -0.3% | +0.5% | ||||||||||
+1.9% | +2.6% | |||||||||||||
18:30 | 英)失業率 | ◎ | 5.0% | 5.0% | ||||||||||
↑・失業保険申請件数 | +0.30万件 | +0.12万件 | ||||||||||||
19:00 |
欧)第4四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
○ | -0.4% | +0.2% (+0.1%) |
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+0.7% | +1.4% (+1.3%) |
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欧)貿易収支 | × | +35億 | +69億 | |||||||||||
19:30 | 英)BOE四半期インフレ報告 | ◎ | - | - | ||||||||||
英)キングBOE総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | ||||||||||||
20:00 |
南ア)小売売上高 [前月比/前年比] |
△ | - | -0.3% | ||||||||||
+6.5% | +6.8% | |||||||||||||
22:30 | 米)NY連銀製造業景気指数 | A | +15.00 | +13.48 | ||||||||||
23:00 | 米)対米証券投資【ネット長期フロー】 | A | +450億 | +598億 | ||||||||||
↑・対米証券投資【ネットフロー合計】 | - | +486億 | ||||||||||||
23:15 | 米)鉱工業生産 | A | +0.7% | +0.4% | ||||||||||
米)設備稼働率 | B | 78.6% | 78.1% | |||||||||||
24:00 | 米)NAHB住宅市場指数 | C | 26 | 25 | ||||||||||
24:30 | 米)週間原油在庫 | BB | - | +30万 | ||||||||||
26:15 | 米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
28:00 | 米)FOMC議事録(1月24日・25日開催分) | S | - | - | ||||||||||
翌 06:30 |
NZ)企業景況感 | × | - | 51.9 | ||||||||||
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様子見
上昇再開か下抜け待ち
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)