先週の金曜日はモロにドル高が進んだ。欧州序盤ではドル円はすでに81.70までやっており、ユーロドルも完全に重い足取りで1.33台に戻りそうもない。いまだにバーナンキ議長がQE3について言及しなかったことを奉じているような相場が続いている。私もユーロドルは売りたいと考えていたので、ちょうど前日の安値である1.3283を下抜けしたあたりから売りモードに入っていた。
問題は突っ込んででも売っていくか、多少なりとも戻りを待って売るのかだ。1時間半も待ったが、一向にユーロドルが戻ることはなかった。いつもは19時前後にほぼ必ずといってよいほどユーロ買いが入るのに、10ポイントも戻らない。
私は19時を過ぎたあたりで我慢できなくなって、1.3253で売っていった。 考えてみれば、前の日はこの50ポイントも上で買い戻しているのに。安いというところを十分承知したうえでのユーロショートだ。リスクは余り取れない。機械的に20ポイントアゲインストでストップ注文を置いてしまう。
ユーロドルは1.3235のあたりで何度か止められたが、ドル買い圧力も相当強いので、ユーロドルの戻しは実に限定的だ。私も比較的、安心して見ていられた。あとは何度目かの下目トライでスポっと抜けるのを期待するだけである(笑)。できれば私が寝入る0時前には突っ込んでいてほしいものだ。
そんなことを考えていると21時過ぎにユーロドルは一段安、そしてニューヨーク株の始まるあたりでも、さらに差し込んできた。ユーロドルが1.31台に突入というキリのよいこともあって、私は1.3196で買い戻し。私は寝てしまったが、その後もドルは全面高のままで推移した。
週明けの今日の早朝は、ドル高がどこまで突き進むかに注目が集まった。特にウィークエンドで大きなニュースはなかった。ロシアの大統領選挙くらいだろうか。ドル円はやはり81.80レベルから上値追いの姿勢で、ユーロドルも1.31台でドル高を志向していた。中国の全人代で成長目標がプラス7.5%に引き下げられたが、これは予想通りである。
しかしこれはリスク回避の材料と受け取られたようで、次第に株価が下がってきて、それに合わせてドル円やユーロ円も頭が重くなっていった。81.90が触っていないようなので、私は81.90で買い戻しのストップ注文を置いて、81.71で売ってみた。もちろん株価の反転などが見受けられたら、ドル円が動いてなくても買い戻すつもり。
仲値決めがあるので、円売り圧力が強くなる。だから私はアジア時間の午前中はできる限り、円ロングのポジションを作らないことにしているのだが、早朝の上値トライが失敗のようにも見えるので、まあ仕方がないところだ。やはり仲値にかけて若干ドル円は上昇しそうにも見えたが、ダイナミックな動きはなし。
むしろ午後になってからの日本株の下落をうけて、ドル円の下げが加速した格好だった。ドル円は午前中の安値であった81.52を下回ってくると、下げは加速し、81.21まで。私も利食いをしたいところだが、とりあえずストップ注文を@81.45に下げて勝負中だ。
今晩は夜中に小さい指標が出る程度。注目は下げ傾向を見せ始めている米国株の行方であろう。先週はずっと高値攻めをしていた米国株だったが、今週末の雇用統計にまでに積み上がった株ロングのポジション調整が入ってもおかしくない状況だと見ている。
すでにグローベックスでは米国株が安値模索をしているが、これが一段安になるケースではドル円やユーロ円もいっそうの押し目を拡げることになりそうだ。売り増しかな?
日本時間 17時20分
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