本日の為替相場の焦点は、『米・雇用統計発表明けでの影響』と『欧州の債務問題への反応』、そして『欧米の株式市場の動向』にあり。
米国の経済指標は、
・27時00分:米)財政収支
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
経済指標以外では、
・米国の雇用統計発表明け
・中国全国人民代表大会(~14日まで開催)
・ユーロ圏財務相会合
・今週、米国の長期国債の入札が相次ぐ(本日は、3年債入札)
・明日に、FOMC政策金利&声明発表
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
・米国の超低金利政策の長期化への思惑
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
週明けで、米国の雇用統計発表明け。
注目に値する米国の経済指標は、財政収支ぐらい。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
ここ数ヶ月の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下している。特に欧州債務問題でのユーロの変動が大きい。
今年に入ってから、欧州債務問題絡みの話題の一旦の材料出尽くしからか、それまで大きく下落してきたユーロの反発のほか、米国の超低金利政策の長期化懸念などで円以外の通貨ペアに対してドル売り、日銀の量的緩和拡大策をキッカケに円売り・ドル買いの傾向が優勢になっている。
先週末には、金融市場のビッグイベントである米国の雇用統計が発表されたことや、ギリシャ債務問題への懸念が燻り続けて、ドル買い・ユーロ売り・円買いに加速した。
週明け本日は、まず米国の雇用統計発表明けでの影響に注目したい。
その上で、引き続き、欧州債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性にも注視。
また、明日にFOMC政策金利&声明発表を控える点も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・27時00分:米)財政収支
3月12日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼13日に、FOMC政策金利&声明発表
▼欧州の債務問題(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼米国の超低金利政策の長期化への思惑
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
▼米国の国債の動向(利回り・米長期金利がドルに影響)
▼今週、米国の長期国債の入札が相次ぐ
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼日、ス、米の金融政策が発表
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3月12日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の雇用統計発表明け ・中国全国人民代表大会(~14日まで開催) ・ユーロ圏財務相会合 ・米国が夏時間に移行 ・明日に、FOMC政策金利&声明発表 |
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08:50 |
日)機械受注 [前月比/前年比] |
× | +2.3% | -7.1% | ||||||||||
+4.4% | +6.3% | |||||||||||||
日)国内企業物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | -0.1% | |||||||||||
+0.6% | +0.5% | |||||||||||||
14:00 | 日)消費者態度指数 | × | 40.5 | 40.0 | ||||||||||
16:00 | 独)卸売物価指数 | × | +1.0% | +1.2% | ||||||||||
18:20 | 独)ショイブレ独財務相の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
25:30 | 加)マックレムBOC副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)3年債入札 | BB | 320億 | |||||||||||
27:00 | 米)財政収支 | BB | -2290億 | -2225億 | ||||||||||
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