103円台でのショートなのだから、もちろんファーストターゲットは月曜日の早朝の安値である103.19である。経済指標が何もなかったので、あとは株価動向に従うしかないのだが、ニューヨークオープンで米国株は一段安したおかげでユーロ円も差し込んだ。しかし103.50は割れず。
ちょうどS&P先物も月曜の早朝の安値レベルを攻め込んだが、あと数ポイント足りずで、どうもやや戻り歩調だ。しかしこんなふうに前日に失敗した安値サイドをもう一度攻め込むことになるなんて…。自分にとっては全くの驚きの展開である。まったくそれではあの戻しは何だったのか。私はユーロ円を半分だけ買い戻して、残りを同じストップレベルで置いて寝た。
夜中に米国株がまた切り返してきて、ユーロ円も104円台まで戻したようだ。しかしストップ注文にまでは届かずにセーフ。アジア時間の午前は103円台の後半であった。もう一度、売り増してみようかなとも思ったが、ここは我慢することした。昨日はポジションをせっかく小さくしたのだから、やはり103.19アラウンドでのプライスの挙動を見られるまでは持っていようと思う。
今晩も米国発のイベントが少ないので、欧州からのニュース待ちとなる。いうまでもなくギリシアの政権である。私としてはユーロドルもユーロ円も、月曜日の早朝の安値を下抜けしてこない限り、次のアクションは起こさないつもりだ。それまでスモールのユーロ円で構えている。
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