5月10日(木)■『欧州債務問題への思惑』と『リスク回避の流れの継続・加速』、そして『米国の長期金利の動向』と『米国の経済指標の発表』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州債務問題への思惑』と『リスク回避の流れの継続・加速』、そして『米国の長期金利の動向』と『米国の経済指標の発表』にあり。

米国の経済指標は、
・21時30分：米)新規失業保険申請件数
・21時30分：米)輸入物価指数
・21時30分：米)貿易収支
・27時00分：米)財政収支
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・10時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
・時間未定：中)貿易収支
・17時30分：英)鉱工業生産/製造業生産高
・21時30分：加)貿易収支
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・20時00分：英)BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠発表
・22時30分：米)バーナンキFRB議長の発言
・五十日要因
・ECB月例報告
・欧州の大手金融機関の決算発表→ウニクレディト
・米国の主要企業の決算発表→ニューズ・コーポレーション、他
・米国の長期国債の入札が相次ぐ(8日・3年債、9日・10年債、10日・30年債)
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
・米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

本日は、10日の五十日で、BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠発表が行われる。

米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と輸入物価指数、貿易収支がメイン。
その他、財政収支も発表される。
要人発言としてバーナンキFRB議長の発言への注目度も高い。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の長期国債の入札状況は、米国の国債や長期金利の動向に影響を与えやすい。

今週の為替相場は、週明けにユーロ売り方向に大きく窓を空けて始まり加速した後に反発して揉み合いが続いていたが、昨日の相場で、ユーロ売りとリスク回避の流れが再度加速した。

本日は、引き続き欧州債務問題への思惑や金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場主導)での方向性に注視。
その他、注目度の高い米国の経済指標やバーナンキFRB議長の発言、米国の長期国債の入札なども重要。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・10時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
→発表での影響は非常に大きい

・時間未定：中)貿易収支
→発表での影響は非常に大きい。中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい

・17時30分：英)鉱工業生産/製造業生産高
→発表での影響はまずまず

・20時00分：英)BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠発表
→据え置きがコンセンサスで声明の内容次第だが、ポンドが変動するキッカケになりやすい

・21時30分：加)貿易収支
→発表での影響はまずまず

・21時30分：米)新規失業保険申請件数
・21時30分：米)輸入物価指数
・21時30分：米)貿易収支
・22時30分：米)バーナンキFRB議長の発言
・27時00分：米)財政収支
→3つの時間に4つの経済指標と1つの要人発言。どれもそれなりに注目度が高く、まずは発表直後の変動を見極めたい。全体的には欧米の株式市場主導のリスク許容度の方向性に注視


5月7日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明け
▼日本がGWの連休明け
▼フランス大統領選明け
▼ギリシャ総選挙明け
▼欧州の債務問題(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
▼米国の長期金利の動向(今週入札が相次ぐ、ドルに影響を与えやすい)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州の大手金融機関の決算発表

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5月10日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・10日の五十日 ・欧州の大手金融機関の決算発表→ウニクレディト ・米国の主要企業の決算発表→ニューズ・コーポレーション、他
08:50		日)経常収支	×	+1兆4313億	+1兆1778億
		日)貿易収支	△	-428億	+1021億
10:30		豪)失業率	◎	5.3%	5.2%
		↑・新規雇用者数		-0.5万人	+4.4万人
未定		中)貿易収支	◎	+99.0億	+53.5億
未定		日)白井日銀審議委員の発言	△	要人発言
14:00		日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行判断DI]	×	-	51.8
				-	49.7
17:00		欧)ECB月例報告	△	-	-
		欧)プラートECB専務理事の発言	△	要人発言
17:30		英)鉱工業生産[前月比/前年比]	○	-0.3%	+0.4%
				-2.6%	-2.3%
		英)製造業生産高[前月比/前年比]	○	+0.5%	-1.0%
				-1.3%	-1.4%
20:00		英)BOE政策金利＆声明発表	◎	0.50% 据え置き	0.50% 据え置き
		↑・BOE資産購入枠発表	◎	3250億 据え置き	3250億 据え置き
		南ア)製造業生産[前月比/前年比]	×	-	+2.8%
				+3.3%	+4.1%
21:30		加)貿易収支	○	+5.0億	+2.9億
		加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比]	△	+0.2%	+0.3%
				+2.4%	+2.3%
		米)新規失業保険申請件数	AA	36.8万件	36.5万件
		米)輸入物価指数[前月比/前年比]	A	-0.2%	+1.3%
				+0.8%	+3.4%
		米)貿易収支	AA	-500億	-460億
22:30		米)バーナンキFRB議長の発言	AA	要人発言
26:00		米)30年債入札	BB	160億ドル
26:20		米)コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁の発言	B	要人発言
27:00		米)財政収支	B	+305億	-1982億
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

リスク回避の流れの加速時に、ショートで追随

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欧州不安＆リスク回避の流れの加速時に、ショートで追随

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