昨日の欧州時間でユーロドルは今年の安値を下抜けしてきたというのに、その後の動きが情けなかった。フレッシュローをやったのだから、もうちょっと下向きに勢いよく進んでくれてもよさそうなものなのに、すぐに1.26台のミドルまで逆戻り。そのまましばらくそのレベルで止まってしまった。
私は下抜けする前にナンピンも含めた買い下がり作戦を考えていたところだが、ミーティングもたまたまあって相場に付き合えなかったため、手が出ずじまいで終わった。もしやっていたら新安値で損切りさせられた挙げ句に、ユーロドルが戻ってくる過程でさんざん悔しい思いをさせられたことだろう。うーん、何が幸いするかわからない。
EUの首脳会議の結果が出る前に、悲観論が出てきたり、楽観論が出てきたりで、世の中すべてがどちらになるのか迷っている感じだ。アメリカの経済指標は総じて良いものが並んだ割には、米国株は安値攻め。明らかに「どうせ何もまとまらないだろう」という悲観論のほうが強そうだ。
そしてこのアメリカの指標発表を境に、ユーロドルは下落のペースを速めていき、欧州序盤の安値も下回ってきて、いよいよ1.25台に突入した。私は1.2599で売りのストップ注文を置いておいたので、そこでショートメークとなった。やはり新鮮味のあるレベルでは、相場に順張りで参加しないと(笑)
しばらくするとリスク回避が進んだせいもあって、ユーロ円が100円の大台を割り込んできた。ドル円の値幅はたいしたことはないが、こころなしか重く見える。ユーロポンドも下がっているので、当面はユーロショートでも心配なさそうだ。ユーロドルの2回目の押しは1.2550あたりまでだったが、それをつけた途端に米国株が急激に戻しだした。
2時にEUサミットの会議から何か出てくるということだったので、その前のショートカバーだったのかもしれない。私もユーロショートの止めどきだと思って、一旦は買い戻すことにした。気がついてみれば、もう2時前だ。EUサミットの成り行きも見ていたいが、朝から出かける仕事があるし、あきらめた。
久しぶりにニューヨーククローズを見ない朝を迎えた。あの後、為替相場は大きな動きをしていない。ユーロドルは1.26台を一瞬つけたが、やはり上値は重いらしく、朝は1.25台でステイしていた。ニューヨーククローズの間際に米国株は激しく切り返していたのに、クロス円の買い戻しは限定的で、ユーロ円は100円台に戻すのがやっと。
今日のアジア時間は欧州不安にだけ怯えていた格好となった。アジア時間で株安も進んだし、クロス円の売りも出た。しかし夕方からの勝負になることを見越してか、体力の温存の意味合いもあってか、為替相場は静かだった。
今晩はドイツの景況感に注目が集まるはずであったが、やはりマーケットの目は欧州問題のほうに行っている。まだ続いているEU会議からの要人発言に気をつけておきたいところ。しかし何が出るのかは未知数なので、実際にできるアクションとしてはユーロドルのプライスの急な上げ下げに注意を払っておくしかない。
日本時間 17時15分
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