本日の為替相場の焦点は、『欧州債務問題への警戒感』と『金融市場のリスク許容度』、そして『米国の経済指標の発表』や『週末要因&ポジション調整』にあり。
米国の経済指標は、
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・11時00分:中)第2四半期GDP
・11時00分:中)鉱工業生産
・11時00分:中)小売売上高
・11時00分:中)固定資産投資
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・20時00分:米)JPモルガン・チェース決算発表
・21時00分:米)ウェルズ・ファーゴ決算発表
・週末要因
・米国の主要企業の決算発表→JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、グーグル、他
・欧州信用不安や欧州債務懸念(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・米国の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
週末金曜日。
米国の経済指標は、生産者物価指数&【コア】がメイン。
その他、ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】やJPモルガン・チェース及びウェルズ・ファーゴの決算も発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、ECB金融政策結果発表絡みでユーロ売りが、週末の米国の雇用統計発表絡みでリスク回避の流れが加速した。
今週の為替相場も、リスク回避やユーロ売りの流れが継続している。FOMC議事録の公表ではFRBによる追加金融緩和観測が後退してドル買いが優勢となった。
昨日の相場では、リスク回避での欧州通貨&資源国通貨売り・ドル買い・円買いや欧州債務懸念でのユーロ売りの流れが更に加速した。
本日は、引き続き欧州債務問題への警戒感(欧州各国の国債の状況も含む)と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)での方向性が焦点。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表、週末要因及びポジション調整にも注目。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・11時00分:中)第2四半期GDP
・11時00分:中)鉱工業生産
・11時00分:中)小売売上高
・11時00分:中)固定資産投資
→影響度はカナリ大きい。中国の景気動向や今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい
・20時00分:米)JPモルガン・チェース決算発表
・21時00分:米)ウェルズ・ファーゴ決算発表
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
→4つの時間に2つの大手金融機関の決算発表と2種類の経済指標。経済指標においては、まず最初に発表直後の変動に注視したい。その後、米国の株式市場の方向を見極めつつ、ロンドンフィキシングや週末に向けての流れを捉えたいところ
7月9日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼ECB金融政策結果発表明けでの影響
▼FOMC議事録(6月19日・20日開催分)の公表が行われる
▼BOJの金融政策結果発表が行われる
▼欧州信用不安や欧州債務問題への思惑(燻り続ける)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼米国の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼米国の長期金利の動向(国債の入札状況や利回りと連動、日米金利差への思惑)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の大手金融機関の決算発表が開始
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7月13日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・米国の主要企業の決算発表→JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、グーグル、他 |
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11:00 |
中)第2四半期GDP [前期比/前年比] |
◎ | +1.6% | +1.8% | ||||||||||
+7.7% | +8.1% | |||||||||||||
中)鉱工業生産 | ○ | +9.8% | +9.6% | |||||||||||
中)小売売上高 | ○ | +13.4% | +13.8% | |||||||||||
中)固定資産投資 | ○ | +20.0% | +20.1% | |||||||||||
13:30 |
日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比] |
× | - | -3.1% | ||||||||||
- | +6.2% | |||||||||||||
14:00 | 日)金融経済月報・基本的見解 | △ | - | - | ||||||||||
16:15 |
ス)生産者輸入価格 [前月比/前年比] |
× | -0.4% | -0.2% | ||||||||||
-2.2% | -2.3% | |||||||||||||
20:00 | 米)JPモルガン・チェース決算発表 | BB | 大手金融決算 | |||||||||||
21:00 | 米)ウェルズ・ファーゴ決算発表 | BB | 大手金融決算 | |||||||||||
21:30 |
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | -0.5% | -1.0% | ||||||||||
+0.2% | +0.7% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.2% | ||||||||||||
+2.6% | +2.7% | |||||||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数 【速報値】 |
A | 73.5 | 73.2 | ||||||||||
26:20 | 米)ロックハート:アトランタ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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なし
反発警戒で基本様子見も、下落の継続・加速があればショートで追随。週末要因にも注意
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