本日の為替相場の焦点は、『欧州債務問題への警戒感』と『金融市場のリスク許容度』、そして『FOMC議事録(6月19日・20日開催分)明けでの影響』と『BOJ金融政策結果絡みの発表』にあり。
米国の経済指標は、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)輸入物価指数
・27時00分:米)財政収支
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・10時30分:豪)失業率&新規雇用者数
・18時00分:欧)鉱工業生産
・21時30分:加)新築住宅価格指数
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・15時30分:日)白川日銀総裁の記者会見
・25時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
・FOMC議事録(6月19日・20日開催)の公表明けでの影響
・ECB月例報告
・米国の長期国債の入札が相次ぐ(10日・3年債、11日・10年債、12日・30年債)
・米国の主要企業の決算発表→マリオット・インターナショナル、他
・欧州信用不安や欧州債務懸念(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・欧州の追加金融緩和への思惑(ECB金融政策結果発表明けでの影響)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・米国の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
FOMC議事録(6月19日・20日開催)の公表明けで、BOJ金融政策結果発表が行われる。
また、ECB月例報告や米国の30年国債の入札にも注目が集まる。
米国の経済指標は、新規失業保険申請件数がメイン。
その他、輸入物価指数と財政収支も発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は、米国の長期金利の動向に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、ECB金融政策結果発表絡みでユーロ売りが、週末の米国の雇用統計発表絡みでリスク回避の流れが加速した。
今週の為替相場も、リスク回避やユーロ売りの流れが継続している。昨日は、欧州の債務懸念とリスク回避ヨリの流れが継続し、FOMC議事録の公表ではFRBによる追加金融緩和観測が後退してドル買いが優勢となった。
本日は、引き続き欧州債務問題への警戒感(欧州各国の国債の状況も含む)と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)での方向性が焦点。
その他、BOJ金融政策結果発表や注目度の高い米国の経済指標の発表、米国の長期金利の動向にも注目。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・10時30分:豪)失業率&新規雇用者数
→発表での影響は非常に大きい
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・15時30分:日)白川日銀総裁の記者会見
→追加金融緩和への言及や思惑がどうなるか次第。現状ではサプライズが出る可能性は少なく、反応は限定的か
・18時00分:欧)鉱工業生産
→発表での影響はまずまず。欧州タイムで動き始めるキッカケとして注視
・21時30分:加)新築住宅価格指数
→発表での影響はまずまず
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)輸入物価指数
・27時00分:米)財政収支
→2つの時間に3種類の経済指標が発表される。メインは新規失業保険申請件数。米国の株式市場の方向性が重要
・25時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
→言及次第もネガティブに反応しやすいか
7月9日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼ECB金融政策結果発表明けでの影響
▼FOMC議事録(6月19日・20日開催分)の公表が行われる
▼BOJの金融政策結果発表が行われる
▼欧州信用不安や欧州債務問題への思惑(燻り続ける)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼米国の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼米国の長期金利の動向(国債の入札状況や利回りと連動、日米金利差への思惑)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の大手金融機関の決算発表が開始
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7月12日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・FOMC議事録(6月19日・20日開催)の公表明け ・米国の主要企業の決算発表→マリオット・インターナショナル、他 |
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07:30 | NZ)企業景況感 | × | - | 55.7 | ||||||||||
09:00 | 豪)ロウRBA副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
10:00 | NZ)ANZ消費者信頼感指数 | × | - | 105.8 | ||||||||||
10:30 | 豪)失業率 | ◎ | 5.2% | 5.1% | ||||||||||
↑・新規雇用者数 | ±0.0万人 | +3.89万人 | ||||||||||||
正午 過ぎ |
日)BOJ政策金利&声明発表 | ◎ | - | 0.10% 据え置き |
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15:00 |
独)卸売物価指数 [前月比/前年比] |
× | - | -0.7% | ||||||||||
- | +1.7% | |||||||||||||
15:30 | 日)白川日銀総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
17:00 | 欧)ECB月例報告 | △ | - | - | ||||||||||
18:00 |
欧)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | ±0.0% | -0.8% (-1.1%) |
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-3.2% | -2.3% | |||||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | +0.2% | +1.3% | ||||||||||
+0.8% | +1.2% | |||||||||||||
21:30 |
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
+2.3% | +2.5% | |||||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 37.0万件 | 37.4万件 | |||||||||||
米)輸入物価指数[前月比/前年比] | BB | -1.8% | -1.0% | |||||||||||
-1.5% | -0.3% | |||||||||||||
25:00 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 | BB | 130億 | |||||||||||
27:00 | 米)財政収支 | B | -600億 | -1246億 | ||||||||||
28:40 | 米)ウィリアムズ:サンフランシスコ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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なし
反発警戒で基本様子見も、下落の加速があればショートで追随
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