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田向宏行
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

株価も落ち着きユーロ下落も一服
自律反発も期待するとユーロロングかな

2012年07月24日(火)17:17公開 (2012年07月24日(火)17:17更新)
持田有紀子

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 昨日は週明けの早朝からユーロがドスンと落ちた。私はスモールサイズではあったが、ユーロショートを持っていたので、下値攻めが気にかかって仕方がない。ユーロドルもかなり落ちたといっても、50ポイントほど飛んで始まっただけで、100ポイントも落ちていないので急落というほどのこともない。

 早朝の動きだったので、また日本人の個人投資家などによる業者の強制ロスカットが一巡してしまえば、強力にリバウンドするかもしれない恐怖もある。ユーロの水準が1.21台の前半まで切り下がったことを幸いに、私は自分の買い戻しのストップ注文のレベルを1.2150まで下げて、しばらく様子見することにした。

 アジア時間では安値張り付きのままで、1.2100も割れなかった。しかし欧州序盤になるといよいよユーロ売りがかさんできた。スペイン国債が下がっているらしい。信用スプレッドの拡大で、マーケット全体がリスクオフの動きに合わせる。ドル円も一瞬であるが、77円台に突っ込んだ。ユーロ円やユーロポンドの安値追いは依然として続いている。

 心のなかでは利食いたい気持ちでいっぱいである。しかし単に買い戻すのでは、さらに下がった場合に後悔を残すことになりそうなので、ここはやはり売り増し。1.2089で売り込んでいった。これで自分の評価損益を相場の動きに対して敏感にしておけば、ちょっとでもアゲインストに向かおうものならば、すぐにでも買い戻しとなる。

 しかし私が売ると、急激にユーロドルは1.21台に戻す動きとなった。こんなショートなんか持っていられない。すぐに全部のショートを1.2106で買い戻した。結果的には売り増しが余計だったことになる。それでも1.2040で買い戻しできていたかもしれないので、結果を恨むわけにはいかない。でもそんなに突っ込んだら、また喜んで売っていただろうとも想像がつく(笑)。

 ユーロ売りはニューヨークオープンとともに、再びきつくなった。ただユーロドルが1.2067の今年の最安値をつけているときに、ユーロ円やユーロポンドも安いには安いのだが、その直前のセッションでつけた安値を下回ってこない。これはテクニカル分析のRSIなどでいうところのダイバージェントと同じような形であり、ユーロクロスがついてこないユーロドルの下げは跳ね返されるという経験則がある。

 そこでここではユーロドルをショートにしていくことにはためらわれた。それならばユーロドルのロング攻めという手もあるのではないかと思えるが、私自身がユーロベアなので、とてもユーロを買っていくつもりはなかった。

 ニューヨーク時間では株価が底打ちした感じで、リスク許容度も回復。ユーロも買い戻されて終了した。昨日まで安く見えた1.2140とかが、とても高く見える。早朝にムーディーズがドイツ、オランダなどをネガティブウオッチに格下げしたようだが、ユーロの下げは限定的。それもあって、ちょっとユーロ売りに励みづらい状況となっている。

 今晩はバーナンキ議長のスピーチが予定されているが、それにはフレッシュなものは望めないだろう。やはり動くとしたら米国株の反発であろう。そうするとユーロショートももうちょっとあぶり出される。反対に株価が下がっても、よほど大幅安でもしない限りはユーロ円もユーロポンドも昨日の安値を下回ることは難しく、むしろユーロの買い場を与えるだけになりそうだ。米国株の動向によるとはいえ、私も今日に限ってはユーロをちょっと買ってみたい気がする。

日本時間 17時20分
 


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