本日の為替相場の焦点は、『FOMC議事録公表明けでの影響』と『金融市場のリスク許容度』、そして『欧州債務問題への思惑』や『独仏ギリシャ首脳会談』にあり。
米国の経済指標は、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・23時00分:米)新築住宅販売件数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・15時00分:独)第2四半期GDP【確報値】/個人消費
・16時30分:独)製造業PMI【速報値】
・16時30分:独)サービス業PMI【速報値】
・17時00分:欧)製造業PMI【速報値】
・17時00分:欧)サービス業PMI【速報値】
・翌7時45分:NZ)貿易収支
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・FOMC議事録公表明けとなる点
・独仏ギリシャ首脳会談(23日・24日開催)が開催される点
・米国の5年インフレ連動債入札
・欧州債務問題への思惑
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(今週も入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
・米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
本日は、FOMC議事録公表明けで、独仏ギリシャ首脳会談(23日・24日開催)が行われる。
米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と新築住宅販売件数がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週の為替相場は、週明けからドル売りヨリの流れとなっていたが、昨日のFOMC議事録の公表でドル売りの流れが更に加速した。
FOMC議事録公表明けの本日は、まずはFOMC議事録公表明けでの各市場の影響を見極めたい。それを踏まえて、引き続き欧州債務問題への思惑(欧州各国の国債の状況も含む)と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)での方向性が焦点となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や独仏ギリシャ首脳会談にも注目したい。
また、8月は年に数回ある大量の米国の長期国債の償還・利払いの月でもあり、月末までレパトリ絡みでの動きなどにも要注意。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・15時00分:独)第2四半期GDP【確報値】/個人消費
→発表での影響はなかなか
・16時30分:独)製造業PMI【速報値】
・16時30分:独)サービス業PMI【速報値】
→発表での影響はなかなか
・17時00分:欧)製造業PMI【速報値】
・17時00分:欧)サービス業PMI【速報値】
→発表での影響はなかなか。ドイツのもので反応すれば要注意
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・23時00分:米)新築住宅販売件数
→2つの時間に2種類の経済指標。どちらも注目度及び影響度は非常に大きい。昨日のFOMC議事録公表で大きく動いた流れが継続・加速するかどうかに注視
・翌7時45分:NZ)貿易収支
→発表での影響はなかなか
8月20日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼FOMC議事録(7月31日・8月1日開催分)の公表
▼ギリシャ国債の償還期限(32億ユーロ)を迎える点
▼独仏ギリシャ首脳会談(23日・24日開催)が行われる点
▼欧州債務問題への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向(ドルに影響)
▼欧州各国の国債の動向(今週も入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
▼米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
ザイFX限定!口座開設&取引で5000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX
8月23日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
|||||||||||
・FOMC議事録(7月31日・8月1日開催分)公表明け ・独仏ギリシャ首脳会談(23日・24日開催) |
||||||||||||||
12:30 | 米)エバンズ:シカゴ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
15:00 |
独)第2四半期GDP【確報値】 [前期比/前年比] |
○ | +0.3% | +0.3% | ||||||||||
+1.0% | +1.0% | |||||||||||||
↑・第2四半期個人消費【確報値】 | +0.2% | +0.4% | ||||||||||||
ス)貿易収支 | × | - | +22.5億 (+21.9億) |
|||||||||||
16:30 | 独)製造業PMI【速報値】 | ○ | 43.4 | 43.0 | ||||||||||
独)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 50.1 | 50.3 | |||||||||||
17:00 | 欧)製造業PMI【速報値】 | ○ | 44.2 | 44.0 | ||||||||||
欧)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 47.7 | 47.9 | |||||||||||
19:00 | 英)CBI流通取引調査 | × | +16 | +11 | ||||||||||
21:30 | 米)新規失業保険申請件数 | AA | 36.5万件 | 36.6万件 | ||||||||||
23:00 | 欧)消費者信頼感【速報値】 | × | -22.0 | -21.5 | ||||||||||
米)新築住宅販売件数 | AA | 36.5万件 | 35.0万件 | |||||||||||
米)住宅価格指数 | C | +0.6% | +0.8% | |||||||||||
26:00 | 米)5年インフレ連動債入札 | BB | 140億ドル | |||||||||||
翌 07:45 |
NZ)貿易収支 | ○ | -0.30億 | +3.31億 | ||||||||||
|
8月13日~8月23日まで夏休みのため省略
8月13日~8月23日まで夏休みのため省略
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)