8月24日(金)■『金融市場のリスク許容度』と『欧州債務問題への思惑』、そして『週末要因及びポジション調整』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『金融市場のリスク許容度』と『欧州債務問題への思惑』、そして『週末要因及びポジション調整』にあり。

米国の経済指標は、
・21時30分：米)耐久財受注＆【除輸送用機器】
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・07時45分：NZ)貿易収支
・17時30分：英)第2四半期GDP【改定値】/個人消費
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・08時30分：豪)スティーブンスRBA総裁の議会証言
・16時45分：日)白川日銀総裁の発言
・週末要因
・独仏ギリシャ首脳会談(23日・24日開催)
・米国の主要企業の決算発表→パターソン・カンパニーズ、他
・欧州債務問題への思惑
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(今週も入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
・米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

週末金曜日で、独仏ギリシャ首脳会談(23日・24日開催)が行われる。

米国の経済指標は、耐久財受注＆【除輸送用機器】がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

今週の為替相場は、週明けからジリジリとドル売りヨリの流れとなっていたが、FOMC議事録の公表でドル売りの流れが加速した。

本日は、引き続き欧州債務問題への思惑(欧州各国の国債の状況も含む)と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)での方向性が焦点となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や独仏ギリシャ首脳会談、週末要因などにも注目したい。
また、8月は年に数回ある大量の米国の長期国債の償還・利払いの月でもあり、月末に向けてレパトリ絡みでの動きなどにも要注意。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

・07時45分：NZ)貿易収支
→発表での影響はなかなか

・08時30分：豪)スティーブンスRBA総裁の議会証言
→言及次第だが、発表での影響は大きめになりやすい

・16時45分：日)白川日銀総裁の発言
→言及次第

・17時30分：英)第2四半期GDP【改定値】/個人消費
→発表での影響は非常に大きい

・21時30分：米)耐久財受注＆【除輸送用機器】
→1つの時間に1種類の経済指標。発表での注目度及び影響度は非常に大きいため、まずは発表直後の変動を狙いたいところ


8月20日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼FOMC議事録(7月31日・8月1日開催分)の公表
▼ギリシャ国債の償還期限(32億ユーロ)を迎える点
▼独仏ギリシャ首脳会談(23日・24日開催)が行われる点
▼欧州債務問題への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向(ドルに影響)
▼欧州各国の国債の動向(今週も入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
▼米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向

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8月24日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・週末金曜日 ・独仏ギリシャ首脳会談(23日・24日開催) ・米国の主要企業の決算発表→パターソン・カンパニーズ、他
07:45		NZ)貿易収支	○	-0.41億	+3.31億
08:30		豪)スティーブンスRBA総裁の議会証言	○	要人発言
08:50		日)企業向けサービス価格指数	×	-0.2%	-0.3%
09:00		豪)景気先行指数	○	-	+0.4%
16:45		日)白川日銀総裁の発言	○	要人発言
17:30		英)第2四半期GDP【改定値】 [前期比/前年比]	○	-0.5%	-0.7%
				-0.6%	-0.8%
		↑・第2四半期個人消費【改定値】		-0.2%	+0.1%
21:30		米)耐久財受注	AA	+2.5%	+1.6% (+1.3%)
		↑・耐久財受注【除輸送用機器】		+0.5%	-1.1% (-1.4%)
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

夏休み明けで、週明け27日から復活

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