本日の為替相場の焦点は、『金融市場のリスク許容度』と『欧州債務問題への思惑』、そして『世界経済の先行き懸念』にあり。
米国の経済指標は、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)輸入物価指数
・21時30分:米)貿易収支
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
・21時30分:加)貿易収支
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・08時50分:日)BOJ議事録公表(9月18・19日開催分)
・G7財務相・中央銀行総裁会議開催
・IMF・世界銀行年次総会(9日~14日開催)
・米副大統領候補討論会
・米国の週間原油在庫の公表
・米国の主要企業の決算発表→コストコ、チャールズシュワブ、他
・米国の長期国債の入札が相次ぐ点(9日・3年債、10日・10年債、11日・30年債)
・欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・日本の追加金融緩和への思惑
・米国の追加金融緩和への思惑
・中国当局による景気刺激策実施への思惑
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
IMF・世界銀行年次総会が開催中で、G7財務相・中央銀行総裁会議、米副大統領候補討論会が行われる。
その他、BOJ議事録(9月18・19日開催分)の公表日でもある。
米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と貿易収支がメイン。
また、輸入物価指数にも注目が集まる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は、米国の長期金利の動向に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、週末に発表された米国の雇用統計でリスク選好の流れが強まったが、NYクローズにかけては調整が優勢となった。
今週の為替相場は、先週末とは一転して、世界経済の先行き懸念が台頭してのリスク回避の流れが主体となり、欧州債務懸念でのユーロ売りも優勢となっている。
本日は、引き続き、欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)や金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)、世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)での方向性に注視したい。
今週に入って加速しているリスク回避ヨリの流れが、一時的なものなのか、それとも継続・加速するのかが重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・08時50分:日)BOJ議事録公表(9月18・19日開催分)
→注目度はそれなりにあるが、反応は限定的になりやすいか
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
→発表での影響は非常に大きい
・21時30分:加)貿易収支
→発表での影響はそれなり
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)輸入物価指数
・21時30分:米)貿易収支
→1つの時間に3種類の経済指標が発表。注目度も影響度も結構大きい。まずは発表直後の変動に注視したい
10月8日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼ECB理事会結果発表&ドラギECB総裁の記者会見明けでの影響
▼FOMC議事録(9月12日・13日開催分)公表明けでの影響
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼8日(月)が米国で祝日で連休となる点(日本とカナダも同様)
▼中国が国慶節・中秋節での長期連休明けとなる点(9月30日~10月7日)
▼10日(水)にベージュブック(米地区連銀経済報告)の公表
▼米国の長期国債の入札が相次ぐ点(9日・3年債、10日・10年債、11日・30年債)
▼米国の主要企業の決算発表(大手金融機関の決算発表も含む)
▼欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向(米国の長期国債の入札が相次ぐ)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼日本の追加金融緩和への思惑
▼米国の追加金融緩和への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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10月11日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・G7財務相・中央銀行総裁会議開催 ・IMF・世界銀行年次総会(9日~14日開催) ・米副大統領候補討論会 ・米国の主要企業の決算発表→コストコ、チャールズシュワブ、他 |
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06:30 | NZ)企業景況感 | × | - | 47.2 | ||||||||||
08:50 | 日)BOJ議事録公表(9月18・19日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
日)機械受注 [前月比/前年比] |
× | -2.3% | +4.6% | |||||||||||
-4.6% | +1.7% | |||||||||||||
09:00 | NZ)ANZ消費者信頼感指数 | × | - | 111.9 | ||||||||||
09:30 | 豪)失業率 | ◎ | 5.3% | 5.1% | ||||||||||
↑・新規雇用者数 | +0.50万人 | -0.88万人 | ||||||||||||
13:00 | 独)ショイブレ独財務相の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
14:00 | 日)消費者態度指数 | × | - | 40.5 | ||||||||||
15:00 |
独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
△ | ±0.0% | ±0.0% | ||||||||||
+2.0% | +2.0% | |||||||||||||
16:30 | 米)イエレンFRB副議長の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
17:00 | 欧)ECB月例報告 | △ | - | - | ||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | +0.6% | -1.1% | ||||||||||
-1.1% | +5.8% | |||||||||||||
21:30 |
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.1% | +0.1% | ||||||||||
+2.3% | +2.3% | |||||||||||||
加)貿易収支 | ○ | -19.0億 | -23.4億 | |||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 37.0万件 | 36.7万件 | |||||||||||
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
A | +0.7% | +0.7% | |||||||||||
-1.3% | -2.2% | |||||||||||||
米)貿易収支 | AA | -440億 | -420億 | |||||||||||
23:00 | 米)スタインFRB理事の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
24:00 | 米)週間原油在庫 | BB | +150万 | -48.2万 | ||||||||||
24:15 | 米)ラスキンFRB理事の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
25:30 | 米)プロッサー:フィラデルフィア連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 | BB | 130億ドル | |||||||||||
翌 07:00 |
米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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なし
ロングヨリ
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