本日の為替相場の焦点は、『金融市場のリスク許容度』と『欧州債務問題への思惑』、そして『米国の経済指標の発表』や『週末要因』にあり。
米国の経済指標は、
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・18時00分:欧)鉱工業生産
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・時間未定:日)白川日銀総裁の発言
・時間未定:米)JPモルガン・チェース決算発表
・時間未定:米)ウェルズ・ファーゴ決算発表
・週末要因
・IMF・世界銀行年次総会(9日~14日開催)
・米国の主要企業の決算発表→JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、グーグル、他
・欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・日本の追加金融緩和への思惑
・米国の追加金融緩和への思惑
・中国当局による景気刺激策実施への思惑
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
週末金曜日で、IMF・世界銀行年次総会が開催中。
米国の経済指標は、生産者物価指数&【コア】とミシガン大消費者信頼感指数【速報値】がメイン。
また、JPモルガン・チェースやウェルズ・ファーゴの決算発表にも注目が集まる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の主要企業の決算発表は米国の株式市場の動向に影響を与えやすい。
今週の為替相場は、米雇用統計発表後の先週末とは一転して、世界経済の先行き懸念が台頭してのリスク回避の流れと欧州債務懸念でのユーロ売りが主体となっていたが、昨日の為替相場でその巻き戻しが優勢となった。
週末金曜日の本日は、引き続き、欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)や金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)、世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)での方向性に注視。
昨日の為替相場で優勢となったリスク回避の巻き戻しが、継続・加速するのかが重要となる。
また、週末要因やポジション調整などにも気を付けたい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・時間未定:日)白川日銀総裁の発言
→言及次第
・18時00分:欧)鉱工業生産
→欧州市場が動くキッカケになりやすい
・時間未定:米)JPモルガン・チェース決算発表
・時間未定:米)ウェルズ・ファーゴ決算発表
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
→2種類の大手金融機関の決算発表と2種類の経済指標の発表。大手金融機関の決算発表での変動は未知数だが、米国の経済指標はどちらも注目度及び影響度が大きく、まずは発表直後の変動を狙いたい。その後は、欧米の株式市場の動向の影響やロンドンフィキシング及び週末クローズに向けてへの流れを狙いたい
10月8日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼ECB理事会結果発表&ドラギECB総裁の記者会見明けでの影響
▼FOMC議事録(9月12日・13日開催分)公表明けでの影響
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼8日(月)が米国で祝日で連休となる点(日本とカナダも同様)
▼中国が国慶節・中秋節での長期連休明けとなる点(9月30日~10月7日)
▼10日(水)にベージュブック(米地区連銀経済報告)の公表
▼米国の長期国債の入札が相次ぐ点(9日・3年債、10日・10年債、11日・30年債)
▼米国の主要企業の決算発表(大手金融機関の決算発表も含む)
▼欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向(米国の長期国債の入札が相次ぐ)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼日本の追加金融緩和への思惑
▼米国の追加金融緩和への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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10月12日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・IMF・世界銀行年次総会(9日~14日開催) ・米国の主要企業の決算発表→JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、グーグル、他 |
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07:00 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
08:50 | 日)第三次産業活動指数 | × | +0.4% | -0.8% | ||||||||||
日)国内企業物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.2% | +0.3% | |||||||||||
-1.4% | -1.8% | |||||||||||||
未定 | 日)白川日銀総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
18:00 |
欧)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | -0.4% | +0.6% (+0.5%) |
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-4.1% | -2.3% | |||||||||||||
未定 | 米)JPモルガン・チェース決算発表 | A | 大手金融決算 | |||||||||||
未定 | 米)ウェルズ・ファーゴ決算発表 | A | 大手金融決算 | |||||||||||
21:30 |
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | +0.8% | +1.7% | ||||||||||
+1.8% | +2.0% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.2% | ||||||||||||
+2.5% | +2.5% | |||||||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】 | S | 78.0 | 78.3 | ||||||||||
25:35 | 米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
27:00 | 米)財政収支 | B | +750億 | -1905億 | ||||||||||
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なし
欧米の株式市場の動向に注意しつつ、ロングヨリ
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)