本日の為替相場の焦点は、『欧米の株式市場の動向』と『欧州債務問題』、そして『米国の長期金利』や『FOMC結果発表』にあり。
米国の経済指標は、
・22時30分:米)輸入物価指数
・28時00分:米)財政収支
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
注目度の高いものは特にない。
経済指標以外では、
・13時30分:豪)スティーブンスRBA総裁の発言
・26時30分:米)FOMC政策金利&声明発表
・28時00分:米)FOMC経済・金利見通し公表
・28時15分:米)バーナンキFRB議長の記者会見
・米国の週間原油在庫の公表
・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
・16日に日本の衆議院選挙開票を控える点
・クリスマス・年末相場入りで商いが薄くなる時期
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の財政の崖問題への思惑
・欧州債務問題への思惑(スペインとギリシャが中心)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・日本の政局や金融政策への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
などの要因に注意。
★★★
本日は、FOMC政策金利&声明発表&FOMC経済・金利見通し公表&バーナンキFRB議長の記者会見が行われる。
米国の経済指標の発表は、輸入物価指数と財政収支ぐらい。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期の国債の入札は米国の長期金利(米国債)に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、上下に大きく振れたが、クリスマス相場入りということもあり方向性が読みにくい展開となった。週末に行われた米国の雇用統計の発表ではドル円は大きく上昇した後にイッテコイで戻り、ユーロドルはドル買い・ユーロ売りでジリジリと下落した。
今週の為替相場は、ドル買い・ユーロ売りヨリに窓を空けて始まった後は、ドル円は調整が主体で揉み合い、ユーロドルは買い戻しが優勢で上昇している。
FOMC結果発表が行われる本日は、FOMC結果発表絡みのイベントは当然のこと、引き続き、金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)や欧州債務問題、米国の財政の崖問題、日本の政局や金融政策が大きな焦点となる。
その他、16日に日本の衆議院選挙開票を控える点、クリスマス・年末相場入りで商いが薄くなる時期である事などにも要注意。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・13時30分:豪)スティーブンスRBA総裁の発言
→言及次第
・18時30分:英)失業率&失業保険申請件数
→発表での影響は非常に大きい
・22時30分:米)輸入物価指数
・26時30分:米)FOMC政策金利&声明発表
・28時00分:米)財政収支
・28時00分:米)FOMC経済・金利見通し公表
・28時15分:米)バーナンキFRB議長の記者会見
→輸入物価指数はそれなりに注目度及び影響度があるが、直後にFOMC結果発表絡みのイベントを控えてどうなるか。26時30分の声明と28時15分のFRB議長の記者会見に注視したい。内容次第の面もあるが思惑で大きく動きやすい
12月10日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼EU首脳会議などへの反応
▼ス、米の金融政策の結果発表が行われる点
▼12日にFOMC政策金利&声明発表&経済・金利見通し公表&FRB議長の記者会見
▼16日に日本の衆議院選挙開票を控える点
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ点
▼クリスマス・年末相場入りで商いが薄くなる時期
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼日本の政局や金融政策への思惑
▼米国の財政の崖問題への思惑
▼欧州債務問題への思惑(スペインとギリシャが中心)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体、週末の米国の雇用統計が主体)
▼米国の長期金利の動向
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の追加金融緩和への思惑
▼欧州の追加金融緩和への思惑
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12月12日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表→コストコ、他 ・16日に日本の衆議院選挙開票を控える |
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08:30 | 豪)ウエストパック消費者信頼感指数 | △ | - | 104.3 | ||||||||||
08:50 |
日)機械受注 [前月比/前年比] |
× | +3.0% | -4.3% | ||||||||||
-5.0% | -7.8% | |||||||||||||
日)第三次産業活動指数 | △ | -0.4% | +0.3% | |||||||||||
日)国内企業物価指数 [前月比/前年比] |
× | ±0.0% | -0.3% | |||||||||||
-0.9% | -1.0% | |||||||||||||
13:30 | 豪)スティーブンスRBA総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
16:00 |
独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
△ | -0.1% | -0.1% | ||||||||||
+1.9% | +1.9% | |||||||||||||
17:00 |
南ア)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | +0.6% | ||||||||||
+5.6% | +5.6% | |||||||||||||
18:30 | 英)失業率 | ◎ | 4.8% | 4.8% | ||||||||||
↑・失業保険申請件数 | +0.70万件 | +1.01万件 | ||||||||||||
19:00 |
欧)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
△ | ±0.0% | -2.5% | ||||||||||
-2.4% | -2.3% | |||||||||||||
19:45 | 英)デールMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
21:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | +4.5% | ||||||||||
22:30 |
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
A | -0.5% | +0.5% | ||||||||||
-1.0% | +0.4% | |||||||||||||
24:30 | 米)週間原油在庫 | B | - | -235.7万 | ||||||||||
25:00 | 欧)コンスタンシオECB副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
25:30 | 米)10年債入札 | BB | 210億ドル | |||||||||||
26:30 | 米)FOMC政策金利&声明発表 | SS | 0.25% 据え置き |
0.25% 据え置き |
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28:00 | 米)財政収支 | B | -1700億 | -1200億 | ||||||||||
米)FOMC経済・金利見通し公表 | SS | - | - | |||||||||||
28:15 | 米)バーナンキFRB議長の記者会見 | SS | 要人発言 | |||||||||||
翌 06:30 |
NZ)企業景況感 | × | - | 50.5 | ||||||||||
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ロングヨリ
FOMC結果発表絡みでのイベントで動けば臨機応変に
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)