昨日は欧州時間の入り際ですでにユーロドルは1.35台に乗せてきて、その日のユーロ上昇の勢いを予感させるものがあった。しかもドル円はアジア時間に90円台から切り返してきて91円台に乗せてきている。私としては91円台でドル円をロングにはしたくなかったので、同じトレンドフォロー的なポジショニングを心がけるならばと、ユーロドルを少しだけ買ってみた。
少しだけというのは、仮にロングにしたところで上げのスピードものろいかもしれないし、たとえポジションがアゲインストにならなかったにしても苦しい時間を長く続けることになるかもしれないという気がしたからだ。ともかくユーロドルを1.3508でロングにした。「昨日の高値は今日の安値」になることを願って、昨日の高値であった1.3496の近くで1.3495で売りの損切り注文を置いておいた。
ユーロドルのポジションが小さいということもあったので、久しぶりにユーロポンドのロングも持ってみることにした。ユーロポンドがここ2週間ほど、ものすごく値を飛ばしていて、長い陽線の日足が並んでいる状態だったからだ。ユーロドルの場合と違って、こちらはユーロの上昇を狙うというよりもポンドの下げを狙ったものだ。
ユーロドルが損切りさせられてもユーロポンドのロングがうまい具合にヘッジが効くのではないかと見込んでのこと。ユーロポンドは0.8572でロングにした。ユーロポンドなので1ポイントが重い。だから0.8567ですぐに損切れるようにストップ注文をプレースした。
30分ほどもんだ後、ユーロドルは徐々に上がってきた。1.3530を越えてくると、なかなか下がりそうもない気配となった。私はユーロドルを1.3544で買い増しして、その代わりにユーロポンドを0.8591で利食い売りした。これでユーロ自体の持ち高は変わらないが、わかりやすいユーロドルに一極集中したことになる。ユーロドルの全ロスカットを1.3535に設定して、アメリカの指標まで待ちたいところだ。
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