本日の為替相場の焦点は、『世界的な株式市場の上昇の継続』と『明日にECB理事会結果発表を控える点』、そして『週末に米国の雇用統計の発表を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時15分:米)ADP全国雇用者数
・24時00分:米)製造業受注指数
・28時00分:米)地区連銀経済報告公表(ベージュブック)
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)第4四半期GDP
・18時45分:英)キングBOE総裁の議会証言
・24時00分:加)BOC政策金利&声明発表
・24時00分:加)Ivey購買部協会指数
に注目が集まる。
これら以外では、
・明日に『日)BOJ政策金利&声明発表&白川日銀総裁の記者会見』を控える点
・明日に『英)BOE政策金利&声明発表&BOE資産購入枠発表』を控える点
・明日に『欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』を控える点
・週末に『米)雇用統計』の発表を控える点
・ドル買いの流れの継続及び加速
・ドル円の上昇傾向の継続
・ユーロ売りの流れの継続
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(株式や国債・長期金利、金、原油などなど)
・日本の為替・経済・金融政策への思惑(日銀総裁絡みも含む)
・米国の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・イタリアの政局への思惑
・リパトリなど日本の年度末による影響
・欧州各国の国債の動向
・米国の財政問題への思惑(財政の崖問題は一旦解決も)
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
などの要因に注意。
★★★
本日は、キングBOE総裁の議会証言やBOC政策金利&声明発表が行われる。
米国の経済指標の発表は、ADP全国雇用者数がメイン。
その他、製造業受注指数も発表される他、経済指標以外でも次回のFOMCの叩き台となる地区連銀経済報告(ベージュブック)の公表に大きな注目が集まる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、ドル円は週明け大きく上方向に窓を空けて始まった後は大きく下落して、更にそこから大きく戻してイッテコイ。ユーロドルは、ドル買い・ユーロ売りの加速で下値を試す展開が優勢となった。
今週の為替相場は、方向性に乏しく、レンジ内での変動となっている。
本日は、米)ADP全国雇用者数の発表や明日に『欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』を控える点に最大限の注意を払いながら、引き続き、直近の為替相場の焦点である世界の株式市場の動向や金融市場のリスク許容度、米国の金融政策への思惑、日本の為替・経済・金融政策への思惑、欧州債務問題への思惑、イタリアの政局への思惑に注目。
NYダウが史上最高値を更新しており、世界的な株価の上昇が続くのかどうか、為替相場にとっても重要な要因になりそうだ。
また、週末に米国の雇用統計の発表が控える点にも要注意。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)第4四半期GDP
→発表での影響は非常に大きい
・18時45分:英)キングBOE総裁の議会証言
→言及次第も、ポンドが動くきっかけになりやすい
・24時00分:加)BOC政策金利&声明発表
・24時00分:加)Ivey購買部協会指数
→今後の金融政策への思惑次第
・22時15分:米)ADP全国雇用者数
・24時00分:米)製造業受注指数
・28時00分:米)地区連銀経済報告公表(ベージュブック)
→ADPで週末に米・雇用統計の発表を控えての思惑、ベージュブックで今後の金融政策への思惑、これらで大きく動く可能性も高い。また、史上最高値を更新しているNYダウの動向もカナリ重要
3月4日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼豪、日、英、欧、加の金融政策の発表
▼ベージュブック(米地区連銀経済報告)の公表
▼日銀総裁・副総裁絡みへの思惑(4日・5日に所信聴取)
▼イタリアの政局への思惑
▼週末に米国の雇用統計が発表される
▼米国の金融機関のストレステストの結果が発表される
▼リパトリなど日本の年度末による影響
▼ドル買いの流れの継続及び加速
▼ドル円の上昇傾向の継続
▼ユーロ売りの流れの継続
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な経済指標の発表(週末の米国の雇用統計が中心)
▼日本の為替・経済・金融の政策への思惑
▼米国の金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼米国の長期金利の動向
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回り)
▼米国の財政問題への思惑(財政の崖問題は一旦解決も)
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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3月6日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・明日に『日)BOJ政策金利&声明発表&白川日銀総裁の記者会見』を控える ・明日に『英)BOE政策金利&声明発表&BOE資産購入枠発表』を控える ・明日に『欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』を控える ・週末に『米)雇用統計』の発表を控える |
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09:30 |
豪)第4四半期GDP [前期比/前年比] |
◎ | +0.6% | +0.5% | ||||||||||
+3.0% | +3.1% | |||||||||||||
18:45 | 英)キングBOE総裁の議会証言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
19:00 |
欧)第4四半期GDP【改定値】 [前期比/前年比] |
× | -0.6% | -0.6% | ||||||||||
-0.9% | -0.9% | |||||||||||||
22:15 | 米)ADP全国雇用者数 | AA | +17.0万人 | +19.2万人 | ||||||||||
米)プロッサー:フィラデルフィア連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
23:00 | 欧)トリシェ前ECB総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
24:00 | 加)BOC政策金利&声明発表 | ◎ | 1.00% 据え置き |
1.00% 据え置き |
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加)Ivey購買部協会指数 | ○ | 56.0 | 58.9 | |||||||||||
米)製造業受注指数 | B | -2.2% | +1.8% | |||||||||||
24:30 | 米)週間原油在庫 | B | - | +113.0万 | ||||||||||
28:00 | 米)地区連銀経済報告公表(ベージュブック) | AA | - | - | ||||||||||
翌 07:30 |
豪)AIG建設業指数 | × | - | 36.2 | ||||||||||
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基本様子見、ADP発表での動きは監視してチャンスがあれば
様子見、明日のECB理事会結果発表のイベント待ち
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