本日の為替相場の焦点は、『世界的な株式市場の上昇の継続』と『ECB理事会結果発表明けでの影響』、そして『米国の雇用統計の発表』と『ドル円の上昇傾向の継続』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
に注目が集まる。
米国以外では、
・08時50分:日)第4四半期GDP【二次速報】
・08時50分:日)経常収支
・08時50分:日)貿易収支
・時間未定:中)貿易収支
・17時15分:ス)消費者物価指数
・20時00分:独)鉱工業生産
・22時15分:加)住宅着工件数
・22時30分:加)失業率&雇用ネット変化
に注目が集まる。
これら以外では、
・週末要因
・『ECB理事会結果発表』明けでの影響
・ドル円の上昇傾向の継続
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(株式や国債・長期金利、金、原油などなど)
・米国の金融政策への思惑
・日本の為替・経済・金融政策への思惑(日銀総裁絡みも含む)
・欧州債務問題への思惑
・イタリアの政局への思惑
・リパトリなど日本の年度末による影響
・欧州各国の国債の動向
・米国の財政問題への思惑(財政の崖問題は一旦解決も)
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
などの要因に注意。
★★★
本日は、週末金曜日で、『ECB理事会結果発表』明け。
米国の経済指標の発表は、雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、ドル円は週明け大きく上方向に窓を空けて始まった後は大きく下落して、更にそこから大きく戻してイッテコイ。ユーロドルは、ドル買い・ユーロ売りの加速で下値を試す展開が優勢となった。
今週の為替相場は、ドル円は大きく上昇し、ユーロドルはECB理事会結果発表前後で大きく動いている。
本日は、『ECB理事会結果発表』明けでの影響や『米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率』の発表に最大限注視しながら、引き続き、直近の為替相場の焦点である世界の株式市場の動向や金融市場のリスク許容度、米国の金融政策への思惑、欧州債務問題への思惑、ドル円の上昇傾向の継続に注目。
NYダウが史上最高値を更新しており、世界的な株価の上昇が続くのかどうか、為替相場にとっても重要な要因になるだろう。
その他、週末要因やポジション調整にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・08時50分:日)第4四半期GDP【二次速報】
・08時50分:日)経常収支
・08時50分:日)貿易収支
→発表での影響はまずまず
・時間未定:中)貿易収支
→発表での影響は非常に大きい。中国の景気先行きや金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい
・17時15分:ス)消費者物価指数
→発表での影響はまずまず
・20時00分:独)鉱工業生産
→発表での影響は欧州市場が動き出すキッカケになりやすい
・22時15分:加)住宅着工件数
→発表での影響はまずまず
・22時30分:加)失業率&雇用ネット変化
→発表での影響はカナリ大きい
・22時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
→いわずと知れた金融市場のビッグイベント。まずは、この発表を受け入れたい
3月4日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼豪、日、英、欧、加の金融政策の発表
▼ベージュブック(米地区連銀経済報告)の公表
▼日銀総裁・副総裁絡みへの思惑(4日・5日に所信聴取)
▼イタリアの政局への思惑
▼週末に米国の雇用統計が発表される
▼米国の金融機関のストレステストの結果が発表される
▼リパトリなど日本の年度末による影響
▼ドル買いの流れの継続及び加速
▼ドル円の上昇傾向の継続
▼ユーロ売りの流れの継続
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な経済指標の発表(週末の米国の雇用統計が中心)
▼日本の為替・経済・金融の政策への思惑
▼米国の金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼米国の長期金利の動向
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回り)
▼米国の財政問題への思惑(財政の崖問題は一旦解決も)
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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3月8日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・『ECB理事会結果発表』明けでの影響 |
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06:45 | NZ)第4四半期製造業売上高 | × | - | +1.6% | ||||||||||
08:50 |
日)第4四半期GDP【二次速報】 [前期比/前期比年率] |
○ | +0.1% | -0.1% | ||||||||||
+0.2% | -0.4% | |||||||||||||
↑・名目GDP【二次速報】 | -0.3% | -0.4% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【二次速報】 | -0.6% | -0.6% | ||||||||||||
日)経常収支 | ○ | -6115億 | -2641億 | |||||||||||
日)貿易収支 | ○ | -1兆5123億 | -5676億 | |||||||||||
未定 | 中)貿易収支 | ◎ | -69.0億 | +291.5億 | ||||||||||
14:00 | 日)金融経済月報【基本的見解】 | △ | - | - | ||||||||||
日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行判断DI] |
× | - | 49.5 | |||||||||||
- | 56.5 | |||||||||||||
17:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.3% | -0.3% | ||||||||||
-0.3% | -0.3% | |||||||||||||
17:20 | 欧)プラートECB専務理事の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
20:00 |
独)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | +0.4% | +0.3% | ||||||||||
-1.2% | -1.1% | |||||||||||||
欧)プラートECB専務理事の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||||||
欧)クーレECB専務理事の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||||||
22:15 | 加)住宅着工件数 | ○ | 17.50万件 | 16.06万件 | ||||||||||
22:30 | 加)失業率 | ◎ | 7.1% | 7.0% | ||||||||||
↑・雇用ネット変化 | +0.80万人 | -2.19万人 | ||||||||||||
加)第4四半期労働生産率 | △ | ±0.0% | -0.5% | |||||||||||
米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | +16.5万人 | +15.7万人 | |||||||||||
↑・失業率 | 7.9% | 7.9% | ||||||||||||
24:00 | 米)卸売在庫 | C | +0.3% | -0.1% | ||||||||||
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雇用統計発表後の一旦落ち着いた後の、ロンドンフィキシングやNYクローズでの流れを狙う、ドル円の下落後の反発や上昇加速局面でのロングをメインに考えている
ドル円をメインに
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)