本日の為替相場の焦点は、『米国の雇用統計発表明けでの影響』と『世界的な株式市場の上昇の継続』、そして『ドル円の上昇傾向の継続』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外では、
・09時00分:日)日銀総裁候補・黒田氏の所信聴取(参議院)
に注目が集まる。
これら以外では、
・米国の雇用統計発表明けでの影響
・週明け要因
・ドル買いの流れの継続及び加速
・ドル円の上昇傾向の継続
・ユーロ売りの流れの継続
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(株式や国債・長期金利、金、原油などなど)
・米国の金融政策への思惑
・日本の為替・経済・金融政策への思惑(日銀総裁絡みも含む)
・欧州債務問題への思惑
・リパトリなど日本の年度末による影響
・欧州各国の国債の動向
・イタリアの政局への思惑
・米国の財政問題への思惑(財政の崖問題は一旦解決も)
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
などの要因も重要。
★★★
米国の雇用統計発表明けの週明け月曜日。
本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、米国の雇用統計の発表前後で大きく動いた。ドル円は揉み合いから動意付いた後に大きく上昇し直近高値を超え、ユーロドルは欧州や米国の思惑で大きく上下するも結局は直近安値を下回る軟調推移となった。
週明けの為替相場は、先週末とのギャップを明けずに比較的落ち着いた始まりとなっている。
週明けの本日は、米国の雇用統計発表明けでの影響に最大限の注意をしながら、引き続き、直近の為替相場の焦点である世界の株式市場の動向や金融市場のリスク許容度、米国の金融政策への思惑、欧州債務問題への思惑にも注目。
NYダウが史上最高値を更新しており、世界的な株価の上昇が続くのかどうか、為替相場にとっても非常に大きな要因になるだろう。
その他、 ドル円の上昇傾向の継続やユーロ売りの流れの継続にも注視したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・09時00分:日)日銀総裁候補・黒田氏の所信聴取(参議院)
→先週の衆議院のものはあまり反応しなかったが、やはり注目度は高い
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
3月11日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼ニュージーランドとスイスの金融政策の発表
▼日銀総裁・副総裁絡みの思惑(11日・12日に参議院で所信聴取)
▼EU首脳会議が開催(14日・15日)
▼FRBが銀行の資本分析リポートを公表
▼リパトリなど日本の年度末による影響
▼今週に、米国の長期国債の入札が相次ぐ(12日・3年債、13日・10年債、14日・30年債)
▼次の週(20日・水)に、FOMCを控える点
▼ドル買いの流れの継続及び加速
▼ドル円の上昇傾向の継続
▼ユーロ売りの流れの継続
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の金融政策への思惑
▼米国の長期金利の動向
▼日本の為替・経済・金融の政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回り)
▼イタリアの政局への思惑
▼米国の財政問題への思惑(財政の崖問題は一旦解決も)
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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3月11日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の雇用統計発表明け ・週明け月曜日 ・米国及びカナダが夏時間へ移行 |
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08:50 |
日)機械受注 [前月比/前年比] |
× | -1.7% | +2.8% | ||||||||||
-0.3% | -3.4% | |||||||||||||
09:00 | 日)日銀総裁候補・黒田氏の所信聴取(参議院) | ○ | 要人発言 | |||||||||||
未定 | 日)石田日銀審議委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注【速報値】 | × | - | -26.4% | ||||||||||
16:00 | 独)貿易収支 | × | +139億 | +120億 | ||||||||||
独)経常収支 | × | +105億 | +173億 | |||||||||||
17:15 | ス)小売売上高 | △ | - | +5.1% | ||||||||||
- | 米)注目度の高いものの発表はない | - | - | - | ||||||||||
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ロングで、ドル円の上昇加速局面でのロングをメインの他、下落後の反発も
ドル円をメインも、ショートヨリで、※メインはドル円だが、下落加速局面でのショートで追随をメインに
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