本日の為替相場の焦点は、『NYダウの上昇傾向の継続』と『金融市場のリスク許容度』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・21時30分:米)第4四半期経常収支
に注目が集まる。
米国以外では、
・05時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
・17時30分:ス)SNB政策金利&声明発表
・21時30分:加)新築住宅価格指数
に注目が集まる。
これら以外では、
・EU首脳会議(14日・15日開催)
・FRBが銀行の資本分析リポートを公表
・米国の主要企業の決算発表→イーストマン・コダック、ファニーメイ、その他
・今週に、米国の長期国債の入札が相次ぐ(12日・3年債、13日・10年債、14日・30年債)
・ドル買いの流れの継続及び加速
・ドル円の上昇傾向の継続
・ユーロ売りの流れの継続
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(株式や国債・長期金利、金、原油などなど)
・米国の金融政策への思惑
・日本の為替・経済・金融政策への思惑(日銀総裁絡みも含む)
・欧州債務問題への思惑
・リパトリなど日本の年度末による影響
・欧州各国の国債の動向
・イタリアの政局への思惑
・米国の財政問題への思惑(財政の崖問題は一旦解決も)
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
などの要因も重要。
★★★
本日は、RBNZ政策金利&声明発表とSNB政策金利&声明発表の日。
その他、EU首脳会議(14日・15日)が開催され、FRBによる銀行の資本分析リポートの公表が行われる。
米国の経済指標の発表は、新規失業保険申請件数と生産者物価指数&【コア】がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期の国債の入札は米国の長期金利(米国債)に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、米国の雇用統計の発表前後で大きく動いた。ドル円は揉み合いから動意付いた後に大きく上昇して直近高値を超え、ユーロドルは欧州や米国の思惑で大きく上下するも結局は直近安値を下回る軟調推移となった。
今週の為替相場は、週後半にかけて、ドル円は調整が主体となり、ユーロドルは下値を試し始めている。
本日は、米国の株式市場の上昇傾向の継続に最大限の注意をしながら、引き続き、直近の為替相場の焦点である金融市場のリスク許容度、ドル円の上昇傾向の継続、ユーロ売りの流れの継続、米国の金融政策への思惑、欧州債務問題への思惑にも注目。
NYダウが史上最高値を更新し続けており、世界的な株価の上昇が続くのかどうか、為替相場にとっても非常に大きな要因となっている。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・05時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
→サプライズはないと思われるが、今後の金融政策への思惑で相場が動くキッカケになりやすい
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
→発表での影響は非常に大きい
・17時30分:ス)SNB政策金利&声明発表
→サプライズはないと思われるが、今後の金融政策への思惑で相場が動くキッカケになりやすい
・21時30分:加)新築住宅価格指数
→発表での影響はまずまず
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・21時30分:米)第4四半期経常収支
→1つの時間に3種類の経済指標。新規失業保険申請件数とPPIがメインで、注目度も市場影響度も高く、大きめの反応になりやすい
3月11日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼ニュージーランドとスイスの金融政策の発表
▼日銀総裁・副総裁絡みの思惑(11日・12日に参議院で所信聴取)
▼EU首脳会議が開催(14日・15日)
▼FRBが銀行の資本分析リポートを公表
▼リパトリなど日本の年度末による影響
▼今週に、米国の長期国債の入札が相次ぐ(12日・3年債、13日・10年債、14日・30年債)
▼次の週(20日・水)に、FOMCを控える点
▼ドル買いの流れの継続及び加速
▼ドル円の上昇傾向の継続
▼ユーロ売りの流れの継続
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の金融政策への思惑
▼米国の長期金利の動向
▼日本の為替・経済・金融の政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回り)
▼イタリアの政局への思惑
▼米国の財政問題への思惑(財政の崖問題は一旦解決も)
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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3月14日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・EU首脳会議(14日・15日開催) ・FRBが銀行の資本分析リポートを公表 ・米国の主要企業の決算発表→イーストマン・コダック、ファニーメイ、その他 |
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05:00 | NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 2.50% 据え置き |
2.50% 据え置き |
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09:05 | NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
09:30 | 豪)失業率 | ◎ | 5.5% | 5.4% | ||||||||||
↑・新規雇用者数 | +1.00万人 | +1.04万人 | ||||||||||||
13:30 |
日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比] |
× | - | +1.0% | ||||||||||
- | -5.1% | |||||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注【確報値】 | × | - | -21.5% | ||||||||||
16:00 | 豪)ケントRBA総裁補佐の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
17:30 | ス)SNB政策金利&声明発表 | ◎ | 0.00% 据え置き |
0.00% 据え置き |
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18:00 | 欧)ECB月例報告 | △ | - | - | ||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | +1.6% | -2.2% | ||||||||||
+2.7% | +2.0% | |||||||||||||
21:30 | 加)新築住宅価格指数 | ○ | +0.1% | +0.2% | ||||||||||
+2.3% | +2.3% | |||||||||||||
加)第4四半期設備稼働率 | × | 80.7% | 80.9% | |||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 35.0万件 | 34.0万件 | |||||||||||
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | +0.7% | +0.2% | |||||||||||
+1.8% | +1.4% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.2% | ||||||||||||
+1.7% | +1.8% | |||||||||||||
米)第4四半期経常収支 | BB | -1125億 | -1075億 | |||||||||||
22:00 | 米)ラスキンFRB理事の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 | BB | 130億ドル | |||||||||||
翌 06:30 |
NZ)企業景況感 | △ | - | 55.2 | ||||||||||
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ロングヨリを継続も、ポジション量を少なめに、入るポイントを慎重に吟味。ドル円の上昇継続・加速局面を見極めてのロング、下落後の反発で戻りを狙うロング
ドル円をメインも、ショートヨリで。※メインはドル円だが、ユーロドルの下落加速局面ではショートを検討
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
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