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プロが為替を大予測!
円安の“巡航速度”は「3カ月3円」がメド
豪ドルやユーロ、気になる他通貨の動向も!

「9月100円」が当面のメドか。それ以上は「行き過ぎ感」

 前回は2018年に1ドル150円というターゲットが見えてきたとお伝えした。でも、もうすこし短めの動きも気になるところ。これから数カ月、為替市場はどう動くのか。

 「5年で50円動くとして、1年で10円程度が平均値。とすれば、3カ月で2~3円が巡航速度。多少上振れがあるとしても5円以上円安が進むと、そこはさすがに行き過ぎ感があります。とすれば6月までに100円超え、半年後の9月までに105円ぐらいが見えてきますが、これ以上に円安が進むなら調整が入るとみて良いと思います」

 物足りない気がするかもしれないが、2013年1月が85円だったから、3月までに95円へ達してしまったのは巡航速度をはるかに超えるスピード。“速度違反”の円安だったわけで、これからはもう少しのんびりした円安になりそう。

 

「安値覚え」は禁物! 買いどきは欲張らないのがコツ

 「反対に調整(下落、円高局面)はというと、あまり深い下落はないでしょうね。チャートを見ると明らかですが、今回の円安は『一度、節目を抜けたら、もう割らない』のが特徴。85円を昨年末に抜けてからは一度も割っていません」

 昨年の解散以降、現在の円安トレンドが始まってからの動きを80円、85円、90円の節目で見てみよう。一度、上に抜けたあとはちょろちょろと割る場面はあるが、明確に割りこんでトレンドが崩れてしまうような場面はない。

 

節目を割らないのは「円安トレンドの強さ」の裏返し

 「それだけトレンドが強い証拠ですし、売買するときは『安値覚え』はしないほうがいい。『あのとき90円で買えたんだから、90円まで落ちるのを待って買おう』なんて思っていると、いつまでも買えない可能性が高いと見ています」

 今回の円安では「安く買おう」と欲張らず、買いたいときに素直に買ってしまうのがよさそうだ。それと、節目を意識して細かく取引したい人には、奈那子さんのやり方も参考になるかも。

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