だんだんと小動きになってきている為替相場。1、2週間のボラティリティはどの通貨ペアでも如実に下がってきている。まあ、これまでが異常だったと言えなくもないのだが…。それにしてもドル円は98.50から99.50のレンジ相場で継続している。私としてはここで方向感を持つのは危険だと思っているので、予断なく場に臨むことにしている。
とくにレンジ相場だと仮定しているならば、ますますそれを利用しようと思う。だが相場が軽く動かないので、なかなか想定レンジの端っこまで動くこともなく、ポジションも出来にくい。困ったことだ~。昨日の欧州時間ではドル円は98.90あたりで始まった。下がったら買うつもりなのだが、98.60近辺まで下がるのさえ、なかなか辛そうだ。
一方でユーロドルはやや強かった。ユーロドルは1.31台に乗せてきている。これは前日の19時発表のドイツの経済指標が良かった際に、強烈なユーロ買いを呼び込んだので、その連想によるものだろう。また19時にドイツの経済指標が予定されているからだ。私もユーロ買いで参戦してみる。ユーロドルを1.3111で買っていったが、19時まで我慢できるかどうか。
ダメだったらすぐにでもやめたいポジションなので、1.31ちょうど割れでストップ注文だけ置いておく。1.3095だ。しかし目先は重い。もうたくさんユーロロングのポジションが出来あがっているのだろうか。私のロスカットも危ないところまで下がる局面もあった。しかし19時前に、また上がり出した。
私は1.3130で売ってしまった。そもそも私としては経済指標にあまり興味がない。もしそれでユーロがふっ飛ぶことになったら、そのときにはまた買えばよいだけだ。実際には数字が出てからのユーロドルの上昇は1.3145あたりまでで、その後はニューヨークオープンまでは重い足取りとなった。
ニューヨーク勢の参入とともに、ようやくドルが下がってきた。ユーロドルが伸びているので残念ではあったが、待ちに待ったドル円の98.60台だ。98.60がつくと急激に反発。やはり誰もがレンジの下限だと認識しているので、戻りは捕まえて買っておきたいのだろう。
私もかろうじてドル円を98.71で買った。いちおうストップ注文は98.45で置いておくものの、心持ちとしてはさっきの安値である98.60を下回ったらすぐにでもカットしたい。
私は基本的にニューヨーク市場の午前までしか相場につき合わないことにしているので、できれば早めにドル円が動いてほしいものだ。オーバーナイト注文でもよいのだが、やはりできうる限りは自分の目で見て、自身でポジションの整理をしたい。
うまい具合に安いところで拾えたが、見ている限りではドル円の戻りも限定的で98.90あたりがせいぜい。仕方なく98.86で利食い売りをして寝た。うう~ん、なんとも小さい利食いだが、マーケットの方が動いていないのだから仕方がないかな。
今晩はイギリスの金利会合があるが、ポンドの利下げはあまり期待されていない。足元ではイギリス株も歴史的な高値を越えてきているので、経済原理から見ても利下げをする必要性はまったく認められない。
しかしアメリカの失業保険は注目を集めるだろう。先週末の雇用統計が良かったことにはじまってその余韻が継続しているのが、今のマーケットだからだ。雇用関連のデータに神経質になっているときだけに、その結果に合わせてドル円かユーロ円のロング・ショートの攻め方を決定していくのがよいのではと思っている。
日本時間 16時20分
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング) | |||
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」 | |||
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時) |
0.3pips原則固定 (9-27時) |
1000通貨 | 20ペア |
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】 機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。 |
|||
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】 ■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼ |
|||
【総合2位】 SBI FXトレード | |||
SBI FXトレードの主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.18銭 | 0.3pips | 1通貨 | 34ペア |
【SBI FXトレードのおすすめポイント】 すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。 |
|||
【SBI FXトレードの関連記事】 ■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼SBI FXトレード▼ |
|||
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」 | |||
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり) |
0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり) |
1000通貨 | 30ペア |
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】 業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。 |
|||
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】 ■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼ |
|||
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年11月5日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください |
総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
⇒FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)