本日の為替相場の焦点は、『昨日の金融市場で欧米の株式市場が大きく下落した影響』と『主要な株式市場の動向』、そして『金融市場のリスク許容度』や『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)第1四半期GDP【改定値】/個人消費
・23時00分:米)中古住宅販売保留
への注目度が高い。
米国以外では、
・07時45分:NZ)住宅建設許可件数
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
・10時30分:豪)第1四半期民間設備投資
・21時30分:加)第1四半期経常収支
への注目度が高い。
これら以外では、
・五十日要因
・米国の週間原油在庫の公表
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(28日・2年債、29日・5年債、30日・7年債)
・主要な株式市場の動向(昨日、世界の株式市場が軟調に)
・調整入りでのドル円の動向
・米国の量的緩和[QE]早期解除観測での影響(金融政策への思惑)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・金や原油などの商品市場の動向
・日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
・日本の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
などの要因も重要。
★★★
30日の五十日で、明日が5月・月末での最後の営業日となる。
米国の経済指標の発表は、新規失業保険申請件数と第1四半期GDP【改定値】/個人消費、中古住宅販売保留がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期の国債の入札は米国の長期金利(米国債)に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、22日のバーナンキFRB議長の議会証言及びFOMC議事録公表後に世界の株式市場が大きく下落して、ドル円も大幅下落となり、その後も調整局面となっている。
今週の為替相場は、昨日に欧米の株式市場が大きく下落したことで、リスク回避の流れとドル売りが優勢となり、ドル円は大幅下落し、ユーロドルは大きめに上昇している。
本日の為替相場は、昨日の金融市場で欧米の株式市場が大きく下落した影響に注視しつつ、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、金融市場のリスク許容度、米国の国債市場と長期金利の動向、米国の量的緩和[QE]早期解除観測での影響、金融当局者や要人による発言、欧州の金融政策への思惑などにも注意したい。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や月末要因も重要。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・07時45分:NZ)住宅建設許可件数
→発表での影響はなかなか
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
・10時30分:豪)第1四半期民間設備投資
→発表での影響は大きい
・21時30分:加)第1四半期経常収支
→発表での影響はまずまず
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)第1四半期GDP【改定値】/個人消費
・23時00分:米)中古住宅販売保留
→2つの時間に3種類の経済指標の発表。昨日にNYダウが大きく下落したことや米国の量的緩和早期解除観測の高まりなどから、経済指標への注目度は高まっている。為替相場だけでなく、株式市場への影響にも注視したい
■5月27日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼27日に英国と米国が休場
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ
▼5月の月末要因
▼5月31日に大量の米国の中長期国債の利払い・償還日となる点
▼日本の株式市場の暴落の行方とその影響
▼ドル円が調整入りでの動向(日本株の暴落などでリスク回避のドル売り・円買いヨリ)
▼主要な株式市場の動向(バーナンキFRB議長の発言で軟調に)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼米国の量的緩和[QE]早期解除観測での影響(金融政策への思惑)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州の金融政策への思惑
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼日本の金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼欧州各国の国債市場の動向(入札状況や利回り)
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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5月30日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・30日の五十日 | ||||||||||||||
07:45 | NZ)住宅建設許可件数 | ○ | +7.7% | -9.1% | ||||||||||
10:30 |
豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比] |
◎ | +4.0% | -5.5% | ||||||||||
+22.5% | +3.9% | |||||||||||||
豪)第1四半期民間設備投資 | ○ | +0.5% | -1.2% | |||||||||||
14:45 |
ス)第1四半期GDP [前期比/前年比] |
△ | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
+1.0% | +1.4% | |||||||||||||
15:00 |
英)ネーションワイド住宅価格 [前月比/前年比] |
△ | +0.5% | -0.1% | ||||||||||
+0.9% | +0.9% | |||||||||||||
18:00 | 欧)消費者信頼感【確報値】 | × | -21.9 | -21.9 | ||||||||||
18:30 |
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.6% | +0.9% | ||||||||||
+5.7% | +5.7% | |||||||||||||
21:30 | 加)鉱工業製品価格 | × | -0.3% | +0.1% | ||||||||||
加)原料価格指数 | △ | -0.9% | -1.7% | |||||||||||
加)第1四半期経常収支 | ○ | -156億 | -173億 | |||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | S | 34.0万件 | 34.0万件 | |||||||||||
米)第1四半期GDP【改定値】 | S | +2.5% | +2.5% | |||||||||||
↑・個人消費【改定値】 | +3.3% | +3.2% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【改定値】 | +1.2% | +1.2% | ||||||||||||
↑・コアPCEデフレーター【改定値】 | +1.2% | +1.2% | ||||||||||||
23:00 |
米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比] |
AA | +1.5% | +1.5% | ||||||||||
+12.8% | +5.8% | |||||||||||||
24:00 | 米)週間原油在庫 | B | - | -33.8万 | ||||||||||
26:00 | 米)7年債入札 | BB | 290億ドル | |||||||||||
|
ショートヨリ
様子見
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加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)