本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場の動向』と『軟調な推移が続くドル円の行方』、そして『金融市場のリスク許容度』や『週末及び月末要因』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
への注目度が高い。
米国以外では、
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
・15時00分:独)小売売上高
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・18時00分:欧)失業率
・21時30分:加)GDP&第1四半期GDP
への注目度が高い。
これら以外では、
・週末要因
・月末要因(5月・月末での最後の営業日)
・大量の米国の中長期国債の利払い・償還日
・6月2日に『バーナンキFRB議長の発言』が予定されている点
・主要な株式市場の動向(29日に世界の株式市場が軟調に)
・調整入りでのドル円の動向
・米国の量的緩和[QE]早期解除観測での影響(金融政策への思惑)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・金や原油などの商品市場の動向
・日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
・日本の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
などの要因も重要。
★★★
週末金曜日で、5月・月末での最後の営業日。
米国の経済指標の発表は、ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】がメイン。
その他、個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーターやシカゴ購買部協会景気指数にも注目が集まる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、22日のバーナンキFRB議長の議会証言及びFOMC議事録公表後に世界の株式市場が大きく下落して、ドル円も大幅下落となり、その後も調整局面となっている。
今週の為替相場は、週半ば以降は、ドル円は軟調で、ユーロドルは堅調に推移している。
本日の為替相場は、週末及び月末要因に注視しつつ、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、金融市場のリスク許容度、米国の国債市場と長期金利の動向、米国の量的緩和[QE]早期解除観測での影響、金融当局者や要人による発言、欧州の金融政策への思惑などに注意したい。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や6月2日に『バーナンキFRB議長の発言』が予定されている点も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
→発表での影響はまずまず
・15時00分:独)小売売上高
→発表での影響はまずまず
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・18時00分:欧)失業率
→CPIへの注目度が高い。欧州タイムが動き出すキッカケになりやすい
・21時30分:加)GDP&第1四半期GDP
→発表でのカナダドルへの影響は非常に高い
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→3つの時間に3種類の経済指標の発表。米国の量的緩和早期解除観測の高まりなどから、経済指標への注目度は高まっている。為替相場だけでなく、株式市場への影響にも注視したい。その他、週末要因や月末要因にも要注意
■5月27日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼27日に英国と米国が休場
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ
▼5月の月末要因
▼5月31日に大量の米国の中長期国債の利払い・償還日となる点
▼日本の株式市場の暴落の行方とその影響
▼ドル円が調整入りでの動向(日本株の暴落などでリスク回避のドル売り・円買いヨリ)
▼主要な株式市場の動向(バーナンキFRB議長の発言で軟調に)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼米国の量的緩和[QE]早期解除観測での影響(金融政策への思惑)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州の金融政策への思惑
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼日本の金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼欧州各国の国債市場の動向(入札状況や利回り)
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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5月31日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・5月・月末での最後の営業日 ・大量の米国の中長期国債の利払い・償還日 ・6月2日に『バーナンキFRB議長の発言』が予定されている |
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08:05 | 英)GFK消費者信頼感調査 | × | -26 | -27 | ||||||||||
08:30 | 日)全国消費者物価指数 | ○ | -0.7% | -0.9% | ||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | -0.4% | -0.5% | ||||||||||||
日)東京都消費者物価指数 | △ | -0.4% | -0.7% | |||||||||||
↑・東京都消費者物価指数【除生鮮】 | -0.2% | -0.3% | ||||||||||||
日)失業率 | △ | 4.1% | 4.1% | |||||||||||
↑・有効求人倍率 | 0.87 | 0.86 | ||||||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
△ | +0.6% | +0.9% | ||||||||||
-3.4% | -6.7% | |||||||||||||
10:00 | NZ)ANZ企業信頼感 | △ | - | 32.3 | ||||||||||
NZ)ANZ企業活動見通し | - | 30.3 | ||||||||||||
14:00 | 日)住宅着工戸数 | × | +4.1% | +7.3% | ||||||||||
日)建設工事受注 | × | - | -3.4% | |||||||||||
15:00 |
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | -0.3% (-0.5%) |
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+1.1% | -2.8% | |||||||||||||
16:00 | ス)KOF景気先行指数 | △ | +1.07 | +1.02 | ||||||||||
17:30 | 英)消費者信用残高 | × | +4億 | +5億 | ||||||||||
18:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ◎ | +1.4% | +1.2% | ||||||||||
欧)失業率 | ○ | 12.2% | 12.1% | |||||||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 | × | -95億 | -78億 | ||||||||||
21:30 | 加)GDP | ◎ | +0.1% | +0.3% | ||||||||||
↑・第1四半期GDP | +2.3% | +0.6% | ||||||||||||
米)個人所得 | BB | +0.1% | +0.2% | |||||||||||
↑・個人支出 | ±0.0% | +0.2% | ||||||||||||
↑・PCEデフレーター[前年比] | +0.8% | +1.0% | ||||||||||||
↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比] |
+0.1% | ±0.0% | ||||||||||||
+1.0% | +1.1% | |||||||||||||
22:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | A | 50.0 | 49.0 | ||||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 | AA | 83.7 | 83.7 | ||||||||||
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ショートヨリ
様子見
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)