昨日の欧州時間の前半では、ドル円は99円台の前半で小動きだった。今週は98.85あたりで何回も止められて、その後に跳ね返されているので、当面のサポートとしてワークしている。動かないながらも、時折、98円台に入ったりするものだから、ここはテクニカルに忠実に98.97とかで買ってみる。そして99.06とかで売ってしまう。それをワークしているうちは繰り返すべきだろう。
どうせ買ってもすぐには上がらないから、必然的に利幅は小さいものとなる。しかしその分だけ回数でこなすことにし、その代わりに近くにロスカット注文を置けるという理屈だ。98.83で売りのストップ注文を置きながら、これがつくまで何度でも買っては売る。労力はかかるが、5回も回れば大したものである。
しかし現実はうまくはいかないものだ。2回、回ったので、調子に乗っていたら3回目で突き抜けた。ほんの数ポイントを取れただけなのに、かかった時間が3時間以上。なんとも虚しいことか。そして98.85も下抜けして、そこから投げ売り状態になったのだが、私も売りで着いていくことができたのは98.44であった。
一回目の急激な下げの先っぽであった。98.35あたりで止まって、しばらくは98.50をはさんでの動き。自分のショートのコストが悪いだけに、もんでいる1時間くらいがとても長く感じられた。しかも日付けが変わってしまっている。いつもならば、もう寝入っているのに。
なにも材料らしきものはないようだった。だとしたらドル円が最近の安値をブレークしただけの、テクニカルな動きなのか。米国株があまり下がっていないのが、持ち心地をより悪くしている。しかし99円台で相当たくさんのロングもできたはずなので、そう簡単には上がらないだろうとも思った。
押し目買いで買いたい人もいるだろうが、短期的なダウントレンドが続いている中でステージが切り下がったのだから、機械的にでもポジションの処理を迫られるプレーヤーも多いはずだ。私が回転売買でロスカットしたレベルまでは戻らないと考えるのが常識だろう。
ドル円が98円台の中盤でもみまくって、それでも上げは限定的。やっと2段目の落ちに遭遇。私はこのステージで98.05で喜んで買い戻したのだが、ここでドル円は一気に97円台の前半までいってしまったのだ。もっと早い時間帯であれば、私も98.00割れで再び突っ込み売りをしたものを。96円台はほとんど素通り状態で、95円台まで目撃してしまった。久しぶりに下げ方向での激しい相場展開だ。
朝から参戦だ。朝のドル円は97.00くらい。日本人から見たら、とても安いだろう。私にすればよくも97円台まで回復したものだと思える。それに朝のセッションで一部の邦銀が買ってくるのが通常のパターンだから、私も少しだけロングにしてみた。99円台だったものがここまで押し込まれているのだから相場全体のダメージは大きい。そう簡単に上がりはしないだろう。
それでも仲値決めの時間くらいまではロングで勝負してもいいのかも。朝の立ち上がりの97.14で買ってみた。基本的に私はベアなので、スケベロングの域を出ない。すぐにでもゲットアウトしたいところ。仲値に向かって97.50を越えてきたが、私は仲値にこだわったので、かえって安くなってしまった。速攻で97.39でやめた。
その後のドル円は案外にもろくて、いとも容易に96円台に突入。値動きがまったく重い。私も97円ちょうど割れで売り込んで、あまりアゲインストに持っていかれずに、96円台の前半まで来た。当然、昨日の安値という重要なポイントがあるので、その手前では利食いたい。しかしランチタイムに96.50を越えてきたので、いったんはクローズ。私が遅いお昼に出ている間にドル円は95円台に突入し、昨日の安値をブレークしていた。
95.55あたりまで差し込んでいるではないか。しかもすでに96円台のミドルまで押し返されてしまっている。また売ろうと思って売り場探しをしていたが、ぜんぜん下がらず、97円台まで戻しきってしまった。まあ、朝のレベルなのだから、そこから売っていけばいいではないかとも思うのだが、やはり1円半も急激に戻ってきたところを売っていくのは困難だ。
東京市場の終わりにまた急激にドル円が下落。ご丁寧に96円台の前半まで落ちた。まさしく乱高下である。今晩の雇用統計のための体力が大分なくなった。雇用統計はあまり良くないだろうとされている。果たして結果が出てから米国株が下げに向かうのか。ちょっと休んでから、指標に備えたい。
日本時間 17時10分
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