本日の為替相場の焦点は、『半期に1度のFRB議長の議会証言・2日目』と『米国の量的緩和早期縮小への思惑』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』や『米国の長期金利の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・時間未定:米)モルガン・スタンレー決算発表
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・23時00分:米)景気先行指数
・23時00分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・23時00分:米)バーナンキFRB議長の議会証言【2日目】
への注目度が高い。
米国以外では、
・09時00分:豪)景気先行指数
・17時30分:英)小売売上高&【除自動車】
・21時30分:加)卸売売上高
・時間未定:南ア)SARB政策金利&声明発表
への注目度が高い。
これら以外では、
・『FRB議長による半期に1度の議会証言』の1日目明けでの影響
・米国の主要企業の決算発表→グーグル、マイクロソフト、AMD、ユナイテッドヘルス、ベライゾン、モルガン・スタンレー、その他
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金や原油などの商品市場の動向
・米国の主要企業の決算発表が本格化(大手金融機関の決算発表も)
・日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
・日本の金融政策への思惑
などの要因も重要。
★★★
『FRB議長による半期に1度の議会証言』の1日目明けで、本日に2日目が上院銀行委員会で行われる。
その他、SARB政策金利&声明発表日でもある。
米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と景気先行指数、フィラデルフィア連銀景況指数がメイン。
米国の主要企業及び大手金融機関の決算発表も本格化しており、本日はモルガン・スタンレーやグーグル、マイクロソフトなどが発表予定。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の主要企業及び大手金融機関の決算発表は米国の株式市場に影響を与えやすい
先週の為替相場は、10日のバーナンキFRB議長の発言以降、米国の量的緩和の早期縮小観測の後退で、株高・ドル安の流れが加速。ドル円は大幅下落し、ユーロドルは大幅上昇した。しかし、その後週末には反発が優勢となって戻した。
今週の為替相場は、昨日に大きな焦点となっていた半期に1度のFRB議長の議会証言の1日目が行われたが、明確な方向感が出るまでには至っていない。
本日の為替相場は、バーナンキFRB議長の議会証言【2日目】に最大限注視しながら、引き続き、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、米国の量的緩和早期縮小への思惑、米国の国債市場と長期金利の動向、金融市場のリスク許容度などにも注目したい。
また、注目度の高い米国の経済指標の発表や米国の主要企業及び大手金融機関のの決算発表にも要注意。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・09時00分:豪)景気先行指数
→発表での豪ドルへの影響は大きい
・17時30分:英)小売売上高&【除自動車】
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい
・21時30分:加)卸売売上高
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
・時間未定:南ア)SARB政策金利&声明発表
→発表内容と今後の金融政策への思惑次第
・時間未定:米)モルガン・スタンレー決算発表
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・23時00分:米)景気先行指数
・23時00分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・23時00分:米)バーナンキFRB議長の議会証言【2日目】
→経済指標は注目度も影響度も非常に高い。また、バーナンキFRB議長の議会証言・2日目での影響も気になるところ。直近の為替相場は米国の長期金利の動向に敏感になっているので、その点にも注視しながら、変動を利益化したい
■7月15日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼17日・18日にFRB議長による半期に1度の議会証言(金融政策に関する)が行われる
▼15日(月)が日本の祝日で東京市場が休場となる
▼17日(水)に米地区連銀経済報告(ベージュブック)が行われる
▼今週にオーストラリア、日本、英国の議事録公表と、カナダ、南アフリカの金融政策発表が行われる
▼今週末にG20財務相・中央銀行総裁会議が開催
▼21日(日)に日本の参院選の投開票を控える
▼来週にニュージーランドの金融政策結果発表が控える
▼主要な株式市場の動向
▼米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼米国の主要企業の決算発表が本格化(大手金融機関の決算発表も)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼日本の金融政策への思惑
▼中国の金融システムや資本市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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7月18日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・『FRB議長による半期に1度の議会証言』の1日目明け ・米国の主要企業の決算発表→グーグル、マイクロソフト、AMD、ユナイテッドヘルス、ベライゾン、モルガン・スタンレー、その他 |
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09:00 | 豪)景気先行指数 | ○ | - | +0.3% | ||||||||||
10:30 | 豪)NAB企業信頼感指数 | △ | - | +2 | ||||||||||
15:00 | ス)貿易収支 | × | +21.5億 | +22.2億 (+21.2億) |
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17:00 | 欧)経常収支 | △ | - | +195億 | ||||||||||
17:30 |
英)小売売上高 [前月比/前年比] |
◎ | +0.3% | +2.1% | ||||||||||
+1.7% | +1.9% | |||||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +2.1% | ||||||||||||
+1.6% | +2.1% | |||||||||||||
未定 | 米)モルガン・スタンレー決算発表 | A | 大手金融決算 | |||||||||||
21:30 | 加)卸売売上高 | ○ | +0.3% | +0.2% | ||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 34.5万件 | 36.0万件 | |||||||||||
未定 | 南ア)SARB政策金利&声明発表 | ◎ | 5.00% 据え置き |
5.00% 据え置き |
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23:00 | 米)景気先行指数 | AA | +0.3% | +0.1% | ||||||||||
米)フィラデルフィア連銀景況指数 | S | +8.0 | +12.5 | |||||||||||
米)バーナンキFRB議長の議会証言【2日目(上院銀行委員会)、半期に一度の議会証言(金融政策について)】 | SS | 要人発言 | ||||||||||||
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バーナンキFRB議長の議会証言・2日目の消化待ち。発表直後での変動狙い&大きな流れを見極めて
バーナンキFRB議長の議会証言・2日目の消化待ち。発表直後での変動狙い&大きな流れを見極めて
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