【各社FXシストレサービスの最新スペックはこちらでチェック!】
●システムトレード(シストレ)口座を徹底比較!
選択型シストレはカンタンに勝てるものなのか?
ミラートレーダーを代表とする選択型のシステムトレード(シストレ、自動売買)で勝つためにはどうしたらいいのだろう?
インヴァスト証券[シストレ24]、セントラル短資FX[セントラルミラートレーダー]などを中心に人気上昇中の選択型シストレだが、これは「あらかじめ用意されているストラテジーから成績のいいモノを選ぶだけでいいからカンタン」などとよく言われる。
でも、実際にやってみるとわかるが、やること自体はカンタンでも、それで勝てるとは限らないのだ。
そのため、選択型シストレではそんなに都合良く勝てないのではないか?──疑い深い記者はそんなことさえ考えつつあったのだが、そんな記者に光明を与えてくれたのが、このたび「ザイFX! TV(原宿)」に出演したある個人トレーダーの話だった。
選択型シストレでは各ストラテジーのパフォーマンスがたくさんの指標で示されている。では、いったい、どの指標を重要視すればいいのだろう? また、そのパフォーマンスの算出期間は短いものから長いものまで、いろいろと設定できる。ならば、算出期間はどれを使えばいいのか?
そういった疑問を解消する大きなヒントになるのが、これからご紹介するそのトレーダーの話の【まとめ】なのである。
(出所:インヴァスト証券[シストレ24])
実はボビー・オロゴンさんもシストレを始めていた!
2013年7月17日(水)に生放送された「ザイFX! TV(原宿)」のテーマはシストレ(自動売買)だった。
番組にはタレントのボビー・オロゴンさんがメインゲストとして登場。司会進行役はザイFX!でおなじみの元ミス慶応・葉那子さんだ。
意外にもFXの裁量トレードを長くやってきたというボビー・オロゴンさんは最近、シストレも開始。また、葉那子さんも最近、シストレを始めたという。
番組内ではボビー・オロゴンさんの暴走を葉那子さんが押し止めるシーンなども見どころの1つ(?)となっていた。また、株式会社テラスの代表取締役でシストレの専門家・林芳郎さんがわかりやすく、シストレについて解説してくれている。そういった内容は録画番組で見られるので、以下のリンク先からぜひどうぞ。
【参考番組】
●ザイFX!TV(原宿):ボビー・オロゴンもびっくり! FXの自動売買で楽々資産運用を始めよう!
さて、そんな番組の後半で登場したのが2人の個人トレーダー・Taka.kさん、ゆうさんだった。2人とも選択型シストレのミラートレーダーでトレードを行い、利益を上げているのだが、その中で記者が特に印象に残った、Taka.kさんの話をご紹介しよう。ゆうさんについては上記の番組をぜひご覧あれ。
まず、Taka.kさんとはどんな人なのか? そのプロフィールは以下のとおりだ。
Taka.kさん
神奈川県在住、53歳、電気(制御)エンジニア。数字オタクで、データ分析は大の得意。ストラテジーはすべて「独自のデータ分析」を基に選択している。ブログでさまざまなポートフォリオの成績を追跡中! 1年で約150万円の利益。目標は年間2万4000pips稼げる仕組み作り。
ストラテジーのパフォーマンスは24カ月や12カ月でみる
そんなTaka.kさんが番組内で話したことを、以下、内容別にまとめてみた。
【選択型シストレ(ミラートレーダー)をやり始めた経緯など】
・裁量トレードも少しやった時期はあるが、会社員なのでやる時間があまりない。また、裁量トレードは小さな金額でやっている分にはいいが、マイナスが大きくなると、ハラハラして心臓に良くない。
・そこで、ミラートレーダーをやり始めたが、最初の半年ぐらいはうまくいかなかった。
・2012年の1月からミラートレーダーでいろいろな数字の分析をはじめるようになり、いい結果が出るようなルールが見つかってきたので、2012年の秋ぐらいからトレードの金額を増やしていった。
・1年で約150万円の利益を上げた。
【ストラテジーの選び方】
・それぞれのストラテジーの取引実績をダウンロード。期間を24カ月、12カ月、90日、30日として成績上位のものを選ぶとどうなるか、1年ぐらい追いかけている。すると、24カ月、12カ月で成績のいいものが、その次も成績がいいことがわかった。
ここまでやる! ストラテジーには個別チューニングを!
【ストラテジーの選び方(つづき)】
・一番悪いのは90日。30日は勝ったり負けたりで安定しない。
・そこで、24カ月や12カ月のデータをもとに、利益額とドローダウン率を重要な指標として、さらに自分流にいくつかの指標を使って計算式を立て、その中から成績のいいものを毎月選んでいる。
・ストラテジーの入れ替えは毎月第1週目の土日にやるようにしている。24カ月や12カ月のデータは月がかわったときにデータが入れ替わるため。だから、厳密に言えば、毎月1日に入れ替えるのが一番いいが、専業ではないのでそこまではできない。第1週目の土日にやっている。毎月のデータ分析には6時間かかる。
・10本のストラテジーで自分のポートフォリオを構成。目標は毎月2000pipsの利益。年間で2万4000pips。
ミラートレーダーではストラテジーを選ぶとき、上記画面の左側のところで90日間、12カ月間などと、表示するパフォーマンスの期間を設定する箇所がある。
【チューニングなどについて】
・選んだストラテジーは個別にチューニングを施す。過去の取引実績をもとに、ストップ(逆指値)やリミット(指値)を個別にチューニングする。
・具体的には過去1年もしくは過去100回の取引データで、最適なストップとリミットがどれぐらいだったかを計算している。このチューニングを実施すると、計算上は5~6%ぐらいパフォーマンスが良くなる。1年ぐらい追いかけているが、だいたい計算と同じようにパフォーマンスが向上している。
・稼働させているストラテジーすべてが絶好調で、全部利益が載っている状態になることがある。このようなときに、全部決済して利益確定することがある。これはカンでやるのではなく、事前に計算して出した数値に達したらやる。
・毎月、新たなデータが得られるので、こうしたチューニングについてはそれを考慮して、毎月計算し直している。
・大きく相場が動く可能性があっても経済指標のときにストラテジーをはずすようなことはしない。24カ月など長い期間のデータに基づいてストラテジーは選んでおり、その期間内にあった経済指標の発表による相場変動も乗り越えて、それだけの好成績を収めたということだからだ。
シストレの達人が6月に組み入れていた10本のストラテジー
いかがだっただろうか?
インヴァスト証券[シストレ24]などの選択型シストレはカンタンだといっても、たとえば、ストラテジーのパフォーマンスを見る期間をどう設定したら良いのか、なかなかズバリ、教えてくれる人がいなかった。
そんななか、Taka.kさんは自身のデータ分析と経験に基づいて、すっきりした答えにたどりついている。
また、選択型シストレといえども、本当に儲けるためにはデータ分析やチューニングなど、かなりの努力が必要ということもわかる。一方、努力が必要といっても、いつも相場にはりつく必要はなく、会社員の兼業トレーダーでもできる範囲という感じがする。
天才的な相場観を持たなくても、四六時中、相場と向き合わなくてもFXで利益を上げることができるかもしれない──Taka.kさんの話はそんな可能性を感じさせてくれるものだった。
そのTaka.kさんが最近、組み入れているストラテジーは以下の10本。
・Blackhole USD/JPY
・CorelianChart EUR/AUD
・ExoticFx EUR/AUD
・ExoticFx GBP/AUD
・OnTheRiver NZD/JPY
・Sphynx EUR/AUD
・ThirdBrainFx AUD/JPY
・ThirdBrainFx EUR/AUD
・ThirdBrainFx NZD/JPY
・TidalWave EUR/CAD
このリストは6月に選んだ物が中心となっており、7月に入れ替えたものも何本かあるようだ。
有名なThirdBrainFxが3本入っているが、Taka.kさんは「有名だから選んだのではなく、データに基づいて選んだら、たまたまそれだっただけ」と語っている。ただ、ThirdBrainFxの豪ドル/円(AUD/JPY)については、唯一、毎月の見直しで1回もはずれたことがないそうだ。
また、その他、組み込みストラテジーの常連として、ExoticFxのユーロ/豪ドル(EUR/AUD)、Sphynxのユーロ/豪ドル(EUR/AUD)があるという。
普通の会社員といった感じの風貌のTaka.kさんだが、しっかりしたデータ分析に基づいているだけあって、その語り口には穏やかな中に確かな自信があると記者には感じられた。
さらに詳しいTaka.kさんの話は「ザイFX! TV(原宿)」の録画番組でぜひご覧ください。
【参考番組】
●ザイFX! TV(原宿):ボビー・オロゴンもびっくり! FXの自動売買で楽々資産運用を始めよう!
(ザイFX!編集部・井口 稔)
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング) | |||
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」 | |||
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時) |
0.3pips原則固定 (9-27時) |
1000通貨 | 20ペア |
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】 機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。 |
|||
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】 ■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼ |
|||
【総合2位】 SBI FXトレード | |||
SBI FXトレードの主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.18銭 | 0.3pips | 1通貨 | 34ペア |
【SBI FXトレードのおすすめポイント】 すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。 |
|||
【SBI FXトレードの関連記事】 ■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼SBI FXトレード▼ |
|||
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」 | |||
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり) |
0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり) |
1000通貨 | 30ペア |
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】 業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。 |
|||
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】 ■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼ |
|||
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年11月5日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください |
総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
⇒FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)