ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

志摩力男_グローバルFXトレード
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

米長期金利はさらに上昇しドル全面高、
今晩は大注目の雇用統計!

2013年09月06日(金)14:59公開 (2013年09月06日(金)14:59更新)
持田有紀子

【副業FXで勝つためのメルマガ】田向宏行さんのFXメルマガは儲かるのか? ダウ理論の転換トレードで検証したらこうなった!

 昨日はドル円のショートを99.91で作って、欧州序盤を迎えた。これは100円ちょうどは近くて遠いはずであるという思い入れによるもの。99円台の後半からロングにして攻めたくない以上、何をするかとなると、100円ちょうどにストライクがたくさん溜まっているだろうことに期待するしかない。

 つまりそこにはオプションのデルタヘッジとしょうして、かなりのオファーがあるだろうと想定するのだ。もちろんそんなものは想像の域を出ないのであって、抜けたらロスカットする。ただストップアウトするにも距離が近いので、ダメージは少なくてすむのが利点だ。 

 ナイトセッションで日経先物が14000円の大台を割り込んできた。特に材料もないので一時的なポジションの調整だと思われるが、それでもリスク回避を意識してのドル円の売りも出てきた。99.75を下回ってきたので、追撃売りをした。私はそもそもあまり動かないと思っているので、ちょっとした動きでも捉えて細かくディールしていかないといけないと思っている。

 通常であれば15ポイントのフェイバーな状態だけで追撃はしないのだが、ともかくもドル円の地合いは強いはず。逆に戻るときは一気に買い戻すためにも、ポジションは日ごろよりも大きいほうが買い戻しに出やすい。100円突破がダメだった直後だけに、ひょっとするとこのまま大きな下げになって大相場を演じるかもしれない。そういう虫のよい解釈をしながら、15ポイント下がるごとに売り増していこうと思った。

 そうすると99.60もギブン。そこで当初の方針通りにさらに売り増した。しかし結果的にはここが底だった。それでもポジションが大きくなっていた分、アゲインストムーブには実に敏感になっている。おかげで99.67で全部を買い戻すことができた。そのままドル円が下攻めになることはなかったが、まあ仕方がない。

 この時間帯に黒田総裁の会見が始まり、消費税の増税で悪影響が出てくれば財政も金融も出動するといったことで、ややリスクテーク気味になったからだ。ドル円は急速に反発し、ついに100円台に乗せてきた。それでもやはり100円台の前半は重そう。今度は100円台で売ってみた。10ポイントアゲインストで損切るつもりで。

 夜にはいろいろとイベントがたくさんあるので、今度は売り増しをしない。念願の100円台回復なのだから、次々に買いが買いを呼ぶ展開が想像される。99円台に下がってきたら、すぐに買い戻すのだ。100円台はあまり値保ちしなかった。すぐに99円台に戻ってきたので、とりあえず買い戻してクローズ。なんだか欧州の金利会合やアメリカの経済指標の前に体力の多くを消費してしまったようでもある。

 注目のADPは予想の18万人増を若干、下回った。それでもそんなに増加しているのかという思いがある。これでは9月FOMCでの緩和縮小もありうるだろう。それに加えて非製造業の景況感も良かった。アメリカの長期金利は上昇のピッチを速め、10年ものの利回りは3.0%乗せギリギリのところまで上がった。これがドル買いの要因にもなった。

 またドラギ総裁が会見のなかで、ユーロの利下げも議論したと公表したことによってユーロ売りが強まった。ユーロ円もユーロポンドも急落。ユーロドルは1.31台の前半まで押し込まれた。ニューヨーク時間の午後はほとんど動かなかったが、ドルが全面高で、そのまま高値圏でニューヨーククローズを迎えた。

 さて今晩は雇用統計。9月FOMCで緩和縮小するかどうかの判断材料の最後のものとなる。規模は小さくでも緩和縮小は避けられないだろうというのが市場のコンセンサス。それを動かすことができるかどうか。予想ではペイロールは18万人増。予想と同じか良いのであれば、文句なく緩和縮小へ。15万人を下回ってくるとわからないといったところ。

 とにかく今日のアジア時間で米国債の10年ものの利回りが3.0%の大台乗せを果たしている。金利上昇がドル高要因になるステージはそろそろ過ぎてきており、これからはコスト増によるマイナスがリスクオフにつながる可能性も顕在化してくるだろう。長期金利が上昇していても、株価が下がっていればドル円のショートで臨む。


日本時間 15時00分
 


取引コストで比べる スワップポイントで比べる
キャンペーンで比べる 人気ランキングで比べる
最低取引単位で比べる FX会社比較トップページへ
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.3pips原則固定 1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
【総合3位】 楽天証券「楽天FX」
楽天証券「楽天FX」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.4pips原則固定 1000通貨 28ペア
【楽天証券「楽天FX」のおすすめポイント】
業界上位水準のスプレッドと、株取引で培ったノウハウが活かされた、取引環境の良さが魅力のFX口座です。取引量に応じて楽天ポイントが貯まるので、楽天グループのサービスをよく利用する人にもおすすめ。また、楽天証券には大手ネット証券で唯一の、MT4を使うFX口座「楽天MT4」もあります。
【楽天証券「楽天FX」の関連記事】
■楽天証券「楽天FX」の特徴やスプレッド、スワップポイント、取り扱い通貨ペア数などを紹介!
▼楽天証券「楽天FX」▼
楽天証券「楽天FX」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年4月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

GMO外貨[外貨ex]
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
経済指標速報記事 トレーディングビュー記事 メキシコペソ比較
経済指標速報記事 トレーディングビュー記事 メキシコペソ比較
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る