本日の為替相場の焦点は、『米国の財政問題』と『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』、そして『五十日要因』や『米・新規失業保険申請件数の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
への注目度が高い。
※注意※現在、米国の政府機関が一部閉鎖中で、政府機関が発表母体となる経済指標の発表は流動的及び変則的となっています
米国以外では、
・07時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
・20時00分:英)BOE政策金利&声明&BOE資産購入枠発表
・21時30分:加)新築住宅価格指数
・25時00分:日)黒田日銀総裁の発言
・25時20分:欧)ドラギECB総裁の発言
への注目度が高い。
これら以外では、
・五十日要因
・G20財務相・中央銀行総裁会議(10日・11日開催)
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(8日・3年債、9日・10年債、10日・30年債)
・米国の財政問題(新会計年度暫定予算案、連邦債務上限引き上げ)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・次期FRB議長問題
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・日本の金融政策への思惑
・イタリアの政局不安
などの要因も重要。
★★★
いまだ、米国の財政問題絡みで米・政府機関が一部閉鎖中。
本日は、10日の五十日で、G20財務相・中央銀行総裁会議が明日にかけて開催される他、英)BOE政策金利&声明&BOE資産購入枠発表と米国の30年国債の入札が行われる。
米国の経済指標は、新規失業保険申請件数がメイン。
※注意※現在、米国の政府機関が一部閉鎖中で、政府機関が発表母体となる経済指標の発表は流動的及び変則的となっています
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札は米国の長期金利(≒米国債利回り)に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、米国の財政問題への懸念でドル売り及びリスク回避ヨリの流れが加速したが、週末には多少戻した。
今週の為替相場は、週初から米国の財政問題での先行き不透明感が解消されずにドル売りとリスク回避の流れが加速していたが、ここに来て一旦の反発となって いる。また、昨日の相場で、FOMC議事録が発表されたことで、米国の量的緩和早期縮小への思惑が高まって、ドルの買い戻しの流れが強まった。
本日の為替相場は、昨日発表された『米)FOMC議事録公表』での影響と直近で金融市場の大きな焦点となっている米国の財政問題に最大限注視しながら、引き続き、米国の長期金利の動向や主要な株式市場の動向、金融市場のリスク許容度、米国の量的緩和早期縮小への思惑などにも注意したい。
また、五十日要因や英)BOE政策金利&声明&BOE資産購入枠発表、『米)新規失業保険申請件数』の発表も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・07時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
→言及内容次第
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きい
・20時00分:英)BOE政策金利&声明&BOE資産購入枠発表
→政策金利や資産購入額は据え置きで、声明の内容がどうなるか。いずれにせよ、今後の金融政策への思惑などが噴出して、大きく動き出すキッカケになりやすい
・21時30分:加)新築住宅価格指数
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
→久しぶりの注目度の高い米国の経済指標。注目度の高く大きな変動のキッカケになりやすい。株式市場と長期金利の動向と共に注視したい。
※注意※現在、米国の政府機関が一部閉鎖中で、政府機関が発表母体となる経済指標の発表は流動的及び変則的
・25時00分:日)黒田日銀総裁の発言
→言及内容次第
・25時20分:欧)ドラギECB総裁の発言
→言及内容次第
■10月7日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週に日本と米国の議事録公表と、英国の金融政策発表が行われる
▼来週にオーストラリアの議事録公表が控える
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(8日・3年債、9日・10年債、10日・30年債)
▼10日・11日にG20財務相・中央銀行総裁会議が開催
▼米国の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼米国の政府機関が一部閉鎖中での影響
▼米国の財政問題(新会計年度暫定予算案、連邦債務上限引き上げ)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
▼次期FRB議長問題
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼欧州の債務問題への思惑
▼イタリアの政局不安
▼安倍政権の経済政策や税制絡みの話題
▼シリア問題
▼日本の金融政策への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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10月10日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・10日の五十日 ・G20財務相・中央銀行総裁会議(10日・11日開催) ※注意※現在、米国の政府機関が一部閉鎖中で、政府機関が発表母体となる経済指標の発表は流動的及び変則的 |
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06:30 | NZ)企業景況感 | △ | - | 57.5 | ||||||||||
07:00 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
08:50 | 日)第三次産業活動指数 | △ | +0.4% | -0.4% | ||||||||||
日)機械受注 [前月比/前年比] |
△ | +2.5% | ±0.0% | |||||||||||
+8.5% | +6.5% | |||||||||||||
09:30 | 豪)失業率 | ◎ | 5.8% | 5.8% | ||||||||||
↑・新規雇用者数 | +1.50万人 | -1.08万人 | ||||||||||||
14:00 | 日)消費者態度指数 | × | 43.5 | 43.0 | ||||||||||
17:00 | 欧)ECB月例報告 | △ | - | - | ||||||||||
20:00 | 英)BOE政策金利&声明発表 | ◎ | 0.50% 据え置き |
0.50% 据え置き |
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↑・BOE資産購入枠発表 | ◎ | 3750億 据え置き |
3750億 据え置き |
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南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | -2.0% | +5.0% | |||||||||||
+1.2% | +5.4% | |||||||||||||
21:30 |
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
- | +1.9% | |||||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 31.1万件 | 30.8万件 | |||||||||||
22:45 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
25:00 | 日)黒田日銀総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
25:20 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 | BB | 130億ドル | |||||||||||
26:45 | 米)タルーロFRB理事の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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米・財政問題が未だ先行き不透明のため、ロング重視の超短期的な売買のみ。押し目でのロングや上昇追随でのロング狙い
米・財政問題が未だ先行き不透明のため、超短期的な売買のみ。どちらかと言えば、ショート重視
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