週末にイラン問題が前進して、週明けはリスクテークで始まった。先週末に101円台に乗せて終わったドル円だったが、朝から買いが膨らんだ。ドル円は101円台の前半だったものが、昼過ぎには101.90レベルまで上昇。イランとアメリカの合意内容は玉虫色の決着だと言わざるをえないのに、ここまで買い進まれるとは…。私はロングでフォローすることはせずに、ただ反転の頃合いを見計らっていた。
欧州序盤ではそうした流れもやや調整気味。クロス円が調整売りモードに入ったので、ドル円もようやく高値圏から脱した感じだ。でもドル円はまだまだ101.70アラウンドで、依然として高値圏にいることは確かだ。売るならばユーロ円だろう。イラン問題が少しでも妥結したというのに、株高のポーションはひじょうに小さい。
地政学的なリスクが減少したという割には、大きく上昇はしていないのだ。そこで私は137.67で売っていた。ここで売る限りにおいては、アジア時間につけた高値である137.99をバックにできる。つまり138.00で損切ればよいだけだ。ストップロスの位置が明確だから、なお売りやすい(笑)。
私の考えでは、ユーロ円が落ちるというのは、ドル円の下落がなかなか想定しにくい以上は、ユーロドルが下げるほうがありえる。けれども経済イベントが少ないので、強力なドル高材料もないわけで、後はテクニカルムーブに身をゆだねるしかない。
ニューヨーク市場が始まる前に、グローベックスセッションで米国株はダブルトップをつけた。アジア時間の早朝と、欧州時間のランチタイムにおいてである。結果的には米国株はコアタイムでは、その高値水準を一度も越えなかった。しかも一日の値幅としてはとても小さいものであった。それでも歴史的な高値を覗いているので、ムードはリスクテーク。
私もそうしたムードが感じられたので、ユーロ円をショートにして、しばらくはフェイバーであったが、売り増しなどを考えずに、すぐにでも逃れたい気持ちになってしまった。結局、15ポイントほどフェイバーになったところで、半分だけ買い戻した。
米国株オープンまで粘ったが、それほどユーロ円は下がらず。スピードものろい。もうポジションは小さくなっているので、放置しておいてもよかったのだが、137.38で残りを買い戻した。
さて今晩は住宅価格と消費者信頼感のデータが出る。ちょっと米国株には高値警戒感も強まって来ており、なかなかこれまでのようにスルッと上がらなくなってきた。マーケットとしては何か反転の時期をうかがい、利食い売りを出すべきステージを模索しているかのようだ。
株価が崩れ出そうものならば、私も円ロングで攻めたい。しかし崩れるかもしれないといってここまで来たのだから、そう簡単にはリスク回避が訪れることはないのかもしれないが…。
日本時間 15時30分
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