本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』と『注目度の高い米国の経済指標』、そして『FRB指名候補者承認公聴会』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)小売売上高&【除自動車】
・21時30分:米)輸入物価指数
・23時00分:米)企業在庫
・23時00分:米)FRB指名候補者承認公聴会(上院銀行委員会、パウエル現理事&フィッシャー&ブレイナード)
・27時00分:米)財政収支
に注目が集まる。
米国以外では、
・05時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・05時05分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
・14時30分:中)鉱工業生産
・14時30分:中)小売売上高
・14時30分:中)固定資産投資
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・金融市場のリスク許容度
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・ウクライナ情勢やロシアの動向
・金や原油などの商品市場の動向
・中国の景気失速懸念
・金融当局者や要人による発言
などの要因も重要。
★★★
本日は、日本時間の早朝にRBNZ政策金利&声明発表&ウィーラーRBNZ総裁の発言が行われるほか、米国の30年債の入札日でもある。
米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と小売売上高&【除自動車】、輸入物価指数がメイン。
その他、企業在庫、財政収支が予定されている
また、経済指標以外にも、米・上院銀行委員会で行われるFRB指名候補者承認公聴会に大きな注目が集まる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札は米国の長期金利に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、週初はウクライナ情勢の緊迫化でリスク回避の方向に大きく傾いたが、その後は反発が優勢となった。
また、ECBの金融政策発表&総裁記者会見後にユーロドルが大きく上昇したほか、米国の長期金利や株式市場の上昇を受けてドル円も大きめに上昇。更に、週末には、米国の雇用統計の発表で大きく動き、、週末クローズにかけては再度ウクライナ情勢への懸念が高まった。
今週の為替相場は、週初からドル円もユーロドルも方向感なくレンジ内で推移していたが、昨日の相場でドル円は売りが優勢となり、ユーロドルは買われ気味となった。
直近の為替相場は、主要な株式市場及び米・長期金利の動向、金融市場のリスク許容度、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑、ウクライナ情勢やロシアの動向などでの影響が重要。
本日は特に、注目度の高い米国の経済指標の発表やFRB指名候補者承認公聴会での影響に注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・05時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・05時05分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
→政策金利は0.25%の利上げがコンセンサス。後は声明の内容次第だが、いずれにせよ今後の金融政策への思惑で大きく動きやすい
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きい
・14時30分:中)鉱工業生産
・14時30分:中)小売売上高
・14時30分:中)固定資産投資
→発表での影響は大きめ。
中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい。
直近では、特に豪ドルが影響を受けやすい傾向あり。
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)小売売上高&【除自動車】
・21時30分:米)輸入物価指数
・23時00分:米)企業在庫
・23時00分:米)FRB指名候補者承認公聴会(上院銀行委員会、パウエル現理事&フィッシャー&ブレイナード)
・27時00分:米)財政収支
→本日の米国のイベントは、注目度の高い経済指標が目白押し。
本日発表される新規失業保険申請件数、小売売上高&【除自動車】、輸入物価指数のいずれも、注目度及び市場への影響度がカナリ高い。
経済指標以外にも、上院銀行委員会で行われるFRB指名候補者承認公聴会での影響が気になるところ。
また、米国の株式市場や長期金利の動向での影響は引き続き重要。
■3月10日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(3/10~)にニュージーランド、日本の金融政策発表と日本の議事録公表が予定
▼来週(3/17~)にスイス、米国の金融政策発表とオーストラリア、英国の議事録公表が予定
▼[ECB金融政策結果発表&ドラギ総裁の記者会見]明け
▼[米国の雇用統計]発表明け
▼13日にFRB指名候補者承認公聴会(上院銀行委員会)
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
▼来週にFOMC結果発表を控える
▼ウクライナ情勢やロシアの動向
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼中国の景気失速懸念
▼金や原油などの商品市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼新興国からの資金流出や株価下落・通貨下落の加速への懸念
▼日本の金融政策への思惑
▼安倍政権の経済政策や税制絡みの話題
▼欧州の債務問題への思惑
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3月13日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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- | ||||||||||||||
05:00 | NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 25bp 利上げ 2.75% |
2.50% 据え置き |
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05:05 | NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
08:50 |
日)機械受注 [前月比/前年比] |
△ | +7.1% | -15.7% | ||||||||||
+19.5% | +6.7% | |||||||||||||
09:01 | 英)RICS住宅価格 | × | +52% | +53% | ||||||||||
09:30 | 豪)失業率 | ◎ | 6.0% | 6.0% | ||||||||||
↑・新規雇用者数 | +1.50万人 | -0.37万人 | ||||||||||||
14:30 | 中)鉱工業生産 | ○ | +9.5% | +9.7% | ||||||||||
中)小売売上高 | ○ | +13.5% | +13.1% | |||||||||||
中)固定資産投資 | ○ | +19.4% | +19.6% | |||||||||||
18:00 | 欧)ECB月例報告 | △ | - | - | ||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | +0.2% | +0.4% | ||||||||||
+1.9% | +2.5% | |||||||||||||
21:30 |
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.1% | +0.1% | ||||||||||
+1.3% | +1.3% | |||||||||||||
加)第4四半期設備稼働率 | × | 82.2% | 81.7% | |||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 33.0万件 | 32.3万件 | |||||||||||
米)小売売上高 | S | +0.2% | -0.4% | |||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.1% | ±0.0% | ||||||||||||
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
BB | +0.5% | +0.1% | |||||||||||
-1.9% | -1.5% | |||||||||||||
23:00 | 米)企業在庫 | B | +0.4% | +0.5% | ||||||||||
米)FRB指名候補者承認公聴会(上院銀行委員会、パウエル現理事&フィッシャー&ブレイナード) | S | 要人発言 | ||||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 | BB | 130億ドル | |||||||||||
27:00 | 米)財政収支 | B | -1950億 | -104億 | ||||||||||
翌 06:30 |
NZ)製造業PMI | △ | - | 56.2 | ||||||||||
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3月10日~3月14日はお休みです
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