本日の為替相場の焦点は、『FOMC結果発表&イエレンFRB議長の記者会見』と『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)第4四半期経常収支
・27時00分:米)FOMC政策金利&声明発表
・27時00分:米)FRB米国債及びMBS証券の買い入れ額を発表
・27時00分:米)FRB経済・金利見通しを発表
・27時30分:米)イエレンFRB議長の記者会見
に注目が集まる。
米国以外では、
・06時45分:NZ)第4四半期経常収支
・08時50分:日)貿易収支(通関ベース)
・14時00分:日)黒田日銀総裁の発言
・18時30分:英)失業率&失業保険申請件数
・18時30分:英)BOE議事録公表(3月5日・6日開催分)
・21時30分:加)卸売売上高
・26時45分:ス)ジョーダンSNB総裁の発言
・翌6時45分:NZ)第4四半期GDP
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・米国の主要企業の決算発表→アドビ・システムズ、オラクル、その他
・ウクライナ情勢
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・中国の景気失速懸念
・金や原油などの商品市場の動向
・金融当局者や要人による発言
などの要因も重要。
★★★
本日は、英)BOE議事録公表(3月5日・6日開催分)のほか、米)FOMC政策金利&声明発表と米)イエレンFRB議長の記者会見が行われる。
米国の経済指標は、第4四半期経常収支ぐらいしかない。
市場の注目はFOMC結果絡みの発表に集まる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、週初はドル円もユーロドルも方向感なくレンジ内で推移していたが、週後半からウクライナ情勢の緊迫化などにより金融市場がリスク回避方向に傾いたことで、ドル円は大きく下落し、ユーロドルは大きく買われた後にイッテコイとなった。
今週の為替相場は、株式市場は先週末のリスク回避方向の流れに対して反発が優勢となっているが、為替相場は上下に振られて方向感が出ない状態。
直近の為替相場は、ウクライナ情勢、主要な株式市場及び米・長期金利の動向、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑などでの影響が重要。
本日は特に、米)FOMC政策金利&声明発表と米)イエレンFRB議長の記者会見に注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・06時45分:NZ)第4四半期経常収支
→発表でのNZドルへの影響はまずまず
・08時50分:日)貿易収支(通関ベース)
→発表での日本円への影響はそれなりだが、注目度は高め
・14時00分:日)黒田日銀総裁の発言
→言及次第。未知数
・18時30分:英)失業率&失業保険申請件数
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい
・18時30分:英)BOE議事録公表(3月5日・6日開催分)
→サプライズはないと思われるが、今後の金融政策への思惑で大きく動くキッカケになりやすい
・21時30分:加)卸売売上高
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
・26時45分:ス)ジョーダンSNB総裁の発言
→言及次第。未知数
・21時30分:米)第4四半期経常収支
・27時00分:米)FOMC政策金利&声明発表
・27時00分:米)FRB米国債及びMBS証券の買い入れ額を発表
・27時00分:米)FRB経済・金利見通しを発表
・27時30分:米)イエレンFRB議長の記者会見
→本日の米国のイベントは、経済指標は第4四半期経常収支のみで、市場の注目はFOMC結果絡みの発表に集まる。
金融政策自体にはサプライズはないとしても、声明の変化やイエレンFRB議長の記者会見での発言内容を受けて、今後の金融政策への思惑が噴出しやすく、金融市場全体が大きく動く可能性が非常に高い。
また、米国の株式市場や長期金利の動向は引き続き重要。今週に入って反発が優勢となっているが、再度リスク回避方向に向かった場合の為替相場への影響は大きくなりやすい。
・翌6時45分:NZ)第4四半期GDP
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい
■3月17日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(3/17~)にスイス、米国の金融政策発表とオーストラリア、英国の議事録公表が予定
▼来週(3/24~)にの南アフリカの金融政策発表が予定(議事録公表はなし)
▼中国人民元のドルに対する変動幅拡大での影響
▼クリミア住民投票の結果での影響(ウクライナからの分離とロシア編入の賛否を問うもの)
▼19日にFOMC結果発表&イエレンFRB議長の記者会見
▼ウクライナ情勢
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼中国の景気失速懸念
▼金や原油などの商品市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼新興国からの資金流出や株価下落・通貨下落の加速への懸念
▼日本の金融政策への思惑
▼安倍政権の経済政策や税制変更、消費税増税の話題
▼欧州の債務問題への思惑
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3月19日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表→アドビ・システムズ、オラクル、その他 | ||||||||||||||
06:45 | NZ)第4四半期経常収支 | ○ | -15.30億 | -47.80億 | ||||||||||
08:50 | 日)貿易収支(通関ベース) | ○ | -6000億 | -2兆7900億 (-2兆7917億) |
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13:30 | 日)全産業活動指数 | × | +1.1% | -0.1% | ||||||||||
14:00 | 日)黒田日銀総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
日)景気動向指数【確報値】 [一致CI指数/先行CI指数] |
× | - | 114.8 | |||||||||||
- | 112.2 | |||||||||||||
17:00 |
南ア)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +1.1% | +0.7% | ||||||||||
+5.9% | +5.8% | |||||||||||||
18:30 | 英)失業率 | ◎ | 3.5% | 3.6% | ||||||||||
↑・失業保険申請件数 | -2.50万件 | -2.76万件 | ||||||||||||
英)BOE議事録公表(3月5日・6日開催分) | ◎ | - | - | |||||||||||
19:00 |
欧)建設支出 [前月比/前年比] |
× | - | +0.9% | ||||||||||
- | -0.2% | |||||||||||||
20:00 |
南ア)小売売上高 [前月比/前年比] |
△ | -0.5% | +1.4% | ||||||||||
+2.8% | +3.5% | |||||||||||||
21:30 | 加)卸売売上高 | ○ | +0.8% | -1.4% | ||||||||||
米)第4四半期経常収支 | BB | -880億 | -948億 | |||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | B | - | +618.0万 | ||||||||||
26:45 | ス)ジョーダンSNB総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
27:00 | 米)FOMC政策金利&声明発表 | SS | 0.25% 据え置き |
0.25% 据え置き |
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米)FRB米国債及びMBS証券の買い入れ額を発表 | SS | それぞれ 月額50億 ドル縮小 |
それぞれ 月額50億 ドル縮小 |
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米)FRB経済・金利見通しを発表 | SS | - | - | |||||||||||
27:30 | 米)イエレンFRB議長の記者会見 | SS | 要人発言 | |||||||||||
翌 06:45 |
NZ)第4四半期GDP [前期比/前年比] |
◎ | +0.9% | +1.4% | ||||||||||
+3.1% | +3.5% | |||||||||||||
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FOMC結果発表&イエレンFRB議長の記者会見での変動狙い
FOMC結果発表&イエレンFRB議長の記者会見での変動狙い
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