金曜日の欧州序盤では、ドル円は101.65で、ユーロドルは1.3645で始まった。ドル円もユーロドルも週のドル高値で張り付いている。いかにもドルがもっと上がりたそうにしている。私もドルロングでついていきたいと思って時期を待っていた。とりあえずドイツの景況感が17時に出る。IFO指数が悪かったら、底値売りになるがユーロドルを売ってみよう。
そしてIFO指数は予想よりも悪かった。1.3638でしか売れなかったが、すぐに1.3650で買い戻しのストップ注文を入れた。ユーロドルは瞬間的に1.3625まで下がったようで、その後はリバウンドする。何度も私のストップレベルの近くまで戻ってくるのだ。こうなると後はストップロスがつかないのを願うしかない。
ユーロドルがいちおう下がっているので、ドル円も安定的に上がってきた。ドル円でのドルロングのほうが、安全性が高かったかもしれない。なにしろユーロドルは、ユーロショートのポジションが溜まってきてもいることも想像できるからだ。
しかし2回目の下値トライで、ユーロドルもやっと1.3620を割りこんできた。このまま1.36ちょうどを割りこんできたら、もう一発だけ売ってみようと思った。しかしすぐに反発。こうして利食いにも失敗すると、次に同じところを攻めたら、確実に利食ってしまおうと考えるものである。そして30分ほど我慢して、また下がってきたので、1.3619でいったんは買い戻した。
そしてマーケットではイベントは23時の新築住宅販売しかなかった。しかもアメリカは3連休を控えて、かなり閑散となるであろうと推察される。私も積極的にニューヨーク時間ではポジションを作らないでおこうと思いながら、見ていた。たしかに株式市場でも出来高は通常の半分もなく、参加者の少なさがうかがわれる。
しかし米国株は小幅な値動きながらも、歴史的な最高値を狙う。それでリスク許容度がアップしたものか、ドル円は上昇。102円台を目指す。そしてユーロドルも下がらなくなった。クロス円での買い圧力が高まったためであろう。ユーロ円は何とか139円台まで戻して終了。ドル円は102円台にタッチはしながらも、クリアに突破して走り出すようなことはなかった。
さて本日はアメリカとイギリスが休みのため、さすがに動かない。ドル円は101円台の後半で高値張り付き。ユーロドルはまったく動かない。これは夕方以降も同じだろう。ドル円などは102円台にクリアに乗せてきたら買い戻しのストップロスを誘発しそうなものであるが、それもなさそうだ。今晩は休むに限る。
日本時間 15時10分
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