本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』と『欧州の金融政策への思惑』、そして『米国の金融政策への思惑』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・26時00分:米)3年債入札
に注目が集まる。
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
米国以外では、
・10時30分:豪)住宅ローン貸出
・10時30分:中)生産者物価指数
・10時30分:中)消費者物価指数
・16時15分:ス)小売売上高
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・五十日要因
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・欧州の金融政策への思惑
・米国の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・金や原油などの商品市場の動向
・金融当局者や要人による発言
・中国の景気動向への思惑
などの要因も重要。
★★★
10日の五十日。
本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
経済指標以外には、米国の3年債の入札が行われる。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、米国の中長期国債の入札状況は米国の長期金利に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、ドル円は主要な株式市場や米国の長期金利が堅調なことやからジリジリと上値を試し、ユーロドルはECBの金融政策に対する思惑が交錯して1.360を挟んでの上下となった。
5日・木曜日のECB理事会結果発表を受けて、ユーロドルは上下に大きく動いた。また、6日・金曜日の米国の雇用統計の発表では大きく変動するかに思われていたが、ドル円もユーロドルも上下に堅く、レンジ内で推移のまま週末を迎えた。
週明けの為替相場は、先週末と同レベルでスタートした後は、ドル円は102円半ばで推移し、ユーロドルは下値を試して1.360を割り込んでいる。
直近の為替相場は、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、欧州の金融政策への思惑、米国の金融政策への思惑などが主な焦点。
本日は特に、先週末に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]と[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]の発表を消化しての動き、直近で為替相場の主な変動要因となっている主要な株式市場及び米国の長期金利の動向に注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)住宅ローン貸出
→発表での豪ドルへの影響は大きめ
・10時30分:中)生産者物価指数
・10時30分:中)消費者物価指数
→発表での影響は大きめ。中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい。豪ドルへの影響も大きめ
・16時15分:ス)小売売上高
→発表でのスイスフランへの影響はまずまず
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
→発表でのポンドへの影響は大きめ
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
・26時00分:米)3年債入札
→本日の米国のイベントは、経済指標は注目度の高いものの発表はない。
経済指標以外には、米国の3年債の入札が行われる。
直近で為替相場の主な変動要因となっている米国の株式市場と米国の長期金利の動向には引き続き注視。
また、先週末に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]と[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]の発表を消化しての動きに注目。
10日の五十日。
■6月9日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼欧州の金融政策への思惑
▼米国の金融政策への思惑
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼中国の景気動向への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼ウクライナ情勢
▼[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]明けでの影響
▼[米)雇用統計]明けでの影響
▼今週(6/9~)に→ニュージーランド、日本の金融政策発表が予定(議事録公表はなし)
▼来週(6/16~)に→スイス、米国の金融政策発表とオーストラリア、日本、英国の議事録公表が予定
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
▼来週18日に[FOMC結果発表]を控える
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6月10日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・10日の五十日 ・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債) |
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07:45 | NZ)第1四半期製造業売上高 | × | - | +6.3% | ||||||||||
08:50 | 日)第三次産業活動指数 | △ | -3.4% | +2.4% | ||||||||||
10:30 | 豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | ±0 | ||||||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | +6 | ||||||||||||
豪)住宅ローン貸出 | ○ | +0.2% | -0.9% | |||||||||||
中)生産者物価指数 | ○ | -1.5% | -2.0% | |||||||||||
中)消費者物価指数 | ◎ | +2.4% | +1.8% | |||||||||||
14:45 | ス)失業率 | × | 3.1% | 3.2% | ||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注【速報値】 | × | - | +48.7% | ||||||||||
16:15 | ス)小売売上高 | ○ | - | +3.0% | ||||||||||
17:30 |
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | +0.4% | -0.1% | ||||||||||
+2.8% | +2.3% | |||||||||||||
↑・製造業生産高 [前月比/前年比] |
○ | +0.4% | +0.5% | |||||||||||
+4.0% | +3.3% | |||||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | -2.1% | -1.9% | ||||||||||
-3.9% | +0.7% | |||||||||||||
23:00 | 英)NIESRGDP予想 | △ | - | +1.0% | ||||||||||
米)卸売在庫 | C | +0.5% | +1.1% | |||||||||||
26:00 | 米)3年債入札 | BB | 280億ドル | |||||||||||
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羊飼いの都合により、6月9日~6月11日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、6月9日~6月11日の戦略コメントはお休み
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