本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』や『明日に[FOMC議事録公表(6月17日・18日開催分)]を控えての米国の金融政策への思惑』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・26時00分:米)3年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・16時15分:ス)消費者物価指数
・16時15分:ス)小売売上高
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(8日・3年債、9日・10年債、10日・30年債)
・米国の主要企業の決算発表→アルコア、その他
・明日に[FOMC議事録公表(6月17日・18日開催分)]を控える
・明日から[米中戦略経済対話(9日・10日開催)]を控える
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度
・金や原油などの商品市場の動向
・中国の景気動向への思惑
・日本の金融政策への思惑
などの要因も重要。
★★★
本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はないが、米国の3年債の入札が行われる。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札状況は米国の長期金利に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、週初はドル売りの流れが優勢となってドル円はジリジリと下落し&ユーロドルはジリジリと上昇したが、その後は反発が優勢となった。3日 の米・雇用統計の発表では、その良い結果を受けて株式市場が大きく上昇し、ドルが大きく買われた。また、週末・金曜日は米国が祝日・休場で、ドル円もユー ロドルも東京・欧州市場で一時下値を試した後は動意薄で揉み合いとなった。
週明けの為替相場は、先週末の終値とほぼ同レベルでスタートした後は、ドル円は続落して再度101円台後半での膠着となり、ユーロドルは小幅上昇して1.36台に乗せた。
直近の為替相場は、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑などが主な焦点。
本日は特に、直近で為替相場の主な変動要因となっている主要な株式市場及び米国の長期金利の動向と明日に[FOMC議事録公表(6月17日・18日開催分)]を控えての米国の金融政策への思惑に注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・16時15分:ス)消費者物価指数
・16時15分:ス)小売売上高
→発表でのスイスフランへの影響は大きめ
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
→発表でのポンドへの影響は大きめ
・26時00分:米)3年債入札
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→米国の経済指標は注目度の高い米国の経済指標の発表はないが、米国の3年債の入札が行われる。
直近で為替相場の主な変動要因となっている米国の株式市場と米国の長期金利の動向は引き続き重要。
その他、明日に[FOMC議事録公表(6月17日・18日開催分)]を控えての米国の金融政策への思惑にも注目したい。
■7月7日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼中国の景気動向への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼イラク情勢
▼ウクライナ情勢
▼今週(7/7~)に→英国の金融政策発表や米国の議事録公表が予定
▼来週(7/14~)に→日本、南アフリカ、カナダの金融政策発表や日本の議事録公表が予定
▼[欧)ECB金融政策結果発表&ドラギECB総裁の記者会見]明けでの影響
▼[米)雇用統計]発表明けでの影響
▼米国が独立記念日絡みの連休明け
▼9日(水)にFOMC議事録が公表(6月17日・18日開催分)
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(8日・3年債、9日・10年債、10日・30年債)
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7月8日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(8日・3年債、9日・10年債、10日・30年債) ・米国の主要企業の決算発表→アルコア、その他 ・明日に[FOMC議事録公表(6月17日・18日開催分)]を控える ・明日から[米中戦略経済対話(9日・10日開催)]を控える |
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08:50 | 日)経常収支(国際収支) | △ | +4175億 | +1874億 | ||||||||||
日)貿易収支(国際収支) | △ | -8225億 | -7804億 | |||||||||||
10:30 | 豪)NAB企業信頼感指数 | △ | - | +7 | ||||||||||
↑・NAB企業景況感指数 | - | -1 | ||||||||||||
13:30 | 日)企業倒産件数 | × | - | -20.19% | ||||||||||
14:00 |
日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行判断DI] |
× | 48.9 | 45.1 | ||||||||||
54.5 | 53.8 | |||||||||||||
15:00 | 独)貿易収支 | △ | +162億 | +174億 | ||||||||||
独)経常収支 | △ | +145億 | +184億 | |||||||||||
16:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | +0.3% | ||||||||||
+0.2% | +0.2% | |||||||||||||
ス)小売売上高 | ○ | - | +0.4% | |||||||||||
17:30 |
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | +0.3% | +0.4% | ||||||||||
+3.2% | +3.0% | |||||||||||||
↑・製造業生産高 [前月比/前年比] |
○ | +0.4% | +0.4% | |||||||||||
+5.6% | +4.4% | |||||||||||||
23:00 | 英)NIESRGDP予想 | △ | - | +0.9% | ||||||||||
26:00 | 米)3年債入札 | BB | 270億ドル | |||||||||||
26:45 | 米)コチャラコタ:ミネアポリス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
28:00 | 米)消費者信用残高 | C | +200.00億 | +268.47億 | ||||||||||
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羊飼いの都合により、7月7日~7月16日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、7月7日~7月16日の戦略コメントはお休み
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