本日の為替相場の焦点は、『日銀の追加金融緩和決定での影響』と『ドルの方向性』、そして『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)貿易収支
・24時00分:米)製造業受注指数
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)貿易収支
・09時30分:豪)小売売上高
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
・18時30分:英)建設業PMI
・22時30分:加)貿易収支
・24時30分:加)ポロズBOC総裁の発言
・翌6時30分:NZ)第3四半期失業率&就業者数
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・東京市場が休場明け
・月初め要因(11月の月初め2日目の営業日)
・米中間選挙
・欧州の大手金融機関の決算発表→サンタデール銀行、その他
・米国の主要企業の決算発表→オフィス・デポ、その他
・日銀の追加金融緩和決定での影響
・ドルの方向性
・米国の国債市場と長期金利の動向(米国の長期金利の動向がドルの方向性に影響を与えやすい)
・主要な株式市場の動向(株式市場の動向が金融市場のリスク許容度やドルの方向性に影響を与えやすい)
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・日本の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・中国の景気動向への思惑
・金や原油などの商品市場の動向
などの要因が重要。
★★★
本日は、東京市場が休場明けで、[豪)RBA政策金利&声明発表]や米中間選挙が行われる。
米国の経済指標は、[米)貿易収支]がメインで、[米)製造業受注指数]も発表される。
経済指標以外では、複数の米国の主要企業の決算発表が行われる。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先々週から相次いでいる米国の大手金融機関や主要企業の決算発表は米国の株式市場への影響力が大きい。
先週の為替相場は、週初はドル売りが優勢となって、ドル円は軟調気味に108円ちょうどを挟んで上下し&ユーロドルは上昇して1.27台に乗せていたが、 29日のFOMC結果発表を受けてドル買いが加速し、ドル円は一時109円半ばまで上昇し&ユーロドルは1.26割れまで下落した。そして、週末に行われ た日銀金融政策結果発表においてサプライズ的に追加金融緩和が決定された事で、為替相場は大きく円売り・ドル買い方向に加速。ドル円は一時112円台半ば まで上昇&クロス円は軒並み暴騰&ユーロドルは一時1.25割れまで下落した。その後、多少の戻しはあったものの、ドル円及びクロス円は高値圏のまま& ユーロドルは安値圏のままで引けた。
週明けの為替相場は、ドル円及びクロス円が円安方向に大きく窓を空けてスタート。その後、欧州市場とNY市場で円売り・ドル買いが更に加速して、ドル円及 びクロス円は軒並み大幅上昇。ドル円は一時114円乗せ&ユーロドルは一時1.24半ばを割り込んだが、その後イッテコイとなって1.250ちょうどを挟 んでの上下となった。
直近の為替相場は、日銀の追加金融緩和決定での影響、ドルの方向性、米国の国債市場と長期金利の動向(米国の長期金利の動向がドルの方向性に影響を与えやすい)、主要な株式市場の動向(株式市場の動向が金融市場のリスク許容度やドルの方向性に影響を与えやすい)、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑、金融市場のリスク許容度などが主な焦点。
本日は、日銀の追加金融緩和決定での影響とドルの方向性、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向に注視しながら、先週末から加速している為替相場の流れを見極めたい。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や米中間選挙での影響も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)貿易収支
・09時30分:豪)小売売上高
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きい
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
→内容にサプライズがなくても、今後の金融政策への思惑で、豪ドルが動き出すキッカケになりやすい
・18時30分:英)建設業PMI
→発表での英ポンドへの影響はまずまず
・22時30分:加)貿易収支
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
・22時30分:米)貿易収支
・24時00分:米)製造業受注指数
→米国の経済指標は、[米)貿易収支]がメインで、[米)製造業受注指数]も発表される。
経済指標以外では、複数の米国の主要企業の決算発表が行われる。
本日は、日銀の追加金融緩和決定での影響とドルの方向性、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向に注視しながら、先週末から加速している為替相場の流れを見極めたい。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や米中間選挙での影響も重要となる。
・24時30分:加)ポロズBOC総裁の発言
→言及次第だが、今後の金融政策への言及があれば大きく動き出すキッカケになりやすい
・翌6時30分:NZ)第3四半期失業率&就業者数
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい
■11月3日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼日銀の追加金融緩和決定での影響
▼ドルの方向性
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼金融市場のリスク許容度(米国の株式市場の動向が主因、リスク選好orリスク回避)
▼欧州の金融政策への思惑
▼米国の金融政策への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼中国の景気動向への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向
▼エボラ出血熱懸念
▼地政学リスク(シリア・イラク情勢・対イスラム国、ウクライナ情勢、パレスチナ情勢)
▼今週(11/3~)に→オーストラリア、英国、ユーロ圏の金融政策発表と日本の議事録公表が予定(議事録公表はなし)
▼来週(11/10~)に→主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼[米)FOMC結果発表]明け
▼[日)日銀金融政策決定会合結果発表]明け
▼11月4日(火)に[米中間選挙]が控える
▼11月6日(木)に[ECB金融政策結果発表]を控える
▼11月7日(金)に[米)雇用統計]の発表を控える
▼欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ時期
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ時期
▼11月の月初め要因
【ヒロセ通商】通常5000円+乗り換え2000円に加えて、ザイFX!限定4000円!
11月4日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
|||||||||||
・東京市場が休場明け ・11月の月初め2日目の営業日 ・米中間選挙 ・欧州の大手金融機関の決算発表→サンタデール銀行、その他 ・米国の主要企業の決算発表→オフィス・デポ、その他 |
||||||||||||||
09:30 | 豪)貿易収支 | ◎ | -18.50億 | -7.87億 | ||||||||||
豪)小売売上高 | ◎ | +0.3% | +0.1% | |||||||||||
12:30 | 豪)RBA政策金利&声明発表 | ◎ | 2.50% 据え置き |
2.50% 据え置き |
||||||||||
18:30 | 英)建設業PMI | ○ | 63.5 | 64.2 | ||||||||||
19:00 |
欧)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | ±0.0% | -0.1% | ||||||||||
-1.5% | -1.4% | |||||||||||||
22:30 | 加)貿易収支 | ○ | -3.0億 | -6.1億 | ||||||||||
米)貿易収支 | AA | -402億 | -401億 | |||||||||||
24:00 | 米)製造業受注指数 | B | -0.6% | -10.1% | ||||||||||
米)IBD/TIPP景気楽観指数 | C | 46.5 | 45.2 | |||||||||||
24:30 | 加)ポロズBOC総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
翌 06:45 |
NZ)第3四半期失業率 | ◎ | 5.5% | 5.6% | ||||||||||
↑・就業者数 [前期比/前年比] |
+0.6% | +0.4% | ||||||||||||
+3.0% | +3.7% | |||||||||||||
翌 07:30 |
豪)AIGサービス業指数 | × | - | 45.4 | ||||||||||
|
羊飼いの都合により、11月3日~11月6日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、11月3日~11月6日の戦略コメントはお休み
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)