昨日は週明け。週末に中国の景況指数が悪かったのと、イスラム国の問題で緊張を強いられたことで、やはりリスクオフで始まった。ドル円は朝のテレビで最初に見た時には116円台に突入していた。先週末の終値が117円台のミドルだったので、およそ50ポイントほども飛んで始まったことになる。そして安値が117.30だったので、マド開きにもなる。
このまま2月相場はマド埋めならずで、下攻め。いよいよ115円台も視野に入るかと思っていたら、同じテレビで為替の専門家が本日の予想を「116.90~117.90」と出していた。もう下限に迫っている。普通ならば無難に現在の為替レートの前後50ポイントほどを出しておくものだ。要するに何の予想にもなっていなくて、役に立たない。
しかしこの予想は当たればすごいな、と感心していると、現実はその通りになった。リスクを取った予想で、素晴らしい。でもうがった考えをすれば、先週末にすでに予想なるものができていて、単に117円台ミドルから両端に拡げただけなのかもしれない。まあ、ここは良いほうに考えることにしよう(笑)。
そういうわけで週明けの早朝セッションでの116円台。これを見た後は、さらに突っ込むのか、それとも売り一巡、材料出尽くしということで反発となるか。とにかくふたつにひとつである。ここにマーケットの関心が集まったのは言うまでもない。これをトレードで体現するのは困難ではない。
朝の8時台ではすでに117円台に戻してしまっていたが、この117円台の浅いところを買ってロングにする。このまま反発ならば、それでよし。仮に夜に入ってでも、もう一度、下攻めするならば116.85あたりでド転ショートにするのだ。ロングのコストはそう悪くないため、ストップ注文がついても、さしたる痛手にはならない。上サイドと下サイドを同時に試せるポジショニングだ。
私が画面に向かったときは、すでに116円台を脱していたので、117.06でロングにした。後は116.85で損切りとショートメークのド転ストップをセットして待つだけ。午前中は病院での定期検査を受けてこなければいけなかったので、そのままにしておいた。お昼に戻ると、なんとご丁寧に117円台の後半までやっている。私が目撃した時には117.70を割りそうなステージだったので、そこで即座に売ってクローズした。
たぶん画面のまで張り付いていたら、もっと早い段階で利食い売りしてしまっていたのではないかと思う。まあ、見るから余計なことをするということもあるし、その逆もある。でも月初からラッキーだった。嫌なバリウム飲んだご褒美ということにしておこう。
今日はドル円が117円台の後半から始まったのに、ライチタイムからは重さが加わり、116円台まで差し込んで、安値安定。前日とは反対の展開である。こなってくると、今度はショート攻めしたくなるのだが、売るのは116.85を下回ってからにしようと思う。それまでは押し目買いでスケベロングで攻めても、何回かは回転売買が効くかもしれない。たいして利益を取れなくても、、、。
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