本日の為替相場の焦点は、『今週に入って強まっているドル買い戻しの流れの行方』と『[米)FOMC議事録公表(3月17日・18日開催分)]』、そして『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・26時00分:米)10年債入札
・27時00分:米)FOMC議事録公表(3月17日・18日開催分)
に注目が集まる。
米国以外では、
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・15時00分:独)製造業受注
・15時30分:日)黒田日銀総裁の記者会見
・16時15分:ス)消費者物価指数
・18時00分:欧)小売売上高
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(7日・3年債、8日・10年債、9日・30年債)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)
・ギリシャ問題
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言
・日本の金融政策への思惑
などの要因が重要。
★★★
本日は、[日)BOJ政策金利&声明発表&黒田日銀総裁の記者会見]と[米)FOMC議事録公表(3月17日・18日開催分)]が行われる。
注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
経済指標以外のイベントでは、[米)10年債入札]と[米)FOMC議事録公表(3月17日・18日開催分)]が予定されている。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の中長期国債の入札は米国の長期金利に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、週末に行われた米国の雇用統計の発表を受けて、その悪い内容でドル売りが加速。ドル円は、大きく下落して一時118.7レベルまで下 落。そこから少し戻されるも、上値は重く119円を割り込んだまま引けた。ユーロドルは、大きく上昇して一時1.10乗せ。そこから少し戻されるも、下値 は堅く1.09後半で揉み合って引けた。
今週の為替相場は、ドル売り方向に窓を空けてスタートしたが、その後にドルの買い戻しが優勢となった。ドル円は大きく上昇して一時120.5直前まで上昇し、ユーロドルは大きく下落して一時1.080割れ間近まで下落した。
直近の為替相場は、米国の国債市場と長期金利の動向、主要な株式市場の動向、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑、原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)、ギリシャ問題などが主な焦点。
本日の為替相場は、今週に入って強まっているドル買い戻しの流れの行方に最大限注意しながら、直近で大きな変動要因となっている米国の長期金利及び主要な株式市場の動向、米国の金融政策への思惑などと共にその行方を見極めたい。
特に、本日行われる[日)BOJ政策金利&声明発表&黒田日銀総裁の記者会見]や[米)FOMC議事録公表(3月17日・18日開催分)]での影響が重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・15時30分:日)黒田日銀総裁の記者会見
→注目度はそれなりにあると思われるが、反応は未知数
・15時00分:独)製造業受注
→未知数
・16時15分:ス)消費者物価指数
→発表でのスイスフランへの影響はそれなり
・18時00分:欧)小売売上高
→発表でのユーロへの影響はそれなり
・26時00分:米)10年債入札
・27時00分:米)FOMC議事録公表(3月17日・18日開催分)
→今週に入って強まっているドル買い戻しの流れの行方が重要
これが[米)FOMC議事録公表]を受けてどうなるか
昨日に結局小幅マイナスで終わったNYダウや米国の長期金利の動向と合わせて注視したい
■4月6日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドルの方向性
▼ユーロの方向性
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼金融当局者や要人による発言
▼ギリシャ問題
▼日本の金融政策への思惑
▼中国の景気動向への思惑
▼今週(4/6~)に→オーストラリア、日本、英国の金融政策発表と米国の議事録公表が予定
▼来週(4/13~)に→ユーロ圏、カナダの金融政策発表と日本の議事録公表が予定
▼[米)雇用統計]の発表明け
▼イースター休暇
▼8日に[日)BOJ政策金利&声明発表&黒田日銀総裁の記者会見]
▼8日に[米)FOMC議事録公表(3月17日・18日開催分)]
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(7日・3年債、8日・10年債、9日・30年債)
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4月8日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ( |
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08:50 | 日)経常収支(国際収支) | △ | +11960億 | +614億 | ||||||||||
日)貿易収支(国際収支) | △ | -2399億 | -8642億 | |||||||||||
正午 過ぎ |
日)BOJ政策金利&声明発表 | ◎ | - | - | ||||||||||
14:00 |
日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行判断DI] |
× | 50.5 | 50.1 | ||||||||||
53.5 | 53.2 | |||||||||||||
15:00 |
独)製造業受注 [前月比/前年比] |
○ | +1.5% | -3.9% | ||||||||||
+0.5% | -0.1% | |||||||||||||
15:30 | 日)黒田日銀総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
16:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | -0.3% | ||||||||||
-1.1% | -0.8% | |||||||||||||
18:00 |
欧)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | -0.2% | +1.1% | ||||||||||
+2.8% | +3.7% | |||||||||||||
22:30 | 米)ダドリーNY連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | B | - | +476.6万 | ||||||||||
26:00 | 米)10年債入札 | BB | 210億ドル | |||||||||||
27:00 | 米)FOMC議事録公表(3月17日・18日開催分) | SS | - | - | ||||||||||
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羊飼いの体調不良により、4月6日~4月8日の更新をお休み
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