新年、明けましておめでとうございます。
本年のみなさまのご多幸とご健康を、心よりお祈り申し上げます!
さて昨年の最終取引日は木曜日の31日であった。アジア時間、欧州時間と、為替相場は小動きが続いた。しかし前日からのリスクオフの流れが続いており、その上、アメリカの経済指標で悪いものが並んだため、マーケットはいっそうのリスク回避を強いられた。
米国株は大きく値下がりし、リスク回避で反応しやすいクロス円が一方的に値を下げた。ドル円は120円割れこそ免れたものの、ユーロ円やポンド円はとても安い。そのあおりでポンドドルは1.47台で月の安値圏で引けてしまった。
今年は東京市場が世界の始まりである。通常ならば2日から取引が始まるのだが、カレンダーの関係でそうなった。アジア時間は動きが乏しそうだと思われ、また相変わらず東京勢のリスクテークで向かう姿勢で東京市場は終わり、ようやく海外市場で中東情勢の悪化や、年末のリスク回避が続くかどうかなどが試されると思っていた。
確かに日本株も上昇してスタートし、ドル円も120.30台まで戻した。しかし今日ばかりは様子が違った。ランチタイムを前に失速。ドル円は120円台を死守できずに、119円台にダイブし、その後も安値模索を続けている。ドル円は10月中旬以来のレベルである。海外市場の動向がますます注目される。
日本時間 14時30分
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