金曜日はアジア時間でドル円が106円台まで上昇してきた。そして高値は106.31までだった。中国のGDPが発表され、その結果が予想をほんの少しだけ上回ったのがきっかけである。それまでドル円を買いたくて買いたくて仕方のなかった人々の買いを誘いだした形となった。すぐに105円台に押し返されたりもしたが、依然として子巣は強い。
海外市場でもドル円は106円台に乗せてきたり、そこから利食い売りに押されたりと、総じて堅調な足取り。しかしニューヨーククローズ間近になって、トルコで軍事クーデターが起こった。しかしバングラディッシュの日本人も犠牲になったテロの時もそうであったが、不思議と大騒動は金曜日のニューヨーククローズの後に起こる。
だからマーケットには完全に織り込まれていないのだ。そして土日と過ごすうちに問題視する必要はないと慰めて、週明けの朝からはまたムシャムシャと買いから入ることになったりする。
本日のドル円は105円台にジャンプアップしてスタートし、あと一歩で106円台という勢いだったが東京勢は不在。そのまま失速ししたら、105円台ミドルで動きがなくなった。トルコのクーデターは想像はされていたことだが、その結果がまだ見えてこない。連休中でも為替相場は要ウオッチである。
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