本日の為替相場の焦点は、『[米)雇用統計]発表後の円売り・ドル買いの流れ』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『米国の金融政策への思惑』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用【速報値】
・26時00分:米)3年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
・17時30分:英)貿易収支
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・米国の主要企業の決算発表(ウォルト・ディズニー、コーチ、その他)
・11日(木)に[NZ)RBNZ金融政策発表]を控える
・主要な株式市場
・米国の国債市場と長期金利
・原油と金を中心とした商品市場
・米国の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・日本の金融政策
・英国のEU離脱
・欧州の金融政策
・金融市場のリスク許容度
・日本の為替介入
などが重要。
★★★
本日の米国の経済指標は、[米)第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用【速報値】]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)3年債入札]や複数の米国の主要企業の決算発表が予定されている。
先週の為替相場は、週前半は前の週に強まった円買い・ドル売りの流れが優勢となって、ドル円は一時100円半ばまで下落し&ユーロドルは一時1.12前半 まで上昇した。しかし、週半ばからはドルの買い戻しが優勢となって、ドル円は底堅く推移し&ユーロドルはジリジリと下落した。その後、週末に米国の雇用統 計の良い結果を受けてドル買い・円売り方向に反応し、ドル円は上昇して101円後半&ユーロドルは下落して1.10後半で引けている。
週明けの為替相場は、先週末の終値よりも多少の円売りヨリでスタートした後は、円売り&ドル買いの流れが優勢となってドル円は上値を試して大きく上昇し&ユーロドルはジリジリと下落している。
本日は、[米)雇用統計]発表後の円売り・ドル買いの流れと主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や米国の金融政策への思惑にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
→以前は金融市場に大きな影響を与えた中国の経済指標も、ここ最近は注目度も影響力も低下している。多少反応するとは思うが、その反応は限定的か
・17時30分:英)貿易収支
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
→発表での英ポンドへの影響は大きなモノになりやすい
・21時30分:米)第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用【速報値】
・26時00分:米)3年債入札
→[米)雇用統計]発表後の円売り・ドル買いの流れと主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要
注目度の高い米国の経済指標の発表での反応は未知数
先週末に発表された[米)雇用統計]の内容が良かった事で米国の金融政策への思惑が高まっており、米国債の入札でドルは敏感に反応しそうな雰囲気
■8月8日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼[米)雇用統計]の発表明け
▼今週(8/8~)にニュージーランドの金融政策発表が予定
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ
▼来週(8/15~)にオーストラリア、ユーロ圏、米国の議事録公表が予定
▼主要な株式市場
▼米国の国債市場と長期金利
▼原油や金を中心とした商品市場
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の金融政策
▼日本の金融政策
▼欧州の金融政策
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱
▼日本の為替介入
▼欧州系銀行の経営不安
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8月9日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・シンガポールと南アフリカが祝日で休場 ・米国の主要企業の決算発表(ウォルト・ディズニー、コーチ、その他) ・11日(木)に[NZ)RBNZ金融政策発表]を控える |
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10:30 | 中)消費者物価指数 | ○ | +1.8% | +1.9% | ||||||||||
中)生産者物価指数 | ○ | -2.0% | -2.6% | |||||||||||
豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | +12 | |||||||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | +6 | ||||||||||||
14:45 | ス)失業率 | × | 3.1% | 3.1% | ||||||||||
15:00 | 独)貿易収支 | × | +230億 | +210億 | ||||||||||
17:30 | 英)貿易収支 | ○ | -100.75億 | -98.79億 | ||||||||||
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | -0.5% | |||||||||||
+1.6% | +1.4% | |||||||||||||
↑・製造業生産高 [前月比/前年比] |
○ | -0.2% | -0.5% | |||||||||||
+1.3% | +1.7% | |||||||||||||
19:00 | 米)NFIB中小企業楽観指数 | C | 94.5 | 94.5 | ||||||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 | △ | 19.10万件 | 21.83万件 | ||||||||||
21:30 | 米)第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】 | A | +0.4% | -0.6% | ||||||||||
↑・単位労働費用【速報値】 | +1.8% | +4.5% | ||||||||||||
23:00 | 英)NIESRGDP予想 | × | +0.4% | +0.6% | ||||||||||
米)卸売在庫 | C | ±0.0% | +0.1% (±0.0%) |
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米)IBD/TIPP景気楽観指数 | C | 47.3 | 45.5 | |||||||||||
26:00 | 米)3年債入札 | A | 240億ドル | |||||||||||
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戻り目でのショートを回転 [※9日18時時点での想定※NYクローズまでの想定範囲を101円後半~103円前半と設定。戻り目・102円半ば~102円後半で垂れたところをショート→利益確定は101円後半~102円半ば→それを回転させる事で利益を積み重ねる。ただし、NYダウが前日比で100ドル以上のプラスになった場合は中止とする]
様子見
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