ドル円は依然として103.50から104.50までのレンジをキープしている。上がったり下がったりはしているが、なんとかその間での値動きに終始している。当面はこのボックス圏での動きと信じて、上限近くでは売り、下限近くでは買いのスタンスを維持するしかないようだ。
金曜日はアジア時間ではドル円は104円台の前半。104.20あたりまで上がったが、私は104.08で早々に売ってみた。ナンピン売りも考慮して、あまりたくさん売っていない。104.30あたりでもう一撃、売りたいからだ。むろん104.55では全部買い戻すつもりでいる。それだけどこで上げ止まるのか、わからない不明瞭な相場が続いているからだ。
すると東京時間の午後には103円台に軟化した。うまい具合に103.80で買い戻すことが出来た。この狭いレンジの中で30ポイントくらい取れたのは喜ばしい限りである。次はロング転の場所を探らないといけない。利食いと同時にロング転しても良かったのだが、ちょっと慎重になった。
しかし欧州時間になっても一向に押し込まなかった。仕方がないので103.77で買ってロングしたが、これとてもここで止まるという自信はない。しかし一回回っているだけに、ナンピンはしない。つまり通常のサイズのポジションで勝負している。損切りは103.45で設定。
ニューヨーク序盤でドル円は103.55あたりまでゆるんだ。損切りがついてしまうかなと一瞬は覚悟した。ストップ注文は置いてあるので、じたばたしても仕方がない。GEの決算発表がされたが、今年の利益見通しを下方修正したようだ。それがマーケット若干、ブルーにしているようだ。米国株も下がってスタートしたので完全にリスクオフ。
私はストップ中をそのままにして寝てしまったが、夜中には104円台まで巻き返したようである。しかし103.80あたりでニューヨーククローズを迎えた。レンジ相場が継続している。
例年ささやかれる10月崩れの相場展開はないようだ。目先はリスクオンの流れになっている。今週は月末ウィークである。経済イベントが少なく、見るべきものは週の後半のアメリカのGDPくらいである。
日本時間 15時30分
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